面接官からの「面白い質問」の種類と適切な回答とは?

採用面接の際、面接官から想定もしていなかった「面白い質問」を投げかけられたという経験があるという方もいることでしょう。面接は選考であるため、一見応募者からは意味がないと思える質問でも、面接官にとっては質問する理由があるものです。面接官が「面白い質問」から見ている応募者の能力、質問例、ホテル・旅館での質問例をご紹介します。

面接官から「面白い質問」をされた応募者は意外にも多い!

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就職・転職活動での採用面接で、面接官に驚くような質問をされたことはあるでしょうか。

都市伝説的に語られている面接は、某お菓子メーカーの面接で応募者が他メーカーのCMソングを歌ってしまったものや、某航空会社の面接で着席を着陸と表現したという珍解答ですが、実際、面接時に「面白い質問をされた」という方は意外にも多いようです。

面接官は、どのような意図があって応募者に「面白い質問」をするのでしょうか。「面白い質問」をする際に面接官が見ているポイント、実際の質問例などをご紹介します。

面接官が「面白い質問」をする時に見ている6つの能力

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面接官が「面白い質問」をするのには、理由があります。応募者が「えっ?」と驚くような質問をする時に、面接官が見ている能力はどのようなものがあるのでしょうか。見られているとされる6つの能力をみていきましょう。

瞬発力・対応力

想定していない質問をされると、一瞬思考が停止してしまうという方が大半でしょう。ビジネスの世界ではイレギュラーがつきものですので、面接官は採用面接の場で面白い質問をし、難しい局面に立たされた時の応募者の瞬発力や対応力を見ているようです。

特に、営業の仕事や、接客の仕事であれば、機転を利かせられる人物かどうか、臨機応変な対応ができる人物かどうかは選考で重要なポイントになるので、普段から多くの方とコミュニケーションを取り、とっさに対応をすることに慣れておけば、選考で有利に働く場合があります。

発想力

瞬時に思いつかないような回答や、答えの無いような面白い質問を面接官がした場合は、瞬発力や対応力の他に、発想力も見られていることがあります。

短時間で論理的に物事を分析する力、あわせてその回答に納得をもたせるプレゼンテーション能力を見ているという場合もあるでしょう。

応募者自身も面白い回答をした方が良いのかと頭を悩ませることもあるかも知れませんが、瞬発力や対応力が見られているという前提を踏まえ、回答を行うようにしましょう。

取り繕っていない応募者本来の人柄

面接の場で応募者は、多少なりと普段とは違う自分を演じるはずです。しかし、仮に内定となった場合、面接官・企業は面接時とは異なる素の状態の応募者と共に働くわけですから、その人の人となりを知るために面白い質問をするということもあるようです。

少し踏み込んだ質問や、かえって全く質問の意図が読み取れ無さそうな質問をされた場合には、応募者本来の人柄を見ようとしている場合がありますので、あまり構えず、自然体で回答するのがよいでしょう。

面接に対する準備

面白い質問の中では、よく耳にするような質問と、そうでない全く想定ができない質問があります。前者の質問を面接官がしてきた場合、応募者が面接に対する準備を万全にしてきたかどうかを見ている場合もあるようです。

応募者が本当に入社したいと思っている企業の面接を、生半可な気持ちでは臨むことはありませんよね。志望の本気度を測るための質問の可能性もあるので、可能な限り準備をし、面接に臨むようにしましょう。

ストレス耐性

回答が「思いつかない」というような質問ではなく、応募者が「答えづらい」と感じるような質問である場合、面接官は応募者のストレス耐性を見ているという可能性もあるようです。

近年では、就職活動時に面接内容を録音するという応募者が増えたこと、また圧迫面接などがハラスメントにあたると避けられていることもあり、このような質問はあまり聞かなくなりました。

しかし、答えづらいような質問をする企業が無いとは言い切れません。可能性は少ないはずですが、応募者の反応や、回答内容からストレス耐性を判断する企業もあるということを覚えておきましょう。

アイスブレイク

単純に、面接官がアイスブレイクとして面白い質問を投げかけることもあります。

主に、面接の冒頭でされた面白い質問は、応募者の緊張を解くために面接官が気を利かせて投げかけたという場合がありますので、質問をされたタイミング・面接官が質問をした時の状況から判断し、回答をするのがよいでしょう。

ただし、アイスブレイクは面接官が応募者の緊張を解くためだけでなく、応募者のコミュニケーション能力を見ていることは忘れないようにしてくださいね。

実際にあった面接官の「面白い質問」とは?

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実際に、面接官にされた「面白い質問」にはどのようなものがあるのでしょうか。応募者が問われた経験の多い「面白い質問」を5つご紹介します。

下記の質問であれば、おおよそどの企業に対しても回答が変わらない部分だと思いますので、面接前には回答を用意しておくことをおすすめします。

「あなたを色に例えると何色ですか?」

就活・転職活動マニュアル本などで紹介されていることも多く、面白い質問の中では定番とされている質問です。

模範解答は「白」、理由は「御社の色に染まります」というようなマニュアル本もありますが、白という回答と合わせて上記の理由を挙げてしまった場合、企業からあまり面白くない応募者と写ってしまう可能性があります。ありきたりで、当たり障りの無い回答だからです。

白を選択するのであれば、もう少し別の角度での回答を用意した方がよいでしょう。他の色を選択した場合は、自分の性格や魅力が面接官に伝わるような選択理由を用意しておくのが得策です。

「あなたは運がいいと思いますか?」

応募者の人生観を見る質問として、運の良さを聞かれる場合もあるようです。

運の良し悪しは、応募者自身でしか判断できません。そのため、普段からポジティブな思考を持っているということをアピールするためには、「運は良いと思う」と回答するほうがよいでしょう。

多少スピリチュアルな話ではありますが、「運が悪い」と感じる方はネガティブ思考・声が小さい・時間にルーズなどの行動から、自ら悪い運気を引き寄せてしまっているという風水の考えもあります。

面接官がそのような考えを信じていないとも言い切れませんので、回答の際は「運が良い」と答え、あわせて「運が良いと自覚しているからこそ、様々なことに挑戦してきました」などと続け、自身の行ってきた成果のアピールができるようにするのがよいでしょう。

「将来の夢を教えてください」

「将来」と聞かれた場合、時間や属性を定められていないことがポイントです。

時間であれば、命尽きるまでなのか、定年退職までなのか、入社して5年以内ほどなのかなど、捉え方は人それぞれでしょう。また、プライベートについての質問なのか、仕事についての質問なのかも定められていませんよね。

面接官は、応募者の回答から「どこまで未来を思い描けているのか」「仕事とプライベートの比重」などを判断している場合がありますが、いずれにせよ、自己PRに繋がるような内容や、企業から見られたい自分を、あまり脚色せず自分の言葉で語るのがよいでしょう。

「あなたを採用するメリットを教えてください」

「入社してからじゃないとわからない……」「私を採用するメリットなんてあるのかな……」と思ってしまうようなこの質問ですが、もちろん「入社しなければわからない」などという回答は行ってはいけません。企業は、企業にとってメリットとなる人材に入社してもらいたいからです。

面接官がこのような質問をした場合は、応募者自身の自己分析ができているか、自己分析を行ったうえで企業で働くイメージを具体に持っているか、ということを見ていることが多いでしょう。

したがって、自身が今持っているスキル、入社後に活かしたいスキル、目指したいポジションなどと合わせ、自身が入社した際にもらたされるメリットを遠慮せず面接官に伝えられるようにしましょう。

「あなたのオススメの〇〇を教えてください」

面接官は、応募者が普段から何事に対しても思考をして生活をしているか、ということを見ている場合があります。あわせて、プレゼンテーション能力を見ている場合もあります。

質問に関しては、本・映画や、応募業界に携わる商品・製品に関するものが多いため、回答にそこまで頭を抱える必要はありませんが、急に「オススメを教えて」と言われても戸惑うこともあるでしょう。

「様々なジャンルの回答を用意しなければ!」と気負うことはありませんが、普段から自分はどんなものに興味があるのかを整理すると同時に、どの点に興味が惹かれているのかを考えておくことが大切です。

面接官が「面白い質問」をした時の回答のポイント

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面接官が「面白い質問」をした時には、どのようなことに気を付けて回答をすればよいのでしょうか。応募者の回答のポイントをみていきましょう。

心を落ち着かせる

「面白い質問」は表現の通り、応募者にとって記憶に鮮明に残るようなインパクトのある質問であることが多いでしょう。

あまりの驚きに、思考が停止してしまったり、焦った表情をしてしまうこともあるかも知れませんので、まずはしっかりと心を落ち着かせることに集中してください。

とっさに回答を口にしてしまうのも、その後の会話に繋がらず、後悔してしまうこともあるでしょうから、感情的にはならず、一拍置いてから回答をすることを心がけましょう。

自分のアピールに繋げる意識を持ち回答をする

心を落ち着かせた後は、面接は面接官とのコミュニケーションを通し、自身をアピールする場であるということに立ち返りましょう。

瞬発力・対応力を見ているという質問という前提の中ではありますが、どの回答を行えば自身のアピールに繋げられるかを考えたうえで回答を行うのがベストです。

すぐに自身の中での正解が見当たらない場合には、話しながら「どうやったらあのアピールに繋げられるか」と思考を巡らせて回答をするよう心がけましょう。

回答が出なくても黙らない

考えを整理するのに時間がかかる場合には、面接官に一言入れてから時間をもらうようにするのもひとつの手です。急に黙り込んでしまっては、それだけでマイナス評価とされてしまう場合があるので、注意が必要です。

思考に5秒以上かかってしまうようでれば、「10秒ほどお時間をいただいてもよろしいでしょうか」「少々お時間をいただけますでしょうか」など、一言断りを入れてから考えを整理するようにしてくださいね。

ホテル・旅館業界で面接官から聞かれた「面白い質問」

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ホテル・旅館業界で応募者が聞かれたことが「面白い質問」をご紹介します。ホテル・旅館などの宿泊業界であれば、どの質問でも聞かれる可能性がありますので、覚えておいて損はありませんよ。

「お客様から無理難題を言われた場合どうしますか?」

サービス業全般で問われる機会のある質問です。宿泊業界で働いた経験がある方は、経験をもとにその時どのように対応したか、ということを回答すればよいでしょう。

日常的にお客様と接する機会がなかった転職者であれば、回答を用意しておく必要があります。どのような対応をすればお客様に納得していただけるのかを、自分なりの言葉で伝えられるようにしましょう。

「このホテル・旅館の足りないところは何だと思いますか?」

昨今、ホテル・旅館業界は競争が激化していることもあり、競合他社への敵対意識や、自社の改善意識を強めている企業もあります。

そんな状況下であることもあり、「どのホテル・旅館でも良い」という応募者よりか、「このホテル・旅館で働きたい!」と思ってくれる応募者を採用したいと思う気持ちも高まっているはずです。

実際に「英語をはじめとした語学力が足りない」と回答し、内定を勝ち取った方もいるようですので、屈託のない意見が言えるよう、企業研究を行っておくことをおすすめします。

「なぜ宿泊業界を志望したのですか?」

業界を変え、転職をする応募者に対して聞かれることのある面白い質問です。アイスブレイクのような形で質問されることもありますが、自身がなぜ宿泊業界に転職をしようと思っているのかを、回答できるように用意しておきましょう。

ホテル・旅館で就活・転職活動を行う予定のある方は、下記の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。

ホテル・旅館の面接対策:聞かれる質問と攻略方法は?

宿泊業界においての面接マナー。面接に向けた準備と確認しておきたいこと

面接官から「面白い質問」をされても冷静に対応しよう!

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振り返ると「面白い質問だった」と思える質問でも、面接の場でいざ質問された時には頭が真っ白になってしまった、なぜあんな回答しかできなかったんだと後悔することも多いはずです。

面接官が面白い質問をしてきた時には、まずは冷静になって、面接官がどのような意図からこの質問をしてきているのか、自身のアピールに繋げるにはどのような回答を選べば良いか、ということに考えを巡らせましょう。

とは言え、なかなか柔軟な応対ができない、という方もいるはずです。そんな方は、当サイト「おもてなしHR」の転職サービスを利用するのはいかがでしょうか。

おもてなしHRでは、ホテル・旅館などの宿泊業界の転職サポートを無料で行っています。宿泊業界であれば専属アドバイザーと面接対策をすることも可能ですので、気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

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