仕事にもっとも必要なのは体力?
体力が必要な仕事と聞いて思い浮かべるのは、土木作業員や大工さんのような、力仕事ですよね。
確かに肉体労働には体力が必須ですが、どんな仕事にでも体力は必要です。ホテルマンなどの接客業は立ち仕事で強い足腰が求められ、事務職などのデスクワークも肩こりや眼精疲労との戦いです。
また、大きなビジネスで成功している人ほど体を鍛えているという話もあり、仕事と体力は切っても切れない関係と言えるのではないでしょうか。
この記事では、仕事に必要な体力を付ける方法や、疲労を早く回復するためにできる工夫について解説します。どうしても体力に自信がない人に向けた対処方法も紹介しますので、参考にしてください。
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元気に働くための体力を維持する方法とは?
責任の重い仕事を任されるようになる30代前後から、人の体力は落ち始めます。年齢を重ねる以上は仕方のないこととはいえ、なるべく体力を維持する努力はしたいところですよね。
5年先、10年先も元気に働き続けるためには、以下のことを心がけましょう
- ・運動を習慣づける
- ・バランスの取れた食事
- ・十分な睡眠
どれもよく耳にすることですがこの3つをしっかりと心がけて生活している社会人は、果たしてどれくらい居るのでしょうか。仕事が忙しい人にとっては、おざなりになりがちなことばかりです。
また、長時間の残業や休日出勤が続くと、睡眠・運動・栄養のある食事を摂取する時間を確保できず、不健康な生活に陥ってしまいますよね。
最近では手軽にトレーニングができるゲームや、運動・栄養・睡眠の管理ができるアプリケーションなどが出ています。そういったものを活用し、少しずつ生活を見直してみてはいかがでしょうか。
そして、心と体はつながっていると言われているので、ストレスをため込まないことも重要です。休日には緑の多い公園を散歩したり、思い切り好きなことに打ち込んだりといったことで、自発的にストレスを発散させてくださいね。
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体力がない・体がきつくて働けない人はどうすればいい?
体力やメンタルの強さには個人があるもので、努力や工夫では補いきれない人も居ることでしょう。そのような場合、無理は禁物です。無理して頑張ることを美徳と考えがちですが、ある日突然起き上がれなくなったり、仕事中に倒れたりすることになりかねません。
手遅れになる前に、以下のような方法で仕事のやり方や仕事そのものを変えることを考えましょう。
在宅ワークに切り替える
満員電車での通勤は、肉体的にも精神的にも疲弊してしまうものです。1日の業務がスタートする前に疲れ切ってしまうこともあるでしょう。通勤がなくなれば、だいぶ楽になるという人が多いのではないでしょうか。
2021年4月時点では、新型コロナウイルスの影響を受けて、リモートでできる仕事はリモートワークにする動きが盛んになっています。働き方を相談できる職場であれば、リモート勤務への切り替えを相談してみると良いでしょう。
勤務時間を減らす
過労による疲れやストレスは、さまざまな病気を引き起こす原因になると言われています。また、過労自殺の問題が大きく報道されたことも記憶に新しいのではないでしょうか。
もし、長時間残業に閉口しているのなら、手遅れにならないうちに残業時間を減らしてください。業務量が多すぎて残業せざるを得ない状況であれば、振り分けの見直しを提案したり、ムダな工程を洗い出して省いたりといったことが有効です。
パートタイムなどで労働時間を相談できる職場なら、自分の体力に合わせて勤務時間を短くしてもらうのも良いでしょう。
また、違法な労働時間であれば、労働基準局に助けを求める手段もあります。我慢していても状況は良くなりません。勇気を持って動き出してくださいね。労働基準法で定められている労働時間については、以下の記事をご参照ください。
職場・職種を変える
違法な長時間残業やハラスメントが横行するブラック企業なら、逃げることを考えても良いかもしれません。
忙しすぎて十分な睡眠時間やまともな食事を摂取する時間を確保できない、趣味や運動に打ち込む余裕がないといった状況では、長く働くことは難しいのではないでしょうか。離職・転職は勢いだけで決められるものではありませんが、自分の心と体を守ることを優先的に考えてくださいね。
また、どのような仕事でも体力は必要ですが、立ち仕事と座り仕事では疲れの種類が違いますよね。ブラック労働ではなくても、業務によって合う・合わないがあるものです。限界を感じる前に、自分の体質で無理なく働ける業種への転職を検討してみましょう。
体力に自信がない人は就職・転職エージェントに相談してみよう
無理なく働ける仕事を探す、と言っても企業の採用担当者に自分の体力のことを相談するのは気が引けるものですよね。
そこでおすすめしたいのは、就職・転職エージェントの活用です。就職・転職エージェントは、求職者と企業との架け橋。企業に直接言いにくいこと、質問しにくいことでも、就職・転職エージェントの担当者を通して相談できます。
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