接客業の正社員はきつい?
「人を喜ばせるのが好き」「お客様の笑顔がやりがい」という気持ちで接客業の正社員になったものの、働いているうちにきついと感じるようになってきたという方もいるはずです。
学生時代のアルバイト経験をいかして、新卒で正社員になった人のなかには、アルバイト時代とは異なる様子に、戸惑いを感じているということもあるかもしれません。
華やかな印象のある接客業。実際に働いてみて、理想と現実のギャップについていけないということもあるでしょう。
接客業は特に、きついと言われることの多い仕事でもあります。
正社員になっても、続けられるのか……と不安を感じることも多いかもしれません。
接客業の正社員がきついと感じる理由や、きついと感じた場合の対処方法について紹介します。
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接客業の正社員がきついと感じるのはなぜ?
どんな仕事にもきつい面はあるものです。接客業で正社員として働く場合は、どのような面にきつさを感じるのでしょうか。接客業の正社員がきついと感じるのはなぜか紹介します。
業務量が多いから
接客業の仕事のメインは、お客様対応。業務時間中の大半を、接客に費やします。
しかし、正社員として働く場合は、接客だけしていれば良いということはありません。
お客様からの問い合わせに対応したり、売上を管理したり、シフト作成をするのも、業務に含まれています。
接客業で正社員として働く場合は、デスクワークも発生することも少なくありません。
接客で疲れているのに、事務作業までしなければならないとなると、業務量は当然多くなります。
あれもこれもとマルチに業務をこなさなければならないとなると、業務量の多さにきついと感じることはあるでしょう。
休みが少ないから
接客業は他業種に比べると休みが少ない傾向にあります。
さらに、土日は仕事になることが多く、大型連休にもなると大忙しです。
接客業の正社員の場合、アルバイトスタッフの休みを優先したり、繁忙期は希望通りに休むことができなかったりすることも。
休みが少ないうえに、休みがとりにくいということが重なれば、ストレスを感じることもあるでしょう。
休みが少ないために連勤が続き、体力がもたない……と思うことも。
心身の疲れが積み重なることで、休みが少なくてきついと感じることもあるでしょう。
給料が低いから
接客業の給料は、低いと言われることが多くあります。
正社員として多くの業務をこなしていると、割に合わないと感じて給料の低さが気になることもあるでしょう。
給料が仕事のモチベーションになることは当然です。
頑張っても給料は安いしと考えたり、同年代の友人と比較してがっかりしたり、評価につながらないことで、やる気を失うこともあるでしょう。
仕事がきついだけでなく、生活がきついと感じることもあるかもしれません。
精神的な負担が大きいから
接客業がきついと言われる理由の1つにあげられる、お客様からのクレーム。
正社員になると、アルバイトスタッフに代わって表に立つことも少なくありません。
正社員だからと言って、クレーム対応を得意としていることはありませんし、精神的なダメージは受けるものです。
また、接客業であっても、売上や販売数を競うようなことは少なくありません。
数字に追われたり、上司から指摘を受けたりすることが負担で、きついと感じることもあるでしょう。
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接客業の正社員がきついと感じたら?
きついと感じながら仕事を続けるのは、難しいものです。接客業の正社員がきついと感じたら、どのように対処するのが良いのでしょうか。
何がきついのかを考える
まずは、何にきついと感じているのかを考える必要があります。
接客業がきついのか、正社員がきついのか、それとも職場の環境のせいなのか。
きついと感じる部分が理解できないと、対策を考えるのは難しいものです。
雇用形態を変える
接客業であることと、正社員であることを分けて考えることも必要でしょう。
正社員ならではの仕事がきついのであれば、雇用形態を変えるという選択肢も。
給料が下がったり、福利厚生が不十分であったり、生活面をよく考える必要はありますが、接客業は続けたい!この会社は辞めたくない!という思いがある場合は、検討の余地はありそうです。
転職を検討する
接客が好きだったり、人間関係が良好であったりすると、転職をためらうことはあるかもしれません。
しかし、きついと感じる部分があるのは事実。
我慢しながら、正社員として長く働き続けられるかという視点を持つことも大切です。
経験をいかして、他企業や他業界に挑戦するのも良いでしょう。
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きついと言われることも多い接客業。
しかし、お客様から感謝の言葉がもらえたり、笑顔が見られたりすると、きつさも吹き飛んでしまうほどの魅力を感じることもあるものです。
接客業で正社員を続けたいという場合は、経験をいかして転職をするのも良い選択。
ホテルや旅館の仕事に興味のある方は「おもてなしHR」にご相談くださいね。