新入社員の心構えとして大切なことはある?
会社が新入社員に求めることは、当然ながら所属先によって変わります。しかし、どの組織に所属したとしても、「これだけは」というポイントがあるのもまた事実。
本記事では、新入社員として働く上で大切なことについてご紹介していきます。
どれも難しいことではありませんが、疎かにするとやる気や能力を疑われてしまう重要なポイントばかりなので、事前に押さえておくのがおすすめですよ。
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新入社員として働く上で大切なこと:挨拶を欠かさない
新入社員だけでなく、人として当たり前のことではありますが、とにかく挨拶を欠かしてはいけません。
最初は仕事で役に立てなくても、最低限挨拶さえ欠かさなければマイナスの感情を抱かれることはまずありませんよ。
常日頃から挨拶をしていれば、いずれその行為が板についていきます。特に、ホテル・旅館のフロントや販売員などの接客業に携わる方にとって、挨拶は業務の一部にもなります。
社内で誰かと顔を合わせたらとにかく挨拶をする、という意識で構いません。何度でも挨拶をしましょう。
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新入社員として働く上で大切なこと:時間や締め切りを守る
仕事をする上で、時間や締め切りを守ることは絶対です。出勤時間を守るのは当然のこと、与えられた仕事は期間内にきっちりと終わらせましょう。
時間や締め切りを守れない回数が重なれば、周囲からの信用も見る間に落ちてしまいます。職場での信頼関係をいち早く築くためにも、遅れが無いよう業務に取り組んでくださいね。
とはいえ、いくら注意をしても人間なのでミスはあります。もし、始業時間に遅れそう、締め切りまでに仕事が終わりそうにないといった事態に陥った際は、早めに報告をすることを心掛けてください。
新入社員として働く上で大切なこと:分からないことを放置しない
新入社員として働いていると、自分では分からない業務に遭遇することもあります。その場合は、速やかに社員の方に質問をしましょう。
「忙しそうだし話しかけてもいいのかな……」とためらってしまう気持ちも分かりますが、不明な点をそのままにして適当に仕事を進めてしまえば、後々大きなトラブルに繋がる恐れも。
分からないことを放置せず、周囲の人々に聞きながら業務を覚えて行ってくださいね。
なお、社員の方に質問する際は「ちょっとお時間よろしいでしょうか?」と声をかけてから本題に入るのがおすすめ。
相手の時間を割いていただいているという意識を忘れずに話しかければ、嫌な思いをさせることもありませんよ。
新入社員として働く上で大切なこと:謙虚な姿勢を忘れずに
謙虚な姿勢で働くことも、新入社員にとって大切なことです。
例えば、仕事の指示を受けた時に「今やろうと思っていました」と言ったり、仕事を教えてもらっている最中に「それは知っています」と話を遮ったりといった行為は、相手に不快感を与えてしまいます。
たとえ悪気がなかったとしても、傲慢と思われてしまうような発言は避けるのが吉。うっかり態度に出てしまうこともあるので、謙虚さを忘れないという意識を胸に仕事をしましょう。
新入社員として働く上で大切なこと:頼まれた仕事を最後までやり切る
新入社員として働く上で大切なことの最後のひとつは、頼まれた仕事を最後までやり切ることです。
引き受けるだけ引き受けてすべてを中途半端にしてしまえば、リカバリーのために周囲の人々にしわ寄せがいきます。
また、最後まで仕事をやり切らないまま放り出すケースが続いてしまうと、仕事を任される機会が減る恐れもあるでしょう。
「多くの仕事を抱えている=仕事ができる」というわけではありません。任された仕事にはきっちりとエンドマークを打つこと、そして処理しきれない仕事は引き受けないことを心掛けてくださいね。
新入社員は特にコミュニケーションを大切にしよう
新入社員として働く上で一番大切なことは、やはりコミュニケーションではないでしょうか。
仕事をする上で、一緒に働く方々との信頼関係は何よりも重要になります。その関係を築くためには、常日頃からコミュニケーションを交わすことが大切です。
挨拶だけでなく、積極的に質問することやお礼の言葉なども忘れずに業務に取り組んでくださいね。
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