高卒の方必見!就職面接で内定を勝ち取ろう
高卒の方の中には、これから初めて就職面接を受ける学生さんもいれば、転職を検討している社会人の方もいますよね。
いずれにしても、まずは採用担当者がチェックする「面接のポイント」を確認しておきましょう。
【面接のチェックポイント】
- 挨拶
- 表情
- 身だしなみ(服装・髪型など)
- ビジネスマナー
- 入社意欲
- 質問に対する答え方
上記の項目は、面接の基礎でもあります。
明るい挨拶・表情や清潔感のある身だしなみ、丁寧さを感じられるマナーなど、ビジネスの場に出ても恥ずかしくない姿勢で臨むことが前提です。
特に、面接を通して見られる「準備力」は大事にしましょう。
志望動機が薄い、質問に対する回答になっていないなど明らかに面接対策をしてきていない様子が見受けられると、採用担当者はマイナスなイメージを抱えてしまいます。
つまり、安心して業務を任せられないと感じてしまうのです。
対策から面接は始まっているという意識で取り組むと、良い結果を得られるかもしれません。
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高卒の就職面接:ビジネスマナー
高卒や大卒などという学歴にかかわらず、就職面接では身だしなみや立ち居振る舞いなどのマナーが重要です。
この項目では、身だしなみ・入退室・言葉遣いのマナーを紹介しますので、参考にしてくださいね。
身だしなみ
面接は第一印象が特に大切です。
- 服装
- 髪型/髪色
- メイク
がビジネスの場にふさわしいかどうか、チェックしましょう。
例えば、服装はスーツで髪は黒髪、メイクはナチュラルが無難です。爪も長すぎず、汚れがないように整えます。
華美な格好は避け、フォーマルな装いで臨んでください。
▼面接で好印象!ホテルマンの身だしなみを参考にしよう
入退室のマナー
対面で就職面接を受けるとき、入室・退室をどのようにおこなえば良いか、気になる方は多いですよね。
入退室の流れを確認していきましょう。
【入室】
(1)コンコンコンとドアを3回軽くノックする。
(2)返答がきたらドアを開けて入室する。入室後、ドアのほうに体を向けてドアを閉める(後ろ手で閉めるのはNG)。
(3)ドアを閉めた後、面接官に向かって一度お辞儀する。
(4)椅子の横まで歩き、姿勢を正して立つ。
(5)学生さんであれば「学校名とお名前をお願いします」と言われます。答えてから「よろしくお願いします」と言って一礼しましょう。
社会人の方は「お座りください」と先に言われることが多いかもしれません。
(6)面接官から「どうぞ」と言われたら「失礼します」と浅めにお辞儀して座ります。バッグは、椅子の横に置くか、椅子の脚に立てかけるように置きましょう。
【退室】
(1)面接終了後、座ったまま面接官にお礼を伝えてお辞儀します。
(2)椅子から立ち上がったら、椅子の横に立ち、もう一度「ありがとうございました」とお辞儀しましょう。
(3)ドアの手前まで移動し、姿勢を正して面接官に向き直ります。向き合った状態で「失礼します」と述べて退出しましょう。
このとき、できるだけ面接官に背中を見せないようにするとGOODです。
家に帰るまでが面接です。
気を抜かないように努めてくださいね。
言葉遣い
敬語は正しく使えていますか?
タメ口はもちろん、「お読みになられる(正:お読みになる)」「拝見いたします(正:拝見します)」などの二重敬語もNGです。
無理に難しい言葉を使わなくても構いません。シンプルな言葉が一番伝わりやすいです。
丁寧できれいな言葉遣いは、相手に好印象を与えます。就職面接を機に、言葉遣いを正しましょう。
▼ビジネスマナーに則した言葉遣いとは?詳しくはこちら!
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高卒の就職面接:質問されること
高卒の就職面接ではどのような質問をされるのでしょうか。
このとき、学生と社会人では聞かれることが異なります。
それぞれの場合において、よく聞かれる質問を紹介しますので、あらかじめ質問に対する回答を用意しておいてください。
<学生>
- 志望動機
- 自己PRまたは長所/短所
- 出席日数
- 入社後の希望職種や抱負
- 会社見学で感じたこと
- 就職の道を選んだ理由
- 得意/苦手な教科
- 最近の気になるニュース
- 高校生活で印象に残っていること/努力したこと
- 逆質問
<社会人>
- 志望動機
- 自己PRまたは長所/短所
- 職歴
- 転職/退職理由
- 仕事の軸(働く上で大事にしていること)
- キャリアビジョン
- 希望年収
- 入社可能日
- 応募している企業数
- 逆質問
就職面接の最後には、必ず逆質問を受ける時間があります。
逆質問に答えないと「意欲がない」と見られてしまうおそれがあるため、事前に2〜3つ用意しておくことがベストです。
また、学生の場合は高校生活の中身をメインに聞かれます。これまでに培ってきたことを洗い出しておきましょう。
社会人になると、学歴について細かく聞かれることはほとんどありません。高卒かどうかよりも、ビジネスに対する考え方や身についているスキル・経験、就職への意欲が重視されます。
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高卒の就職面接:NGポイント
就職面接でNGとされることを以下にまとめました。
- ぼそぼそと小さい声で話さない
- だらだらと長く話しすぎない
- NGワードは控える
- 高校の悪い印象は言わない
話しが聞こえづらいと内容が伝わりにくいだけでなく、活力がないというイメージも与えてしまいます。
「話せば話すだけ良い」と勘違いしてしまう方もいますが、話が長いと何を伝えたいのか分からなくなるため逆効果です。
また、上記と併せて難しい質問をされたときの対応にも注意してください。
すぐに答えが思いつかないときは、「申し訳ありません。勉強不足で今すぐお答えするのが難しいです。今後のためにも勉強しておきます。」などと素直に伝えてもOKです。
少し考える時間をもらっても構いません。ある程度考えが思いついているなら、言葉足らずでも良いので話してみましょう。
高卒で就職面接を受ける方へ
高卒で就職面接を受ける方の中には、初めてで不安を抱えていたり、学歴をネックに感じていたりする方もいますよね。
面接に不安・悩みがあるときは、エージェントを頼ってみるのもひとつの手です。
エージェントは、面接含め内定獲得まで仕事探しをサポートしてくれます。1人で臨むときよりも、安心して求職活動を受けられるのではないでしょうか。
もし、ホテル業界への就職をお考えの方がいれば、当サイト「おもてなしHR」をご活用ください!