入社後の職種が違うときは我慢するべき?対応方法や転職するときのポイントなど

入社後、聞いていた職種と違うときは、どのように対応すれば良いのでしょうか?自分がやりたい仕事を探して入社したものの、違う職種に配属されてやりがいを見出せないとなっては、モチベーションが下がってしまうものです。当記事では、入社後の職種が違うときの対応について、ヒントとなる情報を記載しますのでお目通しください。

目次

    入社後、違う職種に配属されたらどうするべき?

    悩む

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    「入社後、聞いていたものと違う職種に配属された」という方は意外といるのではないでしょうか。

     

    職種が異なれば、仕事へのモチベーションが低下したりキャリアプランが崩れたりと、さまざまな方面に支障をきたすかもしれません。

     

    以下の項目では、入社後に違う職種へ配属されたときの対応について紹介しますので参考にしてください。

     

    労働条件と異なる場合は改善を交渉できる

    「労働条件通知書」や「雇用契約書」に書いてある条件と違う場合は、企業へ改善を交渉できます。

     

    雇用契約書に関しては、発行が義務付けられていないため、所持していない方もいるかもしれません。

     

    しかし、雇い入れをおこなう際、企業は必ず労働条件通知書を発行しなければなりません。そのため、少なくとも自分の手元に労働条件が明記された書類があるはずです。

     

    通知書には、『就業の場所』『従事すべき業務の内容』といった項目があります。

     

    もし、上記の項目内に記載されているものと、実際の職種が違うときは、改善の交渉または雇用契約の解除が可能です。

     

    企業の就業規則に関係なく、すぐに退職できますが、生活や職歴に影響を及ぼしてしまうおそれがあるため、退職の前に然るべき場所へ相談したほうが良いかもしれません。

     

    また、採用の経緯が周知されていないことから、違う職種を任されるという企業側のミスもあるようです。

     

    まずは、企業に相談してみるのが無難でしょう。

     

    参考:労働条件通知書/厚生労働省

     

    転職を考えるのもOK

    「改善を促しても現状が変わらない」「どうしてもやりたい仕事がある」などというときは、転職を考えるのもアリです。

     

    ただし、多くの場合、就業規則で退職に関するルールが明記されているため、すぐに転職できるとは限りません。「退職は〇カ月以上前に申し出る」などがあれば、しっかりと規則にしたがって退職するようにしましょう。

     

    また、感情に任せて転職すると、失敗するリスクが高まります。加えて、早期退職は職歴に傷をつけてしまうことがあるため、転職活動が難しくなるかもしれません。

     

    今後の求職活動や生活のことも考えた上で、決断するようにしてください。

     

    希望の職種に就ける見込みがあれば仕事を続ける

    入社してすぐに希望の仕事が担えるとは限りません。

     

    新人育成の過程で別の職種に配属したり、部署をローテーションさせて経験を積ませたりと、会社にも策略があります。

     

    もし、そのような見込みがある場合は、まずは与えられた仕事を着実にこなしていきましょう。

     

    ゆくゆくは自分が希望した配置に就けるかもしれません。

     

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    入社後の職種が違う……転職するときのポイント

    ポイント

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    入社後の職種が違うことから、転職を考えている方もいるでしょう。

     

    ここでは、入社してすぐに転職をお考えの方に向けて、転職するときのポイントを紹介します。

     

    さまざまな視点で検討した上で転職を決める

    転職するかどうか決断するときは、感情任せにならないように気を付けてください。

     

    もちろん、感情で動くことも大事ですが、やみくもに転職を即決しては後々痛い目を見るかもしれません。

     

    • ・「働き続ければ希望の職種に異動できる可能性もあるのではないか?」
    • ・「社内環境や待遇面は満足できるから早期退職したら損するのでは?」

     

    などというように、さまざまな方面から吟味するようにしましょう。

     

    先述した通り、入社後すぐに辞めるというのは、職歴に傷をつけて今後の転職活動を不利に進めてしまうおそれがあります。

     

    転職することが必ずしも吉と出るわけではない、ということを念頭に置いておくと、慎重に判断できるかもしれません。

     

    現職を続けながら転職活動をおこなう

    もし、転職を決めた際は、現職を続けながら求職活動をおこなったほうが安心です。

     

    収入源がなくなるというのは、想像以上に余裕がうばわれてしまうもの。

     

    求職活動に焦りが出たり、なかなか内定をもらえず貯金が減る一方だったりと、転職に打ち込めなくなります。

     

    失敗を起こさないためにも、お金と時間に余裕を持って計画を立てることが大切です。

     

    ▼転職のスケジュールはどうする?チェックシートで確認してみよう

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    入社後の職種が違うトラブルを防ぐために

    面談

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    入社後の職種が聞いていたものと違う!というようなトラブルを防ぐために、何かできることはあるのでしょうか?

     

    対策方法について見ていきましょう。

     

    仕事内容に関する質問や希望はしっかり伝える

    入社前の面接や面談などで、仕事内容に関する疑問や要望は伝えるようにしましょう。

     

    会社の都合で希望が通りにくいケースがありますが、しっかり言葉で伝えることで極力配慮してくれるかもしれません。

     

    違う職種を任されたり、業務の幅が増えたりするのには、これからのキャリア形成を含めておこなわれている可能性が高いです。

     

    「聞いていた話と違う!」という一点に囚われすぎず、会社が何を考えているのかというような視点からも物事を捉えてみてください。

     

    視野を広げれば、考え方が変わることもあるかもしれません。

     

    研修期間のみ別の職種に配属されることも

    求人の中には、研修期間のみ別の部署に配属されるというものがあるようです。

     

    また、序盤でも触れましたが、ジョブローテーションをおこない、自分のキャリアを見つめ直す機会を与えている企業も少なくはありません。

     

    このような部分は、書類に記載されていたとしても、説明を受けない場合があります。

     

    そのため、求人票や契約書類を読み込むことはもちろん、不安なときは念のため口頭で確認しておいたほうが確実でしょう。

     

    入社後のミスマッチを防ぎたいときは転職エージェント!

    入社

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    入社後、あまりにも違う職種に配属された場合は、会社へ改善を促してください。

     

    「改善の見込みがない」「取り合ってもらえない」などがあれば、相談窓口や弁護士などに相談したほうが身のためです。

     

    また、転職を決断したときは、エージェントを頼ると求職活動をスムーズに進められます。アドバイザーにサポートしてもらうことで、入社後のミスマッチを防げるかもしれません。

     

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