地域おこし協力隊とはどのようなものなのか
地方移住に興味のある人なら「地域おこし協力隊」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。名称や存在は知っていても、具体的にどういったものなのかはわからないことが多いのではないでしょうか。
この記事では地域おこし協力隊の入隊方法や活動内容、任期満了後の仕事などについてまとめて解説します。地方移住を検討している人はぜひ参考にしてくださいね。
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地域おこし協力隊は総務省の制度
地域おこし協力隊は過疎化・高齢化が深刻な地域の活性化や、東京一極集中を緩和し、地方への移住定住を促進するために設けられた総務相の制度。隊員は一定期間過疎地域などに移住し、給料をもらいながら地域活性化のための任務にあたります。
地方移住を考える際、ネックになりやすいのは移住後の仕事・収入ですよね。地域おこし協力隊の制度を活用すれば、任期中の仕事・収入が確保できます。また、地域活動に携わることによって住民との交流が生まれ、人間関係の輪に入りやすいこともメリット。
その一方、地域おこし協力隊員として移住しようと思うと移住先の選択肢が限られることや、任期満了後の身の振り方を考えなければならないといったデメリットもあります。
自分がどのような移住をしたいのかをよく考えた上で、活用したい制度ですね。地域おこし協力隊の概要やメリット・デメリットは以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご参照ください。
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地域おこし協力隊に入るには?
任期付きとはいえ移住直後からの収入が確保でき、住む場所も用意してもらえることが多い地域おこし協力隊。入隊すれば、スムーズに地方移住をスタートできるでしょう。
地域おこし協力隊に入るには、隊員を募集している地域を探して応募し、採用試験を受ける必要があります。一般企業の採用試験とは異なり、地域に対する思いや任期満了後に定住する意思がどの程度あるのか、といった点も採用可否のポイント。
以下の記事では募集の傾向や面接対策について解説しています。これから応募を考えている人・試験を控えている人はご一読ください。
地域おこし協力隊の活動事例・成功事例を見てみよう
地域おこし協力隊は実際にどのような活動をし、どういった成果を上げているのでしょうか。具体的な活動や成功事例を把握すれば、入隊後のイメージがわいてくるはず。
以下の記事では北海道の自治体で行われている活動や、地域おこし協力隊の成功事例を紹介しています。
地域おこし協力隊の任期を終えたら
地域おこし協力隊は任期満了後も赴任先に定住することが期待されています。地域の事業を継承する、地元企業に就職する、農業や漁業に携わるなど道はさまざまですが、入隊する時点で任期満了後の収入源についてはよく考えておきたいですね。
また、地域おこし協力隊の活動期間を終えた後は自分で事業を始めたいと考える人も居るでしょう。そのようなケースでは元隊員の定住と地域活性化を促進するための「起業支援補助金」が受給できる可能性があります。
起業支援補助金とは地域おこし協力隊に入隊し、その地域で事業を興すと土地や建物に掛かる費用や備品費、法人登記に掛かる費用などが100万円を上限に補助される制度です。受給するには事業内容などの審査を受ける必要があるので、詳細は以下の記事でご確認ください。
地方移住を考える際には宿泊業への就職も視野に入れよう
地域おこし協力隊は安心して地方移住を始められる制度です。興味のある人は募集を探してみると良いでしょう。
また、移住先の仕事と住処を同時に探したいという人には宿泊業への就職・転職もおすすめです。寮や社宅が付いていたり、まかないが出たりするので新生活をスムーズにスタートできるはず。
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