体力がない人に向いているバイトとは
隙間時間を活用してバイトをしたいと思っても、体力に自信がないという人は多いのではないでしょうか。
バイトと聞くと、スーパーやコンビニエンスストアなどの立ち仕事や引っ越しの手伝いなど、体力を使うものを連想して「自分には無理……」と思うかもしれません。しかし、世の中には体力がなくてもできるバイトもたくさんあるものです。
この記事では、体力を使わないバイト・体力がない人でもできるバイトの種類を紹介します。バイト探しの参考に活用してくださいね!
宿泊業界に詳しいアドバイザーが、あなたに合う職場をいっしょにお探しします。
宿泊業界での職務経験はありますか?
タイプ別!体力を使わずにできるバイト
体力を使わずにできるバイトにはさまざまなタイプがあります。接客系・製造系・オフィスワーク系・その他に分けて、バイトの種類を見てみましょう。
接客系の体力を使わないバイト
【コールセンター】
コールセンターはクレームに対応したり、正しい言葉遣いを身に付ける必要があったりと、決して楽な仕事ではありません。しかし、座ってできる接客なので、体力の消耗は少ないでしょう。体力はなくても精神力には自信がある!という人に適しています。
ただし、ひっきりなしに電話が掛かってくるインバウンド(受信)のコールセンターでは、しゃべりっぱなしで疲れるかもしれません。
ある程度自分のペースで仕事ができるアウトバウンド(発信)のコールセンターを選んだり、時給が高いコールセンターで短時間勤務をしたりすると良いでしょう。
【受付・案内】
家電量販店やショッピングセンターの総合案内や、企業の受付なども座ってできる接客の仕事です。いつお客様がやってきても良いように、姿勢を正してい座っていなければなりませんが、レジや品だしなどに比べれば体力の負担は少ないでしょう。
また、場所や曜日によっては受付・案内にやってくるお客様がほとんど居ないこともあり得ます。当たりを引けば非常に楽なバイトと言えるのではないでしょうか。
【セルフ式ガソリンスタンド】
セルフ式ガソリンスタンドのバイトは、事務所の中からお客様の様子をカメラで確認し、「給油可能」のボタンを押す作業が中心です。店内の清掃やトラブル発生時の対応といった業務もありますが、それほど体力は使わないバイトと言えるでしょう。
しかし、セルフ式ガソリンスタンドでバイトをするには「危険物取扱者乙種4類」の資格が必要です。そのため、楽で割の良いバイトであるにもかかわらず、人手不足で困っているセルフ式ガソリンスタンドが多いのだとか。
危険物取扱者乙種4類の資格を取得すれば、引く手あまたかもしれません。難易度はそれほど高くないので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
製造系の体力を使わないバイト
【ピッキング作業】
ピッキング作業は重い荷物を運ぶ力仕事というイメージがありますよね。実際にその通りなのですが、最近はロボットを駆使したハイテクな倉庫が増え、人間の負担が少なくなっています。
ロボットが商品を選別・運搬してくるので作業員の作業は箱詰めだけ、といった倉庫もある模様。ピッキング作業というバイトの種類だけで判断せずに募集要項をよく読めば、体力がなくてもできる仕事に出会えるかもしれません。
【検品作業】
工場などで出来上がった製品に、傷や不具合がないかをチェックする検品作業は、同じ作業の繰り返しが好きな人に向いているバイトです。
目で見て確認する作業なので、最初は大変かもしれませんが慣れれば問題のある商品を、瞬時に見つけられるようになるでしょう。
検品作業には座ってやる作業と立ってやる作業があります。座り仕事の場合は求人情報にその旨が書かれていることが多いようです。
【ラベル貼り・封入・袋詰め作業】
パッケージのラベル貼りやダイレクトメールの封入、商品の袋詰め作業も体への負担が少ないバイトです。こうしたバイトは単発や、週1日からシフトに入れる求人が多く見受けられます。隙間時間を少しでも有効活用したい!という人にピッタリではないでしょうか。
ただし、こうした単純作業は時給が低い傾向にあります。体力的に楽で簡単な分、稼ぐ効率はあまり良くないことを念頭に置いておきましょう。
オフィスワーク系の体力を使わないバイト
【データ入力】
顧客情報や申込内容といったデータを入力する作業は、パソコン操作に慣れた人におすすめのバイトです。スピード感と正確さが求められる仕事ですが、タッチタイピングをマスターしていれば難なくこなせるでしょう。
基本的に1人で完結する仕事なので、チームワークや電話対応が苦手な人でも大丈夫。体力的にも精神的にも、負担が少ないバイトです。
【デバック】
デバックとは、開発中のゲームなどにバグがないかどうかをチェックする仕事です。作業の内容は特定の場所で同じ動きを延々と繰り返したり、ひたすらボタンを押したりして不具合が起こらないかどうかを調べるという地道なもの。
ゲームデバックの組織としては任天堂の「マリオクラブ」が有名です。発売前のゲームに触れられるゲーマー垂涎のバイトと言えるでしょう。座り作業のため体力は使いませんが、目の疲れや肩こりに注意が必要です。
【ウェブサイトパトロール】
ウェブサイトパトロールは、SNSなどの不適切な投稿をチェックする仕事です。すべての投稿に目を通すのではなく、コンピューターでリスクのある投稿を割り出し、確認・報告するという作業が一般的。
パソコンを使ってもくもくと作業するタイプのバイトなので、体力がない人でも続けられる仕事ではないでしょうか。
ただし、悪意のある投稿を見続けることで精神的につらくなる恐れがあります。気持ちの切り替えをうまくできる人に向いているバイトではないでしょうか。
その他の業種
【警備員】
警備員の仕事は現場によってさまざまですが、勤務中に何事も起こらなければ監視カメラの様子を見たり、時々見回りをするだけということが往々にしてあります。緊急事態に備えて待機していることが、主な仕事なのですね。
また、深夜の警備員は時給が高く、楽して稼げるバイトの代表と言われています。しかし、深夜に働くとなると生活リズムが不規則になってしまうので、体力に自信がない人は昼間の警備員からチャレンジするのが良いでしょう。
【看板持ち】
街を歩いていると、住宅展示場やイベント会場までの道順を示す看板を持って、立ったり座ったりしている人を見かけることがありますよね。彼らは「看板持ち」と呼ばれるバイトです。
看板持ちは天候や気温によっては大変な日もありますが、基本的には看板を持って、指定された場所に居れば良いだけなので楽なバイトと言えるのではないでしょうか。
似た系統のバイトとして、交通量調査やティッシュ配り、アドバルーンの監視役などが挙げられます。
【治験】
治験とは、認可前の薬の効果を試すことです。入院、もしくは通院しながら投薬を行い、検査を受けるという流れが一般的。
治験はアルバイトではなく、有償ボランティアとされています。単なるアルバイトではなく、社会に貢献できる活動なのですね。
認可前の薬を使うリスクを伴いますが、薬を飲んで3日間寝ているだけで数万円もらえる案件などもあるようです。
【披露宴などのサクラ】
パーティーなどに関係者を装って参加する、いわゆる「サクラ」のバイトがあります。サクラが呼ばれるのは友人・知人が少ない新郎新婦の披露宴や、人の集まりが悪い企業のパーティーなど。普通のゲストと同じようにごちそうを食べたり、祝っているふりをすることが仕事です。
他の参加者からサクラだと悟られてはいけないプレッシャーはありますが、楽でおいしいバイトではないでしょうか。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
ホテル・旅館のバイト探しはおもてなしHRで!
私たちおもてなしHRは、宿泊業に特化した就職・転職支援サービスです。ホテルや旅館は体力を使う仕事の代表格ですが、1日数時間程度のバイトやオフィスワークのバイトの求人も扱っています。
できることからホテル・旅館の仕事にチャレンジし、体力を付けることを目指してみてはいかがでしょうか。
少しでも興味のある人は、おもてなしHRにご相談ください!
なお、体力がない人に適した仕事や、長く続けやすい仕事の選び方については以下の記事でまとめて紹介しています。