就職・転職で「実務経験あり」は有利?疑問点や上手く活かすポイントについて解説!

求人に応募する際、「実務経験あり」という条件が記載されているのを見たことがある方も多いでしょう。しかし、どのくらい働いていたら実務経験があるといえるのか疑問に思うこともあるのではないでしょうか?ここでは、仕事の経歴を活かして就職・転職に臨みたいと考えている方の疑問点や経験を上手く活かすポイントについて解説します。

目次

    「実務経験あり」の強みは就職・転職に有利!

    ガッツポーズ

    iStock.com/itakayuki1

     

    求人を探していると募集要項に「実務経験あり」とかいてある案件があるのをよく見かけるのではないでしょうか。

     

    ホテル・旅館の求人には未経験者OKの求人もありますが、その中でも実務経験がある方は特に歓迎・優遇されています。

     

    また、実務経験がない・未経験者では応募できないような求人にも応募できるため、就職・転職の選択肢が広がるでしょう。

     

    さらに、実務経験があれば選考において有利に働くため、経験がない人に比べ内定をもらいやすいという利点もありそうです。

     

    しかし、実務経験があるからといって油断は禁物。

    経験があるからこそ求められることが多かったり、スキルや知識のレベルを厳しくみられたりすることもあるでしょう。

     

    いざ応募しようと思っても、どのくらい経験があれば「実務経験あり」と言っていいのか?派遣やアルバイトも含めていいのか?など疑問に思いますよね。

     

    「実務経験あり」という強みを選考でしっかり活かせるように、求人に応募する前に長所をきちんと理解し、書類選考や面接に臨んでいきましょう!

     

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    「実務経験あり」とは?

    疑問

    iStock.com/metamorworks4

     

    実務経験があるということは「即戦力がある」、つまり一から研修やトレーニングを受けなくともある程度の業務はすぐにこなせるということです。

     

    たとえば、ホテルでフロントの実務経験がある方は、

    ・宿泊予約

    ・受付

    ・案内

    ・会計

    などの仕事を担いますよね。

     

    「フロント実務経験あり」ということは、仕事を始めてすぐに予約や受付などを人並み以上に遂行できるという認識です。

     

    特に、ホテルや旅館には多様な職種があり、どの役職も高レベルな実力を求められます。

    実務経験があり即戦力となるスキルが備わっている方は、活躍できる場面が多いと考えられますね。

     

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    「実務経験あり」にはどのくらい経験が必要?

    料理を教えるシェフ

    iStock.com/nicexray

     

    一括りに実務経験ありといっても、どのくらい経験を積んでいればいいのか分からないこともありますよね。

     

    ここでは、企業が求めている経験値とはどのくらいなのか、また求人情報に実務経験年数が記載されているときはどのように認識したらいいのかを解説します。

     

    企業が求めている経験値

    どのくらいの経験値を求めているかは企業のニーズによって異なります。

     

    また、何の職種を募集しているかによっても変わってくるでしょう。

     

    たとえば、ホテル調理部門の総料理長やマネージャーは、統括する立場として仕事には大きな責任が伴いますよね。

     

    そのため、実務経験があるといっても、企業は料理長の経験を持つ方やレストランを開業したことがある方のレベルを求めているかもしれません。

     

    なかには、キャリアアップが目標の方を歓迎している求人もあります。

    キャリアアップを軸として転職活動に臨んでいる方は、そのような求人に応募していくと、就職・転職がスムーズに進みそうですね。

     

    企業のニーズと自分の経験値やスキルがマッチしていそうかどうか考えながら活動に励んでいきましょう。

     

    実務経験年数が記載されているとき

    求人情報に「実務経験年数〇年以上」とかかれている場合がありますが、これはあくまでも目安。

    実務経験2年以上と記載されているからといって、必ずしも2年以上の経験がなければいけないということではありません。

     

    企業は、求めているレベルのスキル・知識を培っている方を雇うために、「このぐらいの経験年数があれば備わっているだろう」という考えをもって記載しています。

     

    そのため、実力に自信があるときは積極的に応募してみましょう。

     

    ただし、「〇年以上の実務経験必須」とかかれているときは、指定された年数以上の経験を積んだ方に対象が絞られるので注意してくださいね。

     

     

    実務経験ありの求人に応募するときは、

    ・自分がどれくらい自信をもってできるといえるのか

    ・企業のニーズは何なのか

    という点を意識して募集要項をチェックするといいですよ。

    そうすることで、入社後のミスマッチを防ぐことができるかもしれません。

     

    派遣やアルバイトは「実務経験あり」に含まれる?

    ホテル仕事

    iStock.com/DragonImages

     

    派遣やアルバイトの内容も、実務経験に含むことができます。

    そのため、必ずしも正社員でなければいけないということはありません。

     

    重要なのは、雇用形態よりも「どのような業務をこなしてきたか」ということと「スキルが身についているか」の2つ。

     

    派遣やアルバイトでしか経験したことがないという方も、自信をもって就職・転職に活かしていきましょう。

     

    就職・転職で「実務経験あり」を上手く活かすポイント

    ポイント

    iStock.com/takasuu4

     

    単純に、実務経験があるという事実を羅列して伝えるだけでは、説得力に欠けてしまいますよね。

    就職・転職で上手く強みを伝えるためにポイントを2つご紹介します。

     

    (1)経験を整理する

    企業のニーズに合わせて、アピールできそうな経験を絞りましょう。

     

    一例として、コミュニケーション能力を重要視しているようであれば、接客や営業をした経験が活かせそうですよね。

     

    このように、企業が求めることと自らの経験をマッチさせれば、好印象を与えることができます。

     

    ニーズを知るためには、募集要項をしっかりチェックし企業研究を徹底することが大切です。

    活かせる経験を印象深いものにすることで、採用担当の興味をひきつけましょう。

     

    また、即戦力として働けることをアピールできるような実務経験があるといいかもしれません。

    業務をこなすために必要なスキルをすでに身につけていることで、企業は研修にかける時間や労力をカットすることができます。

     

    (2)経験から培ったことを洗い出す

    実務を経て学んだことや意識したことを書き出しましょう。

    以下の点を踏まえて考えると洗い出しやすくなるかもしれません。

     

    ・どのようなスキルや知識、アイデアを学んだか

    ・どのくらい意欲的に取り組んだか

    ・実績はあるか

     

    実務経験がある人は、スキル・知識のレベルやどんな気持ちで業務と向き合っていたのかなど経験があるからこそ注視される部分があります。

     

    自信をもってアピールすることは大切ですが、「できないことをできる」「知らないことを知っている」と嘘を述べないように気を付けてくださいね。

     

    深堀されたときに答えられなくなってしまうと、不信感を与えてしまう恐れも。

    企業は実力の他にも人柄をチェックしているため、その意図も忘れずに臨みましょう。

     

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    歓迎する女性

    iStock.com/TakakoWatanabe1

     

    実務経験があることは、就職・転職において魅力的な強みとなることは間違いありません。

    ただし、経験があるからこそ企業から向けられる期待は大きくなります。

     

    特にホテル・旅館は、質の高いスキルと豊富な知識が求められる業界。

    入社後、仕事についていけなくなることがないように、募集要項をしっかりとチェックしてミスマッチを防ぐことが大切です。

     

    そのために、書類や面接の事前準備も怠らずにおこなってくださいね。

     

    実務経験ありの求人に応募することに不安を感じていたり、ひとりで履歴書や面接の内容を考えるのが難しいと悩んだりする方は、おもてなしHRにご相談ください。

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