ブライダルコーディネーターの仕事内容と求人をご紹介!やりがいや向いている人の特徴も解説

ブライダルコーディネーターは、結婚式や披露宴の演出、コーディネートをサポートすることを仕事としています。ホテルでの格式ある式を挙げたいと考えている新郎新婦の希望を叶えるために、幅広い提案をしながら式を作り上げていく魅力ある職種です。そんな憧れの的でもあるブライダルコーディネーターのすべてを詳しくご紹介します。

目次

    生涯に一度の幸せを演出するブライダルコーディネーター!

    多くの人が、一生に一度の幸せを実感しやすい結婚式に携われるブライダルコーディネーター。
    ブライダルコーディネーターは、お客様が希望とするブライダルのイメージを上手く汲み取り、忘れられない1日にするという大役を担っています。

    また、結婚式という極めてフォーマルな場所なので、失敗は絶対に許されないプレッシャーと常に隣り合わせなのも事実でしょう。

     

    次の項目より、ブライダルコーディネーターの仕事内容を詳しく解説していきます。
    さらに、後半には当社サービス「おもてなしHR」に掲載されているブライダルコーディネーターの求人内容もご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

    ブライダルコーディネーターの仕事内容

    iStock.com/Thurtell

     

    ブライダルコーディネーターは、新郎新婦と共に特別な結婚式を作り上げるために、主に3つの仕事内容に分けられています。

     

    新規顧客の獲得

    ブライダルフェアなどをきっかけに見学に来たお客様に、会場案内やプランの説明を行い契約につなげます。お客様がどのような結婚式をイメージしているのか、どのような要望があるのかをヒアリングし、それに沿ったプランを提案できるスキルが必要です。

     

    丁寧にヒアリングをおこなうことで、お客様との信頼関係も築きやすくなるでしょう。多くのお客様は複数の式場を比べているため、そのホテルならではの魅力を上手く伝えることも大切です。

     

    式や披露宴の打ち合わせ・準備

    式の日取りが決まったら、結婚式に向けて平均3〜4カ月かけて準備を進めるそうです。式の流れや披露宴のプランニング、招待状や料理、引き出物選びなど、新郎新婦の要望を聞きながらさまざまなことを決めなければなりません。


    新郎新婦が考えていることを深く読み取り、同じ目線に立って提案することが必要です。結婚式当日の司会者手配、照明音響係の委託発注など、数多くの準備や手配を漏れなく行なうために計画性が求められます。

     

    結婚式当日の進行

    結婚式当日、結婚式や披露宴がスムーズに進むように取り仕切ることもブライダルコーディネーターの仕事です。手配したものが全て整っているかを確認し、照明や音響、演出などのチェックも行います。

     

    また、各スタッフが問題なく動くことができているかなど会場全体のオペレーションにも気を配ります。結婚式直前の新郎新婦をリラックスさせるのもブライダルコーディネーターの役割です。

     

    ブライダルコーディネーターになるには?

    iStock.com/Biggunsband

     

    役に立つスキル

    ブライダルコーディネーターになるために求められるスキルを以下に挙げてみました。

    • ・コミュニケーション能力
    • ・イメージをカタチにできる提案力
    • ・丁寧な接客スキル

    まず、新郎新婦とのコミュニケーションが大切というのは言うまでもないでしょう。

    しかし、結婚式を一緒に作り上げるブライダルスタッフや司会者の方などとの交流も欠かせません。日頃から情報共有を徹底するなど、積極的にコミュニケーションを図る意識も必要でしょう。

     

    また、新郎新婦の理想の結婚式をカタチにできる提案力も必要不可欠です。新郎新婦の数だけ、結婚式の数も豊富にあります。一組一組が求める結婚式のイメージを的確に理解し、さまざまな面を考慮してプランを提示することが大事でしょう。

     

    最後に、結婚式というフォーマルな場面にふさわしい、言葉遣いや立ち居振る舞いを意識しなければなりません。常にレベルの高い接客スキルが求められているので、日頃から意識してみましょう。

    活かせる資格

    ブライダルコーディネーターになるための必須資格はありません。ブライダルの専門学校やスクールで学んだ後就職するケースや、未経験で就職するケースなどがあります。

     

    ただ、次のような資格を持っていると実際の業務ですぐに活用できますよ。

    • ・WBJ認定ウエディングプランナー
    • ・IWPAウエディングプランナー英国資格
    • ・WBW認定ウエディングスペシャリスト

    資格などを通してブライダルに関する基礎知識を身につけておくと、現場で即戦力となり、お客様にとって最適な提案ができるでしょう。

     

    ブライダルコーディネーターのやりがい・大変なこと

    iStock.com/omgimages

     

    ブライダルコーディネーターのやりがい

    常に高いレベルを求められるブライダルコーディネーターのやりがいとは、一体何でしょうか?

    • ・結婚式をプロデュースする楽しさを味わえる
    • ・人生の特別な瞬間に立ち会える喜びがある
    • ・新郎新婦や家族から感謝の言葉をいただける

    ブライダルコーディネーターの仕事には、愛の形を作り上げるというクリエイティブな楽しさがあります。
    結婚式や披露宴のイメージや希望はカップルによってさまざまですが、新郎新婦の希望を叶えられる提案ができたとき、大きな感動と達成感を得ることができるでしょう。

     

    さらに、幸せが満ち溢れる結婚式に立ちあえることができるのはブライダルコーディネーターならではの喜びです。新郎新婦の晴れ姿や弾けんばかりの笑顔は、準備の過程での大変さを吹き飛ばしてくれるでしょう。

    数カ月の間、新郎新婦と一緒に準備してきたからこそ味わえる感動があります。

     

    また、結婚式が無事に終わった後、新郎新婦や家族の方からの感謝の言葉をいただけると、とても大きな喜びを感じられます。
    新郎新婦が披露宴のプログラムでブライダルコーディネーターへのサプライズを用意してくれたり、感謝の手紙をくれたりすることもあるようです。新郎新婦やその家族からの感謝の言葉は、次への活力にもつながりますね。

    ブライダルコーディネーターの大変なこと

    次に、ブライダルコーディネーターの大変なことを以下に挙げてみました。

    • ・人生の特別な日をコーディネートするという責任
    • ・トラブルに対しての冷静な対応力

    ブライダルコーディネーターは、人生の特別な日をコーディネートするという責任を常に背負っています。
    結婚式を迎えるまで、新郎新婦とコミュニケーションを取り、広い視野と提案力を持ってサポートする必要がありますね。

    無事に式当日を迎えたとしても、スケジュール管理やオペレーションのチェックなどを徹底してミスを未然に防がなければなりません。

     

    また、結婚式の準備を進める中で、新郎新婦の希望が変わったり、2人の意見が分かれてしまったりなどさまざまなハプニングが起こることも。そのようなときは、冷静な判断と柔軟な対応が求められます。

    ブライダルコーディネーターは、突然のアクシデントにも焦らず的確に対応できる能力も求められるでしょう。

     

    ブライダルコーディネーターの将来性について

    iStock.com/MichellePatrickPhotographyLLC

     

    現在の結婚式は、お客様の希望や要望を取り入れたオーダーメイド式が主流となっています。ただ、近年はそもそも結婚式自体を挙げずに節約する方が急増しているそうです。

    結婚式を挙げたとしても低予算を希望することが多いようなので、昔のような大きなホテルで盛大におこなう結婚式は減ってきているのが現状でしょう。

     

    一見、ブライダルコーディネーターの需要は減少していくように見えますが、屋外・少人数の結婚式やレストランウエディングなど、式の多様化が進んでいます。
    それらに伴い、お客様のあらゆるニーズに応えるために今後も仕事量は増えていくと言えます。

     

    そのためにも、さらに新規顧客を獲得する提案力とコミュニケーションスキルを磨く必要があるでしょう。

     

    ブライダルコーディネーターの求人内容から待遇などを見てみよう

     

    ブライダルコーディネーターの仕事は、ホテル業界の中でも高い接客スキルなどを求められる仕事です。

    では、雇用形態や就業条件などはどのようになっているのでしょうか。おもてなしHRに掲載の求人情報をご紹介します。(2022年8月時点)

    東京都のブライダルコーディネーター

    東京都にあるホテルでは、年間休日100日以上などプライベートの時間も充実できるブライダルコーディネーターを募集しています。

     

    具体的な仕事内容は、挙式を予定されているお客様との打ち合わせをはじめ、式に必要な発注業務も担います。その他、ご提案用の資料作成やウエディングフェアの企画・立案にも携われるので、より高度なスキルを得られるでしょう。

    平均月給は22万円前後、待遇は外部で開催しているセミナーに参加して自己研鑽できたり、提携スポーツクラブを利用できたりします。

     

    ただ、入社後1年間は契約社員として雇用されたり、接客・サービス業での実務経験が必須だったりなど条件が設けられていることも。

    自身のプライベートの時間も確保できるので、ライフワークバランスは保たれるのではないでしょうか。

    三重県のブライダルコーディネーター

    次に三重県にあるホテルでは、家族手当や住宅手当などの福利厚生が充実したブライダルコーディネーターを募集しています。

     

    具体的な仕事内容は、結婚式の提案や打ち合わせなど、ブライダルに関する一連の業務を担当します。一生に一度の大切なイベントが成功するよう、丁寧なフォローが求められるでしょう。

    平均月給は22万円前後、待遇は評価基準に基づく昇給年1回をはじめ、年間休日100日以上や寮・社宅を完備していますよ。

     

    応募資格は、ホテルや結婚式場など、ウエディング部門での実務経験がある方が対象です。

    充実した福利厚生を利用して、自分らしく働きたい方にぴったりではないでしょうか。

     

    ブライダルコーディネーターのお仕事探しはおもてなしHRで!

    iStock.com/Manuel-F-O

     

    お客様の一生に一度の幸せの時間に携われるブライダルコーディネーター。最高の1日にするためにも、お客様の要望をカタチにできる高度な提案力を磨く必要があると言えるでしょう。

     

    当社サービス「おもてなしHR」には、大切なイベントをトータルコーディネートするブライダルコーディネーターの正社員求人を多数掲載しています。自分のスキルなどを活かして、宿泊業界でスキルアップしたいという方は、専任のアドバイザーに相談してみませんか?

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