総合旅行業務取扱管理者の資格は独学で取得できる?必要な勉強時間と勉強のコツを解説!

宿泊業に携わる人なら取得して損がない「総合旅行業務取扱管理者」です。試験科目が多い難関国家資格と言われていますが、独学での取得は可能なのでしょうか。独学で合格を目指す場合に必要な勉強時間と、勉強のコツを紹介します。

目次

    総合旅行業務取扱管理者は独学で取得できる?

    トランク

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    総合旅行業務取扱管理者は、旅行会社で旅行商品を販売するために必要な国家資格です。旅行会社の各事業所には必ず1名以上、この資格を持っている人を配置することが義務付けられています。

     

    難易度の高い資格のため資格予備校や通信講座で勉強するのが近道と言われていますが、独学での取得も決して不可能ではありません。

     

    また、総合旅行業務取扱管理者については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご参照ください。

     

     

    総合旅行業務取扱管理者の試験科目

    総合旅行業務取扱管理者が難関資格と言われるのは、試験科目が多く覚えるべきことが大量にあるためです。総合旅行業務取扱管理者の試験科目は以下の通り。

     

    【旅行業法及びこれに基づく命令】

     

    旅行業の登録や旅行管理業務、広告や取引内容の交付などについての法令・命令に関する科目

     

    【旅行業約款・運送約款及び宿泊約款】

     

    契約の締結・解除や旅行業者の義務と権利などに関する科目

     

    【国内旅行実務】

     

    JR・バス・フェリーなど運賃(料金)計算と国内観光地理に関する科目

     

    【海外旅行実務】

     

    国際交通運賃・出入国法令と実務・海外観光地理・語学・その他実務(都市・空港コードや時差、通貨など)に関する科目

     

    すべての科目において、6割以上正解すれば合格です。なお、試験に不合格だった場合でも「国内旅行実務」と「海外旅行実務」の科目において合格基準に達した科目があれば、翌年度の受験に限って合格基準に達した科目の受験が免除されます。

     

    また、翌年度までに「国内旅行業務取扱管理者」の資格を取得していれば【旅行業法及びこれに基づく命令】・【旅行業約款・運送約款及び宿泊約款】・【国内旅行実務】の科目が免除されます。

     

    急いで取得する必要がない場合は、2年がかりで合格を目指す、国内旅行業務取扱管理者からチャレンジするといった方法もあるのですね。

     

    参考:総合旅行業務取扱管理者の国家試験について/国土交通省観光庁

     

    総合旅行業務取扱管理者の独学合格に必要な勉強時間と勉強のコツ

    合格

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    総合旅行業務取扱管理者の資格を取得するためには、国内外の旅行業に関する知識をまんべんなく身に付ける必要があるのですね。独学ではとても無理では?と不安になるかもしれませんが、仕事や家事・育児をしながら独学で合格した人も居ます。

     

    総合旅行業務取扱管理者の試験に独学で合格するために必要な勉強時間と勉強のコツを見ていきましょう。

    勉強時間

    独学で総合旅行業務取扱管理者の取得を目指すなら、必要な学習時間は230時間~300時間程度が目安と言われています。

     

    試験は毎年10月に行われるので、受験を決めた日から1日何時間の勉強が必要なのかを計算し、スケジュールを立てて勉強しましょう。1日あたりの勉強時間をあまり確保できない人は、早めに勉強を始めることがおすすめです。

     

    独学で合格した人の体験談によると、遅くとも受験する年の4月にはスタートした方が良いとのこと。7月までは科目ごとの勉強を、学習済み科目の復習と同時に進め、7月中に過去問を解くフェーズに入るのが望ましいということです。

     

    試験には長文の文章問題が出題されるので、目と脳を慣らしておくことも合格のためには必要なのですね。

    勉強方法のコツ

    独学で資格を取得しようという際には市販のテキストを使うのが一般的です。総合旅行業務取扱管理者のテキストもさまざまな出版社から出て発売されています。文字の大きさや挿絵の多さなどは好みで選べばOKですが、重要なのは必ず最新版のテキストを選ぶということ。

     

    旅行業法や各種運賃は改正されることがあるので、古いテキストの内容を覚えていたのでは合格が危ぶまれるのです。また、複数のテキストを購入しても内容は同じなので、自分好みの1冊を吟味して読み込むことをおすすめします。

     

    そして、この資格のように暗記科目が多い試験のコツは「イメージで関連付けて覚えること」と「スキマ時間の活用」です。

     

    地域に縁のある有名人が観光地で名物を食べる様子など、イメージを思い描くことで、記憶が残りやすくなると言われています。観光地の写真や地図帳を見ながら勉強するのも良いでしょう。

     

    また、スキマ時間ができた際にはSNSや動画サイトなどで「総合旅行業務取扱管理者」と検索してみましょう。マニアックな問題についてのつぶやきや、解説動画などがヒットすることがあり、有効な勉強時間にできるかもしれません。独学で合格した人のブログを読むのも参考になるはずです。

     

    総合旅行業務取扱管理者は観光業の関係者におすすめの資格

    総合旅行業務取扱管理者は、旅行代理店で働く人の資格と思われがちですが宿泊施設の従業員など、観光業に携わる人全員におすすめの資格です。

     

    観光地理に詳しくなるのでお客様にぴったりの観光スポットを紹介したり、オプションツアー付きの宿泊プランを作成したりする際に役立つでしょう。

     

    勉強時間とやる気があれば独学でも十分に合格を狙えるので、ぜひ今回の記事を参考にチャレンジしてくださいね!

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