バイト履歴書の学歴・職歴で気を付けるポイント!
アルバイトの履歴書を作成する際、学歴・職歴欄はどのように記入するのが良いのでしょうか。記入時に気を付けたい、4つのポイントをご紹介します。
学歴は義務教育後の「高校以上」が基本
学歴欄には、高校以上の学歴を記入するのが一般的です。義務教育である小学校・中学校では個人差が生まれづらい、という背景から、学歴欄に記入する必要性が低いと考えられているためです。
ただし、これはあくまで通説であり、明確なルールは存在しません。出身中学校が名門私立など、アピールに繋がるような学歴があれば、記入をするのも良いでしょう。
学校名・学部名・学科名は省略せずに記入
学歴は、しっかりと正式名称で記入する必要がありますが、うっかりミスは意外に多いもの。よくある間違いをご紹介しますので、記入時には誤りがないよう、気を付けてくださいね。
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- ・高校 → 高等学校
- ・都立〇〇高等学校 → 東京都立〇〇高等学校
- ・〇〇大学 入学 → 〇〇大学□□学部××学科 入学
- ・東京都立〇〇高等学校 入学
- 同上 卒業
- →東京都立〇〇高等学校 入学
- 東京都立〇〇高等学校 卒業
ミスをしてしまったら新しい用紙で再作成
下書きをしているにも関わらず、勢い余って書き間違いをしてしまった。そんな時に助けとなってくれるのは、修正テープや修正液ですよね。
簡単に記入ミスを直せるため、履歴書の修正にも使ってしまいたくなるものですが、履歴書の作成時には、修正テープや修正液は使用すべきではないと考えられています。打ち消しの二重線や、訂正印も同様です。
修正された履歴書とミスひとつない履歴書、どちらが書類として信頼性が高まるかは明白。採用担当者から「志望度の低い応募者」と見られるリスクも高まりますので、記入ミスをしてしまった場合は、必ず新しい紙に書き直すようにしましょう。
学歴・職歴ともに経歴詐称はNG!
学歴が高くないことや、職を転々としていることが選考に不利に働いてしまうかも、と不安に思う方であれば、経歴をごまかしたいと思ってしまうのも無理はありません。
しかし、仮に経歴を詐称して入職が決まったとしても、嘘をついたのは事実。後ろめたさが残ったり、レベル感のズレがあれば働くことさえ苦になってしまいます。
経歴詐称が明るみに出てしまえば、最悪の場合、懲戒解雇となる恐れもありますので、「バイトだから」と、軽い気持ちで経歴を詐称しないようにしてくださいね。
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バイト履歴書の学歴・職歴の書き方:高校生の場合
高校生がアルバイトに応募する際の、履歴書学歴・職歴欄の記入例をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
履歴書の中で、職歴について一切触れないというのはマナー違反にあたります。たとえ、働いた経験がなかったとしても、職歴がないという事実は忘れずに記入しましょう。
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バイト履歴書の学歴・職歴の書き方:大学生の場合
続いて、大学生がアルバイトに応募する際の履歴書学歴・職歴欄の記入例をご紹介します。
過去にお金をもらって働いた経験がある方と、そうでない方とでは印象が大きく異なります。アルバイトもれっきとした職歴になりますので、過去に働いた経験がある方は、ぜひ職歴欄に記入しましょう。採用担当者の目にも、きっと良く映るはずです。
バイト履歴書の学歴・職歴の書き方:パートの場合
最後にご紹介するのは、社会人がパートとしてアルバイトに応募する際の、履歴書学歴・職歴欄の記入例です。
子育てからの復帰を目指す方であれば、「職歴」の記入に悩むことも少なくないでしょう。空白期間が長ければ長いほど、採用担当者からの印象は気になってしまうものです。
しかし、育児期間が仕事のブランクになってしまうのは自然なこと。おおよその採用担当者は、年代や性別から状況を汲み取ってくれますので、考えすぎる必要はありません。
それでも不安が残るという方であれば、職歴の退職理由に「出産のために退職」と明記したり、自己PR欄に「育児期間中の過ごし方(資格取得など)」を記入しておけば、採用担当者もすぐに状況を理解してくれるはずですよ。
バイトの履歴書でも学歴・職歴は丁寧に書こう!
アルバイトの履歴書の学歴・職歴欄の記入ポイントや、高校生、大学生、パートそれぞれの記入例をご紹介しましたが、履歴書が持つ最も重要な役割は、採用担当者に正しい情報を伝えることです。
「バイトだから」という安易な気持ちで履歴書を作成してしまえば、記入ミスをしてしまったり、履歴書からいい加減な応募者という印象が、採用担当者に伝わってしまいます。
1日でも早い採用に近づくためにも、ぜひ気を抜かずに履歴書の作成に取り掛かってくださいね。