管理栄養士の給料や年収はどのくらい?活躍できる施設・職場も解説

すでに管理栄養士の資格を持っていたり、これから管理栄養士の資格を取得しようと考えていたりする人の中には、給料や年収がどれくらいなのか気になっている人もいるかもしれません。ここでは、管理栄養士の給料および年収、そして活躍できる施設・職場なども詳しく解説します。管理栄養士として働こうとお考えの方は参考にしてくださいね。

目次

    管理栄養士の給料や年収はどれくらい?

    国家資格である管理栄養士は医療現場や介護施設などで働く機会が多く、高度な知識を求められるため、栄養士よりも給料が高めです。ここでは、そんな管理栄養士の給料や年収の目安をご紹介します。

    管理栄養士の給料

    勤務先の施設や雇用形態によって異なるものの、たとえば厚生労働省が調査した令和4年度の介護従事者処遇状況等調査結果によると、介護施設で正社員として働く管理栄養士の1カ月あたりの給料はおよそ31万6000円となっています。

     

    参考:厚生労働省|令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果

    管理栄養士の年収

    1カ月あたりの給料が31万6000円で、さらに賞与が基本給の2カ月分支給されると仮定すると、管理栄養士の年収はおよそ440万円ということになります。

     

    ただ、これはあくまでも目安であり、実際には勤務先の施設や経験年数、能力でも変わってくることを覚えておいてください。

     

    参考:厚生労働省|令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果

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    専門性の高い管理栄養士は栄養士と比べると給料が高め

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    管理栄養士は、健康な人はもちろんのこと、高齢者や病気を患っている人に対しても栄養指導や給食管理、栄養管理を行うため、より専門性の高い知識が必要となります。

     

    一方で、栄養士は、主に健康な人のみを対象にして栄養指導や給食の運営を行うため、そこまで専門性が高いものではありません。このことから、栄養士と管理栄養士の給料にはかなりの差があるようです。

     

    勤務先の施設や雇用形態によって異なるものの、正社員で働く栄養士の1カ月あたりの給料はおよそ25万5000円となっています。比較してみると6万円ほどの差があるため、国家資格である管理栄養士のほうが給料の相場が高いことがわかります。

     

    参考:e-Stat政府統計の総合窓口|令和3年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種

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    管理栄養士が活躍できる施設・職場はどんなところ?

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    管理栄養士が実際に働く場所には、一体どんな施設・職場があるのでしょうか。ここでは、管理栄養士が働くことになる主な施設・職場をご紹介します。

    小中学校、学校給食センター

    管理栄養士が小中学校や学校給食センターで働く場合、学校に通う子どもたちのために給食を作ることになります。

     

    成長期に適した献立を作成し、食材の手配から給食調理場の衛生管理など、幅広い業務をこなすことになるでしょう。

    病院・高齢者施設

    病院や高齢者施設などで働く管理栄養士の場合、入院中の患者さんや施設に入居している利用者さんの栄養食事指導や栄養管理を行うことが主な仕事です。

     

    医師や看護師、調理師などと連携し、患者さんや利用者さんと関わることになります。

    県庁や市役所、保健所などの行政機関

    管理栄養士は県庁や市役所、保健所などの行政機関で、公務員として働くことも可能です。

     

    地域住民の健康教育や栄養相談、食環境整備などを行ったり、住民への健康づくりのセミナーを開催したりすることもあります。

    研究・教育機関

    食品会社の研究機関や大学・専門学校などの研究室に所属し、食品開発や栄養に関する研究に携わる管理栄養士もいます。

     

    たとえば、研究分析を行う管理栄養士の場合は成分検査やアレルゲン検査などを分析し、商品の安全性を証明することになります。

    スポーツチーム

    スポーツチームで働く管理栄養士の場合、チームに所属するプロアスリートを対象に競技パフォーマンス向上のためのサポートを行います。

     

    健康な身体作りをするために、栄養面でのカウンセリング、ダイエットプログラムを作成することもあるのが特徴です。

    ホテル

    ホテルの中にあるレストランで働く管理栄養士もいます。たとえば、お客様の中にはカロリーを気にして食材をとる人もいるでしょう。

     

    その際に、メニュー表などに栄養素の情報を記載し、提供するのも管理栄養士の仕事となります。

    さらなる給料アップを目指す方法をご紹介

    すでに管理栄養士の資格を持っていても、さらに給料アップを目指したいと考える人も少なくありません。ここでは、管理栄養士がさらなる給料アップを目指す方法をご紹介します。

    専門資格を取得する

    管理栄養士とあわせて、別の専門資格を取得することで活躍する場がさらに広がる可能性があります。

     

    たとえば、高齢者施設で働くなら「ケアマネジャー」、スポーツチームで働くなら「公認スポーツ栄養士」など。これらの資格を保有していることで、通常の給料とは別に資格手当をつけてもらえる可能性が高いです。

    待遇のよい施設や職場に転職する

    前述したとおり、管理栄養士が活躍できる職場はホテルやスポーツチーム、学校給食センターなどさまざまです。

     

    たくさんある求人の中で、専門性が求められる業種などを選ぶことで、給与アップが可能となります。転職時には、より待遇のよい職場を探してみるとよいでしょう。

     

    管理栄養士の給料は勤務先によって大きく異なる

    栄養士よりも高度な知識を求められる管理栄養士は、ホテルやスポーツチーム、学校給食センターなどさまざまな施設や職場で重宝される資格のひとつです。

     

    実際の給料は勤務先の施設や雇用形態によっても異なりますが、介護施設で正社員として働く管理栄養士の1カ月の給料はおよそ31万円の給料がもらえます。

    また、別の専門資格を取得することでも給料アップが見込めるため、その結果年収アップも期待できるでしょう。

     

    給料などの収入面ももちろん大切ですが、転職時は職場の働きやすさ、資格手当や福利厚生などの待遇面もしっかりと確認することが大切です。

     

    ホテルや旅館で管理栄養士として働ける仕事をお探しの場合は、ぜひおもてなしHRにご相談ください。

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