福岡県うきは市にある筑後川温泉の特徴や働き方とは？

働く上で知っておきたい筑後川温泉の特徴

yyama – stock.adobe.com

筑後川温泉は筑後川の中州に位置する温泉地です。ここでは、筑後川温泉の概要やアクセス、泉質などの特徴について紹介します。

筑後川温泉の概要とアクセス

筑後川温泉は魅力的な観光資源とアクセスの利便性で人気の高い温泉地です。風光明媚な自然環境と観光資源に恵まれ、博多の奥座敷ともいわれています。

自家用車でアクセスする場合は九州横断自動車道の杷木（はき）ICから、約5分で温泉地に到着します。

鉄道の場合は、JR筑後大石駅が最寄り。温泉地までは徒歩25分ほどの距離がありますが、タクシーを使えば5分で到着します。また、宿泊施設によっては送迎バスを利用できる場合もあります。

ただし、JR博多駅や福岡空港といった観光の玄関口からアクセスする場合は、鉄道の乗り換えが必要です。

筑後川温泉の歴史

筑後川温泉の開湯は1955年で、地元の有志により源泉が掘り当てられました。川の水がぬるい場所を掘削したところ、温泉が湧いていたということです。

この温泉はリウマチや神経痛、疲労回復などに効能があると評判を呼び、開湯から13年後の1968年11月19日には、国民保養温泉地に指定されました。

国民温泉保養地とは、温泉利用の効果が十分期待できることや、健全な保養地として活用されている温泉地であることなどを要件に、「温泉法」に基づいて環境大臣が指定した温泉地です。

国民温泉保養地として認められた筑後川温泉は、安心してくつろげる温泉地として現在も多くの人に親しまれています。

参考：
筑後川温泉国民保養温泉地計画書/環境省
国民保養温泉地/環境省

筑後川温泉の泉質と効能

筑後川温泉の泉質は、天然ラドンを含む高アルカリ泉で、なめらかな肌触りが特徴です。湯に浸かると肌に膜が張ったようにすべすべになり、美肌作用があるといわれています。

温泉の効能は、リウマチ・神経痛・肩こり・関節痛・胃腸病・冷え性・打撲など。また、源泉温度が低いため浴用加熱していますが湯量は豊富です。たっぷりとお湯を楽しめるでしょう。

筑後川温泉の周辺観光地

筑後川温泉周辺は、春は菜の花畑、夏は釣りや花火、筑後川名物の鵜飼いなど、季節を存分に味わえるイベントや、スポーツやレクリエーションなどの憩いの空間として利用されています。

温泉地のあるうきは市は、1年を通して果物が実るフルーツ王国としても知られており、柿やいちごなどのフルーツ狩りを楽しめます。また、筑後川で獲れるアユやコイなどの川魚を味わうことができることも、この地域ならではの魅力です。

参考:筑後川温泉について/うきは市ホームページ

筑後川温泉の旅館・ホテルでの働き方

筑後川温泉には、数軒の旅館とホテルがあるようです。宿泊施設の数としては多くないものの、多くの客室や複数の大浴場を備えた施設が目立ちます。時期によっては大々的なスタッフの募集があるかもしれません。

旅館はひとりひとりのスタッフが滞在中のお客様を総合的にお世話し、ホテルは役割分担が明確になっていることが一般的です。スタッフの募集があった際には、自分が望む働き方に合わせて応募を検討するとよいでしょう。

また、多くの大浴場がある施設では、ボイラー技士や電気工事士といった資格・免許をいかして働ける可能性もあります。技術スタッフとして働きたい方にも、筑後川温泉はおすすめのエリアです。

雄大な自然に恵まれた筑後川温泉で働こう！

yamasan – stock.adobe.com

筑後川温泉は、日常から離れ心身の疲れを癒やす旅にぴったりの温泉地です。「訪れる人に心からのくつろぎを提供したい！」という方は、この地域の宿泊施設で働くことを検討してはいかがでしょうか。仕事を探す際には、おもてなしHRが力になります。