年齢の不安も、信頼できるやり取りで前向きになれた

転職成功インタビュー

目次

プロフィール

フロントO様

まずは、ご経歴や転職理由について教えてください。

前職では新潟のとんかつ専門店で約10年間、店長として勤務してきました。仕事にはやりがいもありましたが、職場の人間関係に悩んでいた時期があり、「このままでいいのかな」と思い始めていたところでした。

ちょうどその頃、夫が転職することになり、環境が大きく変わるタイミングを迎えたこともあって、「私も今の働き方を見直してみよう」と考えるようになりました。年齢的に45歳を過ぎての転職に対して不安もありましたが、夫と同じタイミングで新たな一歩を踏み出そうと思い、転職を決意しました。

実際に転職活動を始めてみて、特に難しかったことや不安だったことは何ですか?

転職を考えたタイミングが40代後半だったこともあり、「この年齢で、自分の希望する仕事に就けるのだろうか」という不安が大きくありました。

特に45歳を過ぎた頃から、選考でどう見られるのか、自分の強みが伝わるのかという点に迷いが出てきていたと思います。

接客業務のどんなところに、やりがいや魅力を感じてこられましたか。

大学を卒業してから、ずっと接客業に携わってきました。もちろん大変なこともありますが、たとえば1日に100人のお客様がいれば、その一人ひとりに違った対応が求められるという点に、接客ならではの面白さを感じています。

また、新人スタッフを育てる立場として、その成長を見守れることも自分にとって大きなやりがいです。教えたスタッフが、お客様に「ありがとう」と喜んでいただいている姿を見ると、嬉しくなります。そうした積み重ねがあって、今でも変わらず接客の仕事が好きです。

県外からの移住経験して大変だったこと、宮古島は実際に住んでみていかがですか?

夫の転職先が宮古島だったことをきっかけに、私も移住することを決めました。それまではずっと本州で働いてきましたが、子どもたちも学校を卒業して家を出ていたタイミングだったので、「今までと違う生活を始めるにはちょうどいいかもしれない」と思えたんです。

実際に住んでみると、宮古島はのんびりとした雰囲気で、生活自体に大きな不便はありません。ただ、買い物に出かける距離や、那覇に出るには飛行機を使うしかないなど、本州とは違う距離感にはまだ少し戸惑うこともあります。

これまで、店長として働きながら子育てもして、毎日時間に追われるように過ごしてきたので、今のゆったりとした時間の流れに、最初は正直「物足りないな」と感じる部分もありましたけどね。

おもてなしHRを実際に利用した率直な感想を教えてください。

おもてなしHRを見つけたきっかけを教えてください。

夫も宮古島でホテル業に携わっており、飲食や宿泊などさまざまな施設を展開している会社に先に入社していました。もともとは、私もそのグループのホテルで働けるのではと思っていて、「サービス部門で応募したい」と伝えていたので、すぐに決まるだろうと正直思っていたんです。

でも実際には不採用になってしまい、そこから一気に焦りが出てきて。移住の時期も迫っていて、「もう1カ月も猶予がない」という状況で、毎日インターネットで必死に求人を探していました。そんなときに、あるホテルの求人情報を見ていたら、その下に「おもてなしHR」という転職サービスの名前が載っていたのを見つけたのがきっかけです。

最初におもてなしHRを利用する際、不安はありませんでしたか?

見つけた求人に応募したら、おもてなしHRさんだったんです。すぐに担当の方からご連絡をいただいて、「ご紹介できる求人があります」と言ってもらえたんですが、正直最初は「転職サービスに頼るのはちょっと怖いかも」と思っていて…。

初めての連絡が「一度お電話でお話ししませんか?」という内容だったので、「電話をしてしまったら後戻りできないんじゃないか」とすら感じていました(笑)

でも、時間もなかったのでダメ元で話を聞いてみたところ、とても親切に説明してくださって、「だったらもっと早く頼っていればよかった」と思ったほどです。初回のお電話で30分ほどお話させていただいたのですが、不安が一気に安心に変わったことを今でもよく覚えています。

エージェント(アドバイザー)とのやり取りをはじめてから転職までに至った流れについて教えてください。

エージェントとの印象的なエピソードや出来事はありますか?

印象に残っているのは、とても無理なお願いをしてしまったにもかかわらず、快く対応していただいたことです。

私が担当の方に相談したのは6月に入ってからで、希望していたのは「7月1日から働きたい」というもの。移住まで1カ月もない状況で、普通に考えたら採用が決まるだけでもギリギリなのに、「そこから勤務開始までしたい」とお願いするのはかなり無謀なスケジュールだったと思います。

でも、担当の方は「できる限り調整してみます」とすぐに動いてくださって。おそらく採用先のご担当者と連絡を取り合いながら、面接から入社までを本当に短期間で整えてくださったのだと思います。まさか実現できるとは思っていなかったので、「エージェントってここまでやってくれるんだ」と驚いたのを覚えています。

久しぶりの受ける側としての面接に不安はありませんでしたか?

実は、これまで自分がアルバイトスタッフの面接を担当することは多かったんです。でも、自分が「受ける側」として面接を受けるのは、本当に何十年ぶりで…。

社員としてきちんと面接を受けるという経験があまりに久しぶりだったので、「何を聞かれるんだろう?」「どう答えれば伝わるんだろう?」と、とにかく不安でした。

聞かれる内容を想定して、自分なりに答えを用意してみたりはしたのですが、「これで大丈夫かな?」という気持ちが拭えず、緊張もしました。

エージェントから提供されたサポートで、特に印象に残っていることはありますか?

転職活動を進める中で、担当エージェントの比嘉さんが私の希望や条件を丁寧に聞き取ってくれたことがとても印象に残っています。「いつなら電話ができるか」や「どういう職場環境を求めているか」など、こちらの状況に寄り添いながら柔軟に対応してくださって。

私自身、年齢のことや給与面の希望を口にすることに、少し引け目を感じていたところがあったんです。「今までこうやって働いてきたから、これくらいの待遇を希望したい」と言うことに、どこか遠慮があって。

でも、比嘉さんは「希望を持つことはとても大事です」と前向きに受け止めてくださいました。「たとえ、条件がすべて叶わなかったとしても、気持ちに正直になることが転職の第一歩」と励ましてくれたんです。

「ホテル業界で働きたい」という私の想いに対しても、「その気持ちはすごくよくわかる」と共感してくださり、希望にできるだけ沿う形で、いろんな求人を探してくださった姿勢にも感動しました。

複数の企業を検討する中で、どのような条件を重視して選考を進めていましたか?

私の希望としては、やはり「サービス業としてお客様としっかり関われる仕事」がしたいという思いが一番にありました。本音では正社員での勤務を望んでいましたが、移住までの期間が短かったこともあり、現実的な条件も視野に入れて選考を進めていたのです。

現在の職場では契約社員としてのスタートで、配属も希望していた接客ではなく、人手が足りなかった厨房業務からの開始でした。

ただ、前職では店長として接客・調理・会計などを幅広くこなしていた経験があり、それをしっかり評価してもらえたと感じました。

正直、希望のすべてが叶ったわけではありませんが、「必要とされるところからまず入る」という柔軟な気持ちを持てたことで、半分は希望、半分は妥協という形で前向きに受け止めることができました。

転職先で希望されていた条件は、ご入社後に実現していますか?

正直、入社前に思い描いていた内容と少し違う部分はあります。たとえば、最初に伺っていた通り、マルチに業務を担当する体制ですが、今は厨房業務がメインで、希望していたフロント業務は当面難しそうだなと感じています。

ただ、実際に働いてみると想像以上に楽しく、現場の雰囲気や働く人たちとの関係も良好で、毎日前向きに仕事ができています。お給料や働き方など、すべてが希望通りというわけではありませんが、総合的に見て納得感のある環境だと思っています。

現在の職場はどのようなところに魅力を感じて応募に至ったのでしょうか?

一番大きかったのは、採用面接の際にとても丁寧に対応していただいたことです。担当者の方がしっかりと会社や業務内容について説明してくださり、誠実な姿勢が伝わってきました。

年齢や状況を踏まえたうえで採用してくださったという点も、私にとっては大きな安心材料でした。短い期間の中でもしっかり向き合ってくれた印象があり、「この会社なら信頼できる」と思えたのが、応募を決めた理由です。

宿泊業のお仕事、実際に働いてみていかがですか?

当初は一時的に厨房業務メインと聞いていたので、正直なところ最初は少し不安もありました。でも、実際に働いてみると、今までの店長経験や衛生管理の知識を活かせる場面も多くて、自分の意見や提案をしっかり受け入れてもらえる環境でした。

たとえば、厨房内の衛生面について提案をしたら、「それいいですね」とすぐに改善につなげていただいたり、メニュー開発や業務の流れの見直しにも参加させてもらったりしています。

最近では、鉄板焼きの鉄板に立つ練習も始めていて、新しいことに挑戦できる環境がすごく楽しいです。「接客ができないのは残念」と思っていたはずなのに、今では「このままでもいいかも」と感じられるくらい、やりがいを感じています。

現在の職場で、どのような経験を積んでいきたいと考えていますか?

最近は、フロント業務よりも「アイデアを出したり、何かを提案すること」が楽しいと感じるようになってきました。

現在は女性だけの調理チームで働いているのですが、いずれは自分でコース料理を考えたり、鉄板に立ってお客様の前で調理をしたりといった仕事にも挑戦したいと思っています。そのために、鉄板での調理や接客の練習にも少しずつ取り組んでいるところです。

料理をお出しするときに、会話を交えたり、お料理の説明をしたりと、ただ作るだけでなく、お客様とのコミュニケーションも楽しめるような働き方を目指しています。

価格帯も高めの宿泊施設なので、お越しいただくお客様もそれなりのご期待を持って来られる方が多いと感じています。そうしたお客様にもしっかりとご満足いただけるような、調理+接客を兼ねたサービス力を磨いていきたいと思っています。

最後に転職を悩んでいる求職者に向けて、一言メッセージをお願いいたします。

私も転職を考え始めたときは、「今すぐ辞めたいわけじゃないけど、なんとなく求人を見てしまう」というような気持ちでした。迷っている方の多くも、きっと同じように「今のままでもいいのかな…」と悩まれているのではないかと思います。

でも、もし少しでも「新しいことを始めてみたい」と感じたなら、やってみた後悔より、やらなかった後悔の方がずっと大きいと思います。実際に行動してみて、「相談してみてよかった」と心から思えたので、一歩を踏み出すために、誰かに話を聞いてもらうことはとても大切だと感じました。

私自身、エージェントに相談したことで、年齢の不安を乗り越えて自信を持てるようになりましたし、転職の決断にも納得できました。

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