新入社員が「辛い」と感じる瞬間10選！仕事が辛い新入社員はどう乗り切るべき？

新入社員が「辛い」と感じることはある？

4月はこれまで所属していた「学校」という組織を離れ、新入社員として新たな生活を送り始める人が多い時期です。

しかし、慣れない環境に身を置くことで大きなストレスを感じ、仕事が辛いと感じてしまう新入社員もいるのだとか。

では、新入社員はどのような原因で辛いと思うのでしょうか。次の項目でご紹介していきます。

新入社員が辛いと感じる瞬間

Monet-stock.adobe.com

新入社員が辛いと感じる瞬間について、よくある例をまとめました。詳しい内容を見ていきましょう。

居心地が悪い

慣れない環境に身を置くという状況そのものが、ストレスになってしまうというケースは非常に多いです。

そのため、特別な出来事が起こらなくても、入社したての会社に毎日出社するという行為そのものがストレスになってしまうことも珍しくありません。

休憩時間も含めると、定時で帰ったとしても1日につき9時間ほど職場にいることになります。帰る頃には気疲れしてヘトヘトになってしまう、という意見も見受けられるようです。

研修が多い

新入社員が参加するべき研修を多く設けている会社もあります。

長い目で見れば、多くの研修をこなしておいた方がビジネスマナーも早く身につきますし、得るものも決して少なくないはず。

しかし、度重なる研修をこなすうち、辛いと思う気持ちが芽生えてしまうのもまた仕方のないことではないでしょうか。

仕事が覚えられない

新入社員に任される仕事は比較的簡単なケースが多いものの、緊張して思うように覚えられないという声も。

「一度聞いたことを再度聞くのは気が引ける、でも仕事の手順をすっかり忘れてしまった……」という状況に陥り、パニックになってしまう新入社員もいるようです。

また、いきなり大量の業務を割り振られてとても覚えきれない、というパターンもあるのだそう。適切でない量の仕事を新入社員にも関わらず押しつけられれば、辛いと思うのも無理はありません。

やることがない

新入社員なのに過剰な量の仕事を振られるのも困りものですが、反対にやることがないのも辛さの原因となります。

慣れない環境で放置されてしまえば、「自分はなんのためにここにいるのか？」と絶望的な気分になってしまうでしょう。

入社先の企業の教育体制が整っていないことが原因で、新入社員がこのような事態に陥ってしまうことがあるそうです。

生活のリズムが整わない

入社前の生活リズムから抜け出すことができず、辛い思いをしてしまう新入社員も。昼夜逆転生活から一転、日勤の生活に切り替わったという人は特に、辛さを感じてしまうようです。

こうならないためにも、入社の1カ月程前から就職先の企業で働くことを想定し、生活リズムを整える努力をすることが大切ですよ。

社員や上司に話しかけづらい

これまでにやったことのない仕事をする上で、知識がある人に質問することは必要不可欠だと言えます。

しかし、社員や上司が常に忙しそうにしていたり、そもそも慣れない人に話しかけるのが苦手だったりといった事情で、話しかけづらさを感じる新入社員も多いそうです。

中には、「仕事について聞いたら嫌な顔をされた」「話しかけるなオーラが出ていて声を掛けられない」という声もあります。

社員や上司に聞かなければできない仕事があるのに、そもそも「聞く」という行為にハードルがある場合、新入社員は辛いと感じてしまうのではないでしょうか。

同僚と比較してしまう

コミュニケーション能力が高く社員といち早く打ち解けられる、業務遂行能力が高く、教えられた仕事をすぐにこなせるといった同僚がいると、自分と比較してしまって辛いという声も。

自分なりの仕事のスタイルを確立できるまでは、どうしても優秀な人を気にしてしまうもの。比べたところで仕方ないと頭では思っていても、心の整理がつかず辛くなってしまうようです。

人間関係がうまく築けない

新しいコミュニティに入り、一から人間関係を築くことに苦手意識を持っている人にとって、新入社員として企業に入社するのはかなりストレスが大きいはず。

勇気を出して話しかけても思ったように反応を得られず、心が折れそうになった人も少なくはないようです。

イベントが多い

新入社員歓迎会や社員旅行、定期的に開催される飲み会など、これまでの人生であまり体験していないようなイベントに参加することもあるでしょう。

イベントが好きな人にとってはストレスに感じないかもしれませんが、アクティブに交流をするのが苦手な新入社員は辛くなってしまうという意見がありました。

残業時間が長い

新入社員にも関わらず、残業時間が長くて辛いというパターンもあります。

人手不足の職場で起こりやすく、場合によっては新入社員にも関わらず月の残業時間が数十時間に及ぶことも。

想像以上に過酷な労働環境に遭遇してしまえば、心が折れそうになっても仕方がないのではないでしょうか。

新入社員が辛いと感じたらどうやって乗り切るか

buritora-stock.adobe.com

新入社員特有の辛さは、環境に慣れれば軽減されるケースも多いのだそう。「とりあえず1年頑張ってみる」という心構えで働いてみるのも手ですよ。

しかし、労働環境があまりにも劣悪で心身を壊すほどの苦痛を感じるなら、転職を視野に入れることをおすすめします。

ホテルや旅館などの宿泊業界をはじめ、人手不足の傾向がある業界を狙えば、時間をかけずに転職先が見つかることも。

新入社員のうちに転職をすることに不安を感じる方は、転職エージェントを頼って仕事先を探しましょう。

宿泊業界への転職に興味のある新入社員の方は、当社サービス「おもてなしHR」にご相談ください。