ホテル業界の合同説明会に出展しよう!
複数の企業が集まり、求職者へ向けて自社のPRを行う大規模イベント・合同説明会を通じ、毎年数多くの求職者が採用されています。
そんな合同説明会の中には、ホテル業界に特化しているものがあることをご存じでしょうか。
業界に特化した合同説明会であれば、求職者は業界志望であることが前提になるため、より効率的な採用活動ができますよね。ホテル業界の合同説明会へ出展するメリットや、種類をご紹介しますので、ぜひ貴ホテルの採用活動のヒントにしてみてください。
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ホテル業界の合同説明会に出展するメリット
ホテル業界に特化した合同説明会に出展すれば、出展企業はどのようなメリットを享受できるのでしょうか。3つのメリットをご紹介します。
企業の認知度向上・応募者増に期待が持てる
誰しもが聞いたことがあるホテルであれば自然と応募者が集まるものですが、中規模・小規模のホテルであればそうもいきませんよね。たとえ、インターネット上で求人を出していたとしても、応募は二の次にされてしまうことも多いでしょう。
一方、ホテル業界に特化した合同説明会であれば、どんな企業でも来場者に同様のPRが可能です。魅力を存分に伝えることができれば、これまで応募に至らなかった求職者の応募にも期待が持てるはずです。
就職・転職の意思が強い求職者に会える
合同説明会に参加する求職者は、いわゆる就職・転職顕在層です。つまり、すぐに就職したいと考える求職者が集まりやすいイベントと言い換えることができます。
転職セミナーなどの漠然としたイベントよりも応募の意思が強い求職者と出会えることは、出展企業にとっても大きなメリットと言えるでしょう。
採用活動がスピーディーになる
求職者とのファーストコンタクトが対面の合同説明会であれば、会場で応募を受け付けられる、応募者の人となりを知ることができるなど、採用活動をスムーズに進められる条件が揃っています。
前述の通り、参加者は就職意欲が高い傾向にありますので、企業のアプローチ次第では面接を取り付けることも可能です。そのため、効率的でスピード感のある採用を行いたい企業とも相性の良い採用活動とされています。
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ホテル業界の合同説明会の種類
ホテル業界に特化した合同説明会は、大きく分けて3つの種類があります。1つずつみていきましょう。
総合型の合同説明会
最もイメージしやすいのは、総合型と呼ばれるような合同説明会です。大手ホテルを中心に集まった全国各地の企業に割り当てられたブースで、職種を問わず自社のPRを行うことができます。
競合が多い・出展費用が高くなりやすいというデメリットはありますが、運営のサポートが手厚い・日本各地の多くの求職者と出会えることは、企業にとって大きなメリットとなるでしょう。
大規模ホテルを会場とし、参加者が数千人にものぼるような超大型の合同説明会や、ブライダル業界やレストラン・飲食業界と混合して行われる合同説明会もあるようです。
職種ごとの合同説明会
調理職や婚礼部門のように、職種ごとに開催される合同説明会もあります。募集条件がより具体的になるため、ピンポイントで募集職種の採用を増やしたいという企業にとっては最適な選択肢と言えるのではないでしょうか。
ただし、募集職種に対し複数名の採用を予定している企業の出展が多いため、必然的に大手企業の出展が多くなりやすいという特徴があります。よって中小企業であれば、総合型の合同説明会の方が効果が上がりやすい可能性があることも、あわせて覚えておくようにしましょう。
地域単位での合同説明会
有名温泉地や観光地を中心に、行政や地域おこしに関連するNPOが主催となり開催されるのが地域単位での合同説明会です。
エリアが限定的になるため、企業と相性の良い属性を持つ求職者との出会いに期待が持てる一方、近隣ホテルの競合が多いというデメリットがあります。しかし、これまでご紹介した中では、最も自由度の高い合同説明会となっています。
ホテル業界でも注目の集まる「オンライン合同説明会」
新型コロナウイルスの影響もあり、採用活動のオンライン化を進める企業が増えたことを肌で感じるホテル関係者も少なくないはずです。このように、各企業間で徐々に広がりを見せる採用活動のオンライン化の波は、合同説明会にも及んでいます。
たとえば、出展企業の説明会が時間ごとに区切られ、会社説明会がライブ配信されるようになっているものや、アーカイブされた動画を集約、いつでも閲覧可能としているようなものまで、その種類は多岐に渡ります。
2020年11月現在、ホテル業界のみのオンライン合同説明会は確認できていませんが、今後の開催に注目です。インターネットを活用すれば、企業の個別説明会の開催ハードルは低くなるはずですので、まずは企業単位での開催を検討してみるのも良いかもしれません。
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ホテル業界の合同説明会に出展する際の注意点
ホテル業界の合同説明会に出展する場合、どのようなことに気を付ければ成功を収めることができるのでしょうか。出展時の注意点をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
費用・サポート体制などを確認する
合同説明会は、主催企業によって費用やサポート体制が異なります。連日イベントが行われる場合、出展日数により費用が割引かれるなどの特典もあるようですので、ぜひ比較検討を行いながら出展イベントを決定するようにしてくださいね。
また、サポート体制をチェックすることも重要です。受付で来場者へのヒアリングを行い、マッチング度の高い企業ブースへ案内をするイベントがあれば、転職セミナーのように転職意欲を高めるコンテンツを用意しているというイベントもあります。
採用人数やマッチングの高さを考慮し、貴ホテルに最も採用効率の良いであろうサポート体制もあわせて確認するようにしましょう。
出展の目的・目標を明確にする
合同説明会の出展目的を明確にすることも、成功へ導くための重要なポイントです。
企業認知度の向上を目的とした出展と、今すぐの応募を目指す出展では、PR方法が大きく異なるのは言うまでもありませんよね。より効果的な採用を行うためにも、出展時は誰に対してどのようなアプローチを取るのかを考え抜くようにしましょう。
自ホテルの売りをわかりやすく伝える
合同説明会は多数の企業が出展します。そのため、自ホテルの存在を目立たせるためには、売りや推しポイントを求職者にわかりやすく伝えることが大切です。
出展する競合他社の企業分析を行えば、自ホテルがどの立ち位置で戦えばよいかが見えてきます。「入社してみたい!」と思わせるきっかけとなるポイントを洗い出し、他社にはない魅力を合同説明会当日に語れるよう準備を整えておいてくださいね。
ホテル業界の合同説明会に出展して多くの求職者と出会おう!
ホテル業界に特化した合同説明会では、ホテル業界を目指す求職者が多数参加します。意欲の高い求職者と出会える、スピード感のある採用活動ができますので、求人募集を行うホテルはぜひ出展を検討してみてはいかがでしょうか。
ただし、ホテル業界に特化した合同説明会はそう多くはありません。また、イベントはたとえ採用ができなくても費用がかかります。せっかく出展したのに、蓋を開ければ1人も採用できなかった…ということも充分考えられるのです。
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