ホテルマンは身だしなみが大切!髪型などの基本を知ろう
ホテルの華やかで上質な印象を崩さないためにも、ホテルマンの身だしなみは重要なポイントです。
身だしなみが整っているからこそ、お客様は安心してホテルを利用することができ、ホテルマンを信頼できるのです。
ホテルマンの印象が、ホテルの印象に影響を与えるということを念頭に置き、信頼を得られるように努めていきましょう。
ホテルマンの身だしなみで、特に気を配りたいのは、髪型。
髪は顔の額縁。髪型一つでがらりと印象が変わります。家族や友人が髪型を変えただけで、表情まで違ってみえたことはないでしょうか?
髪型だけで、その人の印象は大きく変わるものです。
髪型に乱れがあると、がさつな印象や頼りない印象になってしまいます。ホテルマンがそのような髪型の場合は、接客の質にも期待できなくなるでしょう。
髪型をはじめとする身だしなみは「おもてなし」の基本なのです。
ホテルマンにふさわしい髪型や髪色、はどのようなものなのか、確認しましょう。
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ホテルマンに相応しい髪型・髪色とは?
ホテルで働くときは、どのような髪型・髪色が理想なのでしょうか?それぞれポイントを紹介しますので、ポイントが押さえられているか見ていきましょう。
髪型
- ・耳を出す
- ・髪が長いときは束ねる(ひとつ結び、お団子など)
- ・前髪で顔が隠れないようにする
ホテルマンは、耳を出してスッキリとさせた髪型が好印象です。特に、ショートヘアの方は長さによって耳に髪をかけづらい場合もあるので、ピンで留めるなどして工夫を施しましょう。
少し耳にかかる程度なら問題ないというホテルもあるかもしれませんが、基本的には清潔感を第一に整えてくださいね。
ロングヘアの場合は髪をひとつに束ねます。肩より長いときは後ろでまとめ、必要に応じてネットなどを使ってお団子ヘアにすると清潔感のある印象に。
お辞儀をするときに前髪やサイドの髪が前に落ちてくるようであれば、しっかりとピンで留め、顔に髪がかからないようにしましょう。
また、坊主はお客様にあまり良い印象を与えられないため、ホテル業界では基本的にNGとされているようです。
髪色
- ・黒髪がベスト
- ・企業によっては黒に近い茶髪もOK
髪色は黒髪がベストとされているようです。企業によっては、明るすぎる茶髪はNGでも黒に近い茶髪であればOKとしているところもあります。
どの程度の色まで許容するのかをルール化しているところもあるので、ルールに合った髪色にしてくださいね。
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髪型以外にも!ホテルマンの身だしなみのポイント
ホテルマンは、髪型や髪色以外にも身だしなみのチェックポイントがあります。その他、身だしなみについてまとめていますので、参考にしてみてください。
ピアスなどの装飾品
ホテルでは、基本的に結婚指輪以外の装飾品はつけないほうが良いとされています。
シンプルなネックレスや揺れない小さめのピアスなどは、許容しているホテルもあるようですが、あまり多くありません。
許容されている場合でも、
- ・耳たぶの下で揺れるもの
- ・大ぶりのもの
- ・輪になったもの
などは控えたほうが良いです。イヤリングはホテル内で落としてしまう可能性があるので、つけないようにしてくださいね。
ネイル
多くのホテルはカラーネイルやネイルアートなど、爪の装飾をNGとしています。ホテルによっては、透明のネイルや肌色に近いネイルであれば許容しているところもあるようです。
ホテルスタッフは道案内や荷物の受け渡しなど、手先をお客様に見られるシーンが多くあります。清潔な印象を与えられるよう、爪は常に切りそろえておくようにしましょう。
メイク
メイクもお客様に与える印象を左右するものです。厚すぎるメイクはかえってよくない印象を与え、反対にすっぴんに近いような薄化粧もあまり歓迎されません。
ホテルによっては、研修の一環でメイク講座を開いているところもあるようです。好印象を与えられるメイク術を改めて学ぶのも良いかもしれません。
香水
香水や整髪料などで強い香りを身にまとうのも控えましょう。
ホテルではお客様との距離が近くなりがちです。接客時だけでなく、すれ違いざまのように一瞬でも強い香りがすると、それだけで不快な思いをするお客様もいます。
お客様に不快な印象を与えないよう、香りには細心の注意をはらってください。
マスク
新型コロナウィルスの影響を受け、勤務中はマスクの着用が必須であるホテルも少なくないでしょう。
デザイン性のあるマスクや、華やかな色のマスクが販売されていますが、ホテル業界では無難に白いマスクが良いでしょう。
マスクを付ける際も、ルールやマナーを徹底してくださいね。感染対策への配慮を感じることで、お客様は安心してホテルを利用できます。
▼マスクのマナーについてはこちらの記事でも詳しく紹介していますので、参考になさってくださいね。
髭
先述した通り、マスクが当たり前のご時世となっているため、あまり目立つことはありませんが、髭も身だしなみにおいて重要なポイント。
マスクをしているからといってサボらずに、丁寧に剃るようにしましょう。
ホテルマンを目指すなら髪型・髪色は慎重に
ホテルマンを目指して就職・転職活動をする場合は、より一層身だしなみに気を配りましょう。ホテルに就職・転職するときの身だしなみに関するポイントを紹介します。
面接ではより慎重に
ホテルの面接を受ける際は、より厳しい目で髪型や服装などを見られる可能性があります。そのため、面接では身だしなみに慎重になりましょう。
髪型は清潔感が感じられるようしっかりとまとめ、髪色は黒がベストです。基本的にアクセサリーなどは身につけず、服装もきちんとした印象のものを選ぶようにします。
職種で違う可能性がある
ホテル業界にはさまざまな職種があります。
お客様と密に接する機会が多いフロントやコンシェルジュ、お客様と直接接する機会は多くないけれども、ホテルを支える上で欠かせないハウスキーパーやリネンなど多くの仕事が存在します。
それぞれ仕事内容やルールは異なるため、髪型などの身だしなみでも求められるものは変わってきます。どのような職種を希望しているのかを明確にし、その職種で求められている身だしなみを正しく知るようにしましょう。
ホテルマンに相応しい髪型でスマートに働こう!
ホテルマンは、髪型や髪色など身だしなみで気をつけなければならないことが多くあります。
お客様に良い印象を与えられるよう、ホテルマンに相応しい身だしなみで、スマートに仕事をこなしていきましょう。
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