TOEIC® L&R TESTは何点から履歴書に書ける?
英語の「聞く力」と「読む力」を測るTOEIC® L&R TEST。
就職・転職活動で履歴書に記入し、実力をアピールしようと考えている方もいれば、履歴書に書くためにTOEICを勉強している方もいるはずです。
そこで、TOEICは何点以上取れば履歴書に記載できるかご存知でしょうか?
ここでは、必要なスコアや履歴書に記入するときの書き方について紹介します。
最低ラインは600点
一般的に、履歴書に書くときは最低600点が許容範囲なようです。
多くの日本企業が600点を基準にしていることが関係していると考えられます。
ただし、この点数はあくまでも基準です。職場によっては500点でも十分なことがあります。
仕事によって必要なスコアは異なるので、仕事に関する情報や求人票をよくチェックするようにしてください。
履歴書に記入するときの書き方
履歴書にTOEIC® L&R TESTを記載するときは、略さずにきちんと正式名称で書きましょう。
【例】
TOEIC® Listening&Reading Test 600点取得
(Listening 300/495点、Reading 300/495点)
テストはListeningとReadingに内訳されていますので、それぞれの項目で取得した点数を()の中に記入しておくとより丁寧です。
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TOEIC® L&R TESTを履歴書に書くと就職に有利?
TOEIC® L&R TESTを履歴書に記入すると、本当に就職や転職で有利になるのでしょうか。
英語力を企業にアピールするためにも、下記の項目を確認していきましょう。
「聞く」「読む」がメインの仕事なら特に有利!
冒頭でも述べた通り、TOEIC® L&R TESTはリスニングとリーディングの力を測るテストです。
英語を聞いたり読んだりすることが多い仕事では、培った力を実践でもいかせるでしょう。仕事の例としては、事務職や翻訳業などが挙げられます。
また、「話す」「書く」に関しては、TOEIC® S&W TESTSで測ることが可能です。スピーキング力やライティング力が必要な仕事ではこちらのほうが有利になるかもしれません。
TOEIC® L&R TESTが強みにならないわけではないので、スコアがあるときは積極的に記入してください。
英語が必要な仕事であれば、なおのこと記載するべきでしょう。
※TOEIC® Speaking & Writing
海外で働くときはTOEFL® TESTのほうが良いことも
国内であれば、TOEICが有利になることが多いです。
しかし、海外の現地で働くときや外資系企業で働く場合は、TOEFLのほうが役に立つ場合があります。
その背景には、世界的にみると多くの企業が評価の目安としてTOEFLを採用しているからといった理由があるようです。
TOEFLでは、「リスニング」「リーディング」「スピーキング」「リーディング」とすべての力が試験で問われます。難易度も高く、より実践的な英語を学べる資格です。
英語でのコミュニケーションがメインとなる仕事では、TOEFLを取得しておくと、より有利な就職・転職活動ができるかもしれません。
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TOEIC® L&R TESTが強みになる仕事
TOEIC® L&R TESTが強みになる仕事にはどのような職業があるのでしょうか。
考えられるものをいくつか下記にまとめました。
- ・貿易事務
- ・英語教員
- ・翻訳者
- ・商社
- ・パイロット
- ・グランドスタッフ
- ・ホテルスタッフ
- ・ITエンジニアなど
文書のやり取りが多めな事務職や翻訳者などは、読む力が特に重要です。すれ違いが起きないように、意味を正確に読み取らなければなりません。
また、空港で搭乗手続きをおこなうグランドスタッフやホテル・旅館で働くフロントスタッフなどは、お客様から英語で質問される機会が多いです。
その際には、しっかり言葉を聞き取り、質問の意図を理解して対応にあたらなければなりません。
スピーキングと同時にリスニング力も求められる仕事のため、TOEIC® L&R TESTがあると役に立つでしょう。
▼英語をいかせる仕事について詳しくはこちら!
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TOEIC® L&R TESTを履歴書に書くときの注意点
TOEICを履歴書に書く際の注意点を紹介します。
スコアを偽らない
TOEICのスコアを偽ってはいけません。
TOEICを履歴書に書くと、面接で英語力を試されることがあります。
実力が伴わないスコアを書いてしまうと「うそなのでは?」と疑われ、マイナス評価につながりかねません。
また、TOEIC点数証明書の提出を求められたときは、確実にうそがバレます。
即不採用になってしまうので、絶対にスコアは偽らないようにしましょう。
仕事によっては高得点が必須になる
「TOEICを履歴書に書ける最低ラインは600点」と紹介しましたが、仕事によっては高得点でないと通用しないことがあります。
外資系企業や海外との交流がメインの仕事は800〜900点以上を応募資格にしているケースが多く、800〜900点未満ではそもそも応募できません。
しかし、逆に言えば高得点を取れば、どの仕事でもいかせるということ。
TOEICを勉強する際は、高得点を目指しつつ、自分が就きたい仕事のスコアを目標に勉強すると良いでしょう。
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※L&R means LISTENING AND READING.
TOEIC® L&R TESTをいかせる仕事ならホテル・旅館もアリ!
TOEICを履歴書に書くときのポイントについて解説しました。
TOEICは主に国内の企業に対して強みとなる資格です。TOEICを応募資格にしている求人も多いので、ぜひ高得点を目指して勉強に励んでください。
- ・「TOEICをいかせる仕事に就きたい」
- ・「英語を使った仕事がしたい」
という方がいれば、ホテル・旅館での仕事も視野に入れてみてはいかがでしょうか。英語を使う機会が多い仕事なので、やりがいのある働き方ができるはずです。
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