ホールスタッフの志望動機を聞かれる意図とは?
ホールスタッフの求人へ応募したときに聞かれる「志望動機」。
志望動機は、すべての企業がと言っていいほど確認する必須事項のようです。
以下に、応募先が志望動機を確認する意図を挙げてみました。
- なぜここで働きたいのか?
- 自社の仕事内容などを理解しているのか?
- 自社が求めている人材か?
上記3点の背景には、自社の志望度をチェックしつつ、社風や営業方針にマッチしているかどうか把握したいようです。
特に、ホテル・旅館のホールスタッフは、臨機応変に対応する場面が多々あるため、仕事を理解しているかどうかの確認は必須。
そのため、求人へ応募する前に応募先のことをよく調べて、必要とされる人材になるよう努力しなければなりません。
次項目からは、ホールスタッフの志望動機を書くときのポイントを解説します。
この記事を参考にして、応募先から一目置かれる採用候補者になりましょう。
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ホールスタッフの志望動機を書くときのポイント
ホールスタッフの志望動機を書くポイントは、4つあります。
志望動機の内容などに悩んでいる方は、チェックしてみてくださいね。
(1)事前に応募先のことを調べる
まず、応募先のことを調べて、しっかり理解することが重要です。
リサーチ方法は、応募先のホームページだけではなく、SNSからも確認できます。
特に、多くのホテル・旅館は集客目的でSNS運用をおこなっています。
主に、写真や動画で情報発信をしているため、施設の雰囲気などを感じとることができますよ。
企業文化と営業方針の理解を深めて、それを元にして志望動機や求められる人物像をイメージできるでしょう。
(2)応募先の印象・感想を盛り込む
志望動機の中に、応募先の印象や感想などを分かりやすく盛り込むと好印象でしょう。
例えば、ホテル・旅館のホールスタッフへ応募する前に、一度その施設を利用してみるのがおすすめ。
従業員さんの働く姿を間近で見ることができますし、より説得力のある印象・感想を動機に含められるでしょう。
(3)仕事にいかせる経験を具体的に記入する
ホールスタッフの仕事にいかせる接客経験があれば、そのときに感じたことやどのような工夫をしていたか伝えましょう。
例えば、これまでカフェでの接客経験があれば、常連のお客様がいつも注文される飲み物を把握して素早く提供していたなど。
特に、ホテル・旅館はリピーターのお客様もいるため、カフェでの接客経験はいかされるかもしれませんね。
(4)今後どのようなことを学んでいきたいかアピールする
最後に、採用されたらどのようなことを学んでいきたいかアピールしましょう。
志望動機は応募した理由を述べる一方、今後の展望も伝えることで印象がグッと変わります。
例えば、ホテル内のレストランでホールスタッフをするなら、外国人のお客様にも対応できるよう語学力を磨くなどさまざま。
このように、これから努力することを伝えると、応募先に熱意と意欲をアピールできますよ。
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ホールスタッフの志望動機の例文
ここでは、ホールスタッフの志望動機を例文と一緒にご紹介。
ホテル・旅館のホールスタッフを例にしてご説明します。
御社は、日本を代表とするリゾートホテルとして「最上級のおもてなし」を提供されながら、従業員の皆様がいつも笑顔なのが印象的です。
そのため、私もお客様と交流を深めながらお客様を笑顔にできる仕事をしたいと思い、御社を志望させていただきました。
私は大学生の4年間、コンビニエンスストアでアルバイトとして接客対応をしていました。
覚えることが多く、時にはお客様からお叱りを受けることもありましたが、その中でお客様から感謝の言葉をいただいたとき、仕事のやりがいを感じ、私は人と関わる仕事が好きなのだと気付きました。
ホテルは多種多様なお客様が利用されるため、ホールスタッフとして高度な接客対応を求められると感じております。
そのため、持ち前のコミュニケーション能力と明るさをいかし、おもてなしの心を持って対応していきたいと考えております。
ここでは、接客の経験を通して感じたことやホテルのホールスタッフとしていかせるスキルをアピールできていますね。
また、応募先の印象とどのような思いをもって働きたいのかも分かりやすく伝えることができています。
ぜひ、上記の例文を参考にして自分らしさが出る志望動機を書いてみましょう。
ホールスタッフの志望動機を明確にして自分をアピールしよう!
ホールスタッフの志望動機を書くポイントや例文などをご紹介しました。
志望動機とは、採用候補者の仕事に対する熱意や自社の理解度を確認するために必要です。
また、自社で求める人物像に合致しているか把握しないと、ミスマッチの原因に。
それを避けるために、応募する前に社風や企業理念などを理解し、必要とされる人材に近づく努力が必要ですね。
特に、ホテル・旅館のホールスタッフは礼儀作法やホスピタリティを重要視します。
企業研究をしつつ、基本的なビジネスマナーなどを学ぶことも意識してみましょう。
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