退職金なし・ボーナスなしで老後はどうする?老後の資金を貯める方法!

退職金やボーナスが必ずもらえる時代は終わりました。まとまったお金が入ってくる機会がない人は、老後の資金をどう蓄えれば良いのでしょうか。老後までにお金を貯める方法や、退職金・ボーナスありの企業への転職を考える際に注意したいポイントをまとめました。

目次

    退職金・ボーナスなしの労働者は少なくない

    心配事

    miya227 – stock.adobe.com

     

    かつての日本では終身雇用当たり前、正社員なら退職金やボーナスは当然あるものと考えられていましたが、今はそうではありません。

     

    派遣社員や契約社員といった非正規雇用者は退職金・ボーナスなしがほとんど。正社員でも退職金・ボーナスなしということもあります。

     

    そこで心配になるのが老後の暮らしです。退職金・ボーナスなしの人はどうすれば老後の資金を準備できるのでしょうか。

    正社員なのに退職金・ボーナスなしはおかしい?

    正社員なのに退職金やボーナスがないのはおかしいのでは?と思うかもしれません。しかし、民間企業の退職金やボーナスについては法律での決まりがなく、支給するかしないかは企業の自由なのです。

     

    2018年の厚生労働省の調べによると、従業員数30人以上の企業で、退職金の制度がないのは19.5%ということがわかっています。約2割の企業が、退職金の制度を設けていないのですね。

     

    また、ボーナスについては制度そのものがない企業のほか、2020年は新型コロナウイルスの影響を受けて、大幅にカットする企業や、支給なしとした企業も目立ちました。

     

    正社員で退職金・ボーナスなしの企業は少数派ですが、決してあり得ないことではないのです。

     

    そして老後は退職金があるから大丈夫!と思い込んでいて、定年退職直前に実は退職金の制度がなかったことに気が付くパターンに陥ると、とても悲惨です。念のために今一度、勤務先の福利厚生を確認しておきましょう。

     

    参照:退職金なしの企業の割合について/厚生労働省資料

    退職金・ボーナスなしの人は老後にどう備えるか

    地道な貯金

    mshin – stock.adobe.com

     

    退職金・ボーナスなしの人は、少しでも早く老後への備えを始めることが重要です。まずは毎年、誕生日の月に届く「ねんきん定期便」や、公的年金の試算ができるウェブサービスなどを活用し、将来どのくらいのお金が必要になるのかを把握してくださいね。

     

    おおよその金額が分かったら、あとはどう賄うかです。家計をシビアに見つめながら、少しでも蓄えを増やしましょう。例えば、以下のような手段があります。

    副業・ダブルワークで稼ぐ

    退職金・ボーナスなしの人は、勤務先以外の収入源を確保しましょう。普段の生活は給料でやりくりし、副業・ダブルワークで稼いだお金を貯金や投資に回すのです。

     

    本業が忙しくてとてもできない!と感じるかもしれませんが、今はさまざまな働き方があります。クラウドソーシングを活用すれば、隙間時間に自宅でできる仕事が見つかるはずなので、まずは何かやってみましょう。

     

    また、ホームページの運営などがうまくいけば、自動的にお金が入ってくるようになるでしょう。ただし、企業によっては副業・ダブルワークが禁止されている場合もあります。就業規則を確認した上で、チャレンジしてくださいね。

    貯める・増やす

    「老後の資金」という響きからはまとまった額のお金を連想しますよね。いきなり用意しようと思うと気が遠くなるかもしれません。しかし、まず大切にすべきなのは毎月の給料からコツコツ貯めて増やすという、地道な努力です。

     

    必要な時、すぐに引き出せる貯金のほか、個人年金や貯蓄型の保険、資産運用サービスなども活用してお金を増やしましょう。

     

    つみたてNISAやiDeCoなど、税優遇があって小さな額で開始できる資産運用もあります。できることからやってみましょう!

    退職金・ボーナスありの企業に転職する

    思い切って退職金・ボーナスありの企業へ転職するのも良いでしょう。

     

    ただし、退職金・ボーナスがない企業では、ボーナス・退職金込みの金額を基本給としている場合があります。制度として退職金・ボーナスがある企業のほうが、老後の備えを手厚くできるとは限らないので注意してください。

     

    また、退職金は長く勤めるほど多くもらえるものなので、転職時の年齢が高い、すぐにまた転職するといった場合には、金額で損をするかもしれません。

     

    そして、めでたく退職金・ボーナスありの企業に転職できたとしても、油断は禁物です。経営不振などが原因で、いずれは制度がなくなるリスクがあるのです。

     

    退職金の制度を廃止する場合、きちんとした企業であればそれまでの積み立て分は精算されます。丸ごと損をするわけではないものの、老後の計画が狂ってしまうでしょう。

     

    後払いのお金はあてにしない方が安全です。信じられるのは、すでに貯めたお金や自分の資産だけ。退職金やボーナスは「もらえたらラッキー」くらいの気持ちで老後の準備に励みましょう!

    退職金・ボーナス重視の転職は転職エージェントを活用しよう

    退職金・ボーナスの制度など、福利厚生を重視して仕事を探したい!という人には、就職・転職エージェントがおすすめです。

     

    就職・転職エージェントを利用すれば、非公開求人の中から好条件の企業を探したり、自分の希望に一致する企業を探してもらったりできます。

     

    おもてなしHRは、宿泊業界に特化した就職・転職エージェント。日本全国規模で宿泊施設の求人情報を、数多く扱っています。登録から入社まで完全無料のサービスなので、ぜひご活用ください!

     

    なお、ボーナス・賞与の関連記事は、こちらのリンクにまとめてあります。ぜひご参照ください。

     

    ボーナス・賞与に関する疑問を解消しよう!関連記事をまとめて紹介!

    ご入力いただいたメールアドレスに資料をお送りいたします。

    必須企業名

    ご担当者様名を入力してください

    必須ご担当者様名

    ご担当者様名を入力してください

    必須メールアドレス

    メールアドレスを入力してください

    必須電話番号

    電話番号を入力してください

    資料請求のお申し込みを受け付けました

    資料請求をお申し込みいただきありがとうございました。
    入力いただいたアドレスにメールをお送りいたしましたので、ご確認ください。

    万が一メールが届かない場合は、info@omotenashi.workまでお問い合わせいただきますようお願いいたします。

    ページ上部へ戻る