夜勤明けがしんどい!
人が寝ている時間に働く夜勤。割増賃金がつくため、高い給料を得られることは魅力ですが、体に大きな負担がかかります。
夜勤で働く人の中には、夜勤明けのしんどさに悩む人もいるでしょう。この記事は、夜勤明けがしんどい理由や、夜勤明けのしんどさを軽減するための工夫、しんどい時の対処方法について解説します。
ぜひ、参考にしてくださいね。
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夜勤明けがしんどい理由
夜勤明けにしんどさを感じるのはどうしてなのでしょうか。代表的な理由を見ていきましょう。
生活リズムが乱れる
人間は、夜に眠って昼間に活動する生き物です。夜は寝るようにできている体で、夜勤をこなすのは、大変なこと。勤務中に眠くなったり、日勤のときも夜に寝付けなくなってしまったりしがちです。
また、夜勤明けに思う存分寝たいと思っても、スーパーマーケットや銀行、病院などが空いているのは昼間です。雑用を片付けるために、貴重な睡眠時間を削ることになって、疲れがたまる一方かもしれません。
周囲の生活リズムに合わない
夜勤明けは体のしんどさだけでなく、心のしんどさを感じることもあります。世の中にはさまざまなスタイルの働き方がありますが、昼間働いて、夜に休む人の方が圧倒的に多いでしょう。
家族や恋人、友人といった周囲の人々と生活リズムが合わないため、一緒に過ごす時間を確保できないことがストレスになりがちです。夜勤が原因で、関係性にヒビが入ることも。
寝ているだけで休日が終わる
夜勤で生活リズムが乱れていると、普通の時間に寝起きできなくなりがちです。「休日は朝からどこかに出かけたい!」と言う気持ちがあっても、寝ているだけで1日が終わってしまうこともあるでしょう。
行きたいところに行けず、やりたいこともできず「何のために働いているのだろうか……」といった疑問がわいてくることも。
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夜勤明けのしんどさを軽減する工夫3選
心も体もしんどくなりがちな夜勤明け。しかし、工夫することでしんどさを軽減できる可能性があります。どのような工夫ができるのか、詳しく見ていきましょう。
なるべく暗いうちに仮眠を取る
夜勤明けに、ダラダラと起きていることは控えましょう。日光を浴びると刺激になって目がさえるため、なるべく日がのぼらないうちに帰宅することがおすすめ。日の出が早い季節には、サングラスや日傘で日光を避けると良いと言われています。
また、夜勤明けだからといって何時間も寝てしまうと、本来寝るべき夜の時間帯に眠れなくなってしまいます。翌日以降のシフトに左右される部分もありますが、3時間程度の仮眠にとどめましょう。
お風呂に浸かる
夜勤でこわばった体を労わるには、お風呂に浸かることがおすすめです。入浴には血行が促進されたり、筋肉の疲労がほぐれたりすることが期待できます。また、リラックス効果もあるとされているため、心のしんどさも軽減できるのではないでしょうか。
つい、シャワーで済ませたくなるかもしれませんが、疲れている時ほど入浴した方が良いでしょう。
食事のメニューに注意する
仕事のあとはお腹が空くものです。ハードな夜勤を終えた後は、好きなものを食べたくなるかもしれません。しかし、体を労わるためには食べ物にも注意が必要です。
スパイスの効いた食べ物や、味の濃い食べ物は刺激が強いため、寝つきが悪くなるおそれがあります。また、こってり系のメニューは胃腸に負担がかかるため、疲労回復の妨げになることも。
夜勤がしんどくて限界を感じたら
しんどさを軽減する工夫をこらしてもつらい時や、体力の限界を感じた時などは、働き方を見直す必要があるかもしれません。夜勤がない仕事への転職も、ひとつの選択肢ではないでしょうか。
夜勤のイメージが強い職業といえばホテルや旅館ですが、条件を絞って探せば、夜勤なしの求人も出ています。夜勤の有無など、働き方の希望がある方は、おもてなしHRにお聞かせください。