出戻り入社する際、履歴書の職歴欄はどう書く?
一度辞めた会社に再入社する、いわゆる「出戻り入社」を検討している方もいらっしゃることでしょう。その際、悩みどころのひとつが履歴書の書き方です。
「退職前に担当していた業務について詳しく書く必要はあるの?」「志望動機の方向性が分からない……」などの疑問のせいで、作業がなかなか進まないこともあるのだとか。
本記事では、出戻り入社する際の履歴書の職歴欄の書き方や、志望動機はどう書くべきかなど、気になる情報をご紹介していきます。
出戻り入社を検討していて、履歴書の書き方に迷っているという方は、ぜひご参考にしてみてくださいね。
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出戻り入社のための行動を起こす前に
出戻り入社するための行動を本格的に開始する前に、考えておかなければならないことがあります。
それは、出戻り入社が成功する見込みがあるのかを十分に検討することです。
「やむを得ない事情で惜しまれながら退職し、元職場の社員とは今も良好な関係を保っている」というような状況であれば、出戻り入社が成功する確立はかなり高いと言えるでしょう。
しかし、険悪な状態で辞めた、業務上不適切な行動が認められ解雇された、といったケースなら、勝率はかなり低いと断言できます。
それでもチャレンジしたいなら行動するしかありませんが、企業からの印象が最初から悪いことを覚悟しなければなりません。
あまりおすすめはできない選択なので、慎重に検討してくださいね。
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出戻りをする場合の履歴書の職歴の書き方
出戻り入社をする場合の履歴書の職歴欄の書き方には、特に決まりはありません。通常の履歴書と同様に記入しましょう。
会社を離れている間に新しいスキルや経験を身につけたなら、積極的にアピールすることが重要です。
退職前と同じポジションに配属されるとは限りませんが、「他社で習得した能力をどうやって業務にいかして行こうと考えているのか」が企業に伝わるような書き方をしてみてはいかがでしょうか。
例えば、料亭に転職した後にホテルの料飲部門に出戻り入社する、といったケースを想定しましょう。
その場合、
というように、出戻り先でいかせそうなアピールポイントを探り出すことを意識してみてください。
「パワーアップして帰ってきた」という印象を企業に与えられるよう、工夫を施した職歴欄を練り上げてくださいね。
出戻り入社するなら履歴書の志望動機はどう書くべき?
出戻り入社の志望動機は、職歴欄と同様にポジティブな内容にすることを心掛けて書くのがポイントです。
退職したのに戻ってきたいと思うからには、何か特別な事情があるのではと企業は疑問に思うはず。
その理由や根拠を明確に語れなければ、「出戻り入社してもすぐに辞めてしまうのではないか」と不安に思われ、不採用になってしまうかもしれません。
他社での経験も織り交ぜながら、出戻り入社がしたいと思った理由を語ることで、説得力が増します。
かつて入社していた過去についてまったく言及せず、まるで初めて入社するかのような志望動機にするとかえって不審です。
出戻り入社について後ろめたく思ったりせず、正直な気持ちを書きましょう。
出戻りする際の履歴書の職歴の書き方に迷ったら転職エージェントにご相談を!
出戻り入社には通常の転職と異なる部分があり、先例が豊富とは言えないもの。
出戻り入社だからといって履歴書の職歴欄や志望動機の書き方に大きな違いはありませんが、何かと疑問が生まれるかもしれません。
そんな時は、転職エージェントに相談し、書き方を教わるのがおすすめです。特に、宿泊業界への出戻り入社をご検討中の方は、当社サービス「おもてなしHR」にご相談ください。