【求人募集をするには】求人募集から採用までの流れ
企業の採用活動において欠かせないのが求人募集ですが、実際に求人募集をするには何から始めたらいいかと悩む採用担当者は少なくありません。まずは求人募集から採用までの基本的な流れを確認しておきましょう。
- 1.採用人数や募集対象の部署などの採用計画を立てる
- 2.求人サービスを活用して求人募集を行う
- 3.履歴書や職務経歴書などで書類選考を実施する
- 4.採用試験や面接を実施する
- 5.内定通知書を送付する
- 6.内定を承諾してもらえたら入社に向けての準備をする
求人募集は上記のような流れで進められていくのが一般的です。
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【求人募集をするには】活用できる求人方法
採用活動をする際に使える求人方法はたくさんあります。ここでは、それぞれの求人方法を説明します。メリット・デメリットも確認しておきましょう。
求人サイト
求人サイトとは、求人に特化した情報を掲載しているWebサイトです。常にインターネット上に求人情報が掲載されているので、求職者がいつでも好きなタイミングで閲覧できます。
また、文章だけでなく写真、動画なども掲載できるので、会社の雰囲気や特徴をアピールしやすいのも特徴です。
ただし、求人サイトに求人情報を掲載するには、基本的に費用がかかります。さらに、掲載したからといって、必ずしも応募や採用につながるわけではないということも理解しておく必要があるでしょう。
自社のWebサイト
自社で運営しているWebサイトに求人ページを作成し、求人募集を行う企業も増えています。すでに自社サイトがある場合は無料で掲載できるうえ、自由なデザインで掲載できるのが特徴です。
仕事を探すときに、興味を持った企業のホームページをチェックする人も多いので、志望度が高い人材に自社の魅力をアピールできるでしょう。
しかし、求人募集を行っていることをアピールするための取り組みに加え、サイト内のSEO対策が必要となります。
ハローワーク(公共職業安定所)
ハローワーク(公共職業安定所)は、厚生労働省が運営する施設です。就職や転職を目指す人に対して、職業紹介や求職相談を行っています。
ハローワークに求人を掲載する際、費用は無料です。企業の住所がある地域を管轄するハローワークに求人の公開を申し込むことで、施設内にある端末やインターネットサービスに公開されます。
定型フォーマット通りにしか求人掲載ができないので、自社の魅力を訴求しにくいのが難点といえるでしょう。
SNS
SNS採用は、その名のとおりSNSを活用して募集を行う求人方法です。一部機能や広告掲載は有料になるものの、文章の入力や画像・動画の添付などの基本的なサービスであれば無料で利用できます。
SNSを採用に活用するときは、採用担当者や社員がSNSで自社の魅力や働き方などの発信を行います。情報拡散力があるので、拡散された場合は多くの人にアプローチできるでしょう。
ただ、SNS上では最新の投稿から順に表示されることが一般的です。定期的に情報を発信しないと、自社の魅力や働き方などを記載した投稿が埋もれてしまうため、こまめな情報の更新が必要です。ターゲットを絞った訴求も難しいので、マッチング度の低い応募が増えるおそれもあります。
人材紹介
人材紹介は、人材紹介サービスに登録している人の中から自社の採用条件に合う人材を紹介してもらう方法です。
転職活動に精通しているキャリアアドバイザーが企業と求職者の間に立って支援をしてくれるので、ミスマッチを抑えた人材を確保しやすいという特徴があります。
なお、人材紹介を利用すると採用にかかる工数は削減できるものの、企業側の人事や採用担当者に採用に関するノウハウが蓄積されにくいということは留意しておく必要があるでしょう。
人材派遣
人材派遣とは、派遣会社が雇用している社員(派遣社員)を企業に派遣してもらい、業務に就いてもらうサービスのことです。
つまり、派遣社員は派遣先の企業の業務に従事するものの、派遣先企業に直接雇用されているわけではない人材となります。
派遣で社員を補充する場合、専門スキルを持った即戦力となる人材を確保できる可能性があるほか、求人広告掲載などの採用コストの抑制が期待できます。
ただ、派遣される人材は企業側が選ぶことができません。また、自社の社員でもないため、重要な仕事は任せにくいでしょう。さらに派遣される期間にも制限があり、一人の派遣社員が派遣先の同じ部署で勤務できる期間は3年が上限です。
企業説明会
企業説明会は、就職イベントや合同説明会、フェアなどで企業情報を提供するブースを出展し、求職者に会社の情報を提供して人材を募集するという方法です。
1回の出展でたくさんの求職者と出会える可能性があります。さらに来場した求職者と直接会話をしながら、企業の魅力をアピールできるのが特徴です。
ただ、出展するためにお金がかかったりブース設営に手間や人件費がかかったりすることがあることも覚悟しておかなければならないでしょう。
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求人募集を成功させるためのポイント
ここでは、求人募集を成功させるためのポイントを確認しておきましょう。
ターゲット層を明確にする
ほしい人材を確実に採用するためにも、採用したいターゲット層を明確にするようにしましょう。
どのような経験やスキルを持つ人材が必要なのかを具体的に設定することで、採用ターゲットに合わせた自社の魅力をアピールしやすくなるはずです。
採用にかけられる予算を確認しておく
採用活動にかけられる予算は企業によって異なります。
また、利用する求人方法によっても採用にかかるコストが変わってくるため、事前に人材採用にかけられる予算をしっかりと確認しておきましょう。
そのうえで、自社にとって最適な求人方法を選択することが大切です。
魅力的な求人票を作成する
求人募集を行う際は、募集方法も大事ですが、求職者にとって魅力的な求人票を作成することも大切です。
給与や福利厚生などの情報はもちろんのこと、具体的な業務内容や求めているスキルや経験なども詳しく記載することで、応募者の興味を引くことができる可能性があります。
採用プロセスをシンプルにする
採用プロセスをシンプルにすることも、求人募集における大事な要素です。採用プロセスとは、採用活動において内定者を決めるまでのさまざまな過程のことをいいます。
たとえば、採用計画を立てることや求人募集の実施、選考、入社後のフォローなども含まれます。
これらの過程をシンプルにすることで、採用担当者の負担軽減につながるほか、迅速に採用活動が進められるので採用スピードも向上するでしょう。
求人募集をする際は自社にとって最適な求人方法を選択することが大切
採用活動で利用できる求人方法には、求人サイトや自社サイト、人材紹介など、さまざまなものがあります。
それぞれに異なるメリット・デメリットがあるので、それらをしっかりと知り、比較したうえで利用するようにしましょう。
また、求人募集を成功させるには採用したい人材のターゲット層を明確にしたり、求職者にとって魅力的な求人票を作成したりすることも大切です。
今回紹介した内容を参考にして、今一度自社の求人方法を見直して求人募集を行ってみてはいかがでしょうか。
なお、おもてなしHRはホテルや旅館などの宿泊業界に特化した人材紹介会社です。転職活動に精通しているキャリアアドバイザーが、企業様と求職者の間に立って採用の支援をいたします。
採用活動のご状況をヒアリングして、最適な求人募集の方法を共に検討いたします。採用活動に悩んでいる企業様は、お気軽にお問い合わせください。