半年後に転職したい!入社はいつまで待ってもらえる?
転職の際はスケジュールを立てて動く必要があります。転職活動開始から転職先企業に入社するまでの期間は2.3カ月程度が一般的ですが、半年後の入社希望で早くに内定が出た場合は、どの程度入社を待ってもらえるのでしょうか。
ベストタイミングで入社するためのスケジュール例と併せて見てみましょう。
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内定から入社日までの期間は3カ月以内が基本
企業は内定を出した後、なるべく早く入社してもらいたいと考えているでしょう。
企業が求人を出したということは人手が必要ということ、そして入社日が遅いとその間に内定を辞退される恐れがあるためです。一般的に、内定から入社日まで待ってもらえるのは3カ月が限度と言われています。急募の場合は1カ月以内が望ましく、入社時期は早ければ早いほど歓迎されるはず。
内定から3カ月後でもギリギリラインで、「この人が3カ月後、確実に来てくれるなら」と渋々了承することが多いのではないでしょうか。
せっかく内定をもらっても、入社できるのが4カ月後、5カ月後、6カ月後という話では、内定辞退を促されるリスクがあります。そもそも「半年後から働きたい」という希望では、選考の段階から早く入社できる応募者が優先されるため不利でしょう。
「どうしてもぜひうちの会社に来てほしい!」と見込まれた人なら半年後まで待ってもらえる可能性はありますが、それは稀有なことだと認識してくださいね。
また、以下の記事では、弊社のキャリアアドバイザーが宿泊業界への転職について解説しています。併せてご参照ください。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
半年後の入社を目指した転職活動のスケジュール
半年後はあくまでも理想であり、もっと早くの入社も可能というケースなら今すぐエントリーを進めても良いでしょう。
しかし、担当業務やボーナスなどの都合で絶対に半年後!という場合には、入社可能な時期を見据えたスケジュールを組むことが重要です。スケジュールの例を参考に、自分の動き方を考えてくださいね。
なお、以下の記事では転職情報の収集について解説しています。併せてご参照ください。
転職5.6カ月前
転職希望時期の5.6カ月前は準備期間です。自分のキャリアやスキルを洗い出したり、転職後にどうなりたいのかといったことを熟考したりする時間にあてましょう。業界研究・企業研究も忘れずに。
また、この時期に転職エージェントへの登録をすることもおすすめです。登録時、半年後の転職を希望しているという旨を伝えれば、適切な時期になってから求人情報を紹介してもらえるかもしれません。
転職エージェントについては以下の記事で詳しく解説しています。併せてご参照ください。
転職3.4カ月前
この時期になったら、応募する企業を具体的に決め、エントリーを始めましょう。複数の企業に同時に応募すると効率的です。選考の回数は企業によってさまざまですが、結果が出るまでには2週間〜1カ月程度かかることが一般的。待っている間にも求人情報をチェックし、ピンとくる企業があったら応募をつづけましょう。
スムーズに進めば、この時期内に内定が出ることもあります。希望の時期までは少し間がありますが、入社可能日まで3カ月を切っていれば、待ってもらえる可能性があります。
また、今の職場を辞める準備も始めましょう。いつまでに退職の意思を申し出れば良いのか確認し、円満退職を目指してくださいね。
入社日の決め方については以下の記事をご参照ください。
転職1.2カ月前
転職先の内定は、入社希望時期の1.2カ月前に出るのが理想的です。内定が出たら今の職場に退職の意思を伝え、業務の引継ぎや後始末に着手しましょう。有給休暇が余っている場合は消化しきれるように調整してくださいね。
また、この時期に気を付けたいのは今の職場で引き止めにあうことです。スムーズに退職できなければ、転職先の入社日が伸びてしまいます。
以下の記事では、引き止めにあった場合の対処方法を解説しています。ぜひ参考にしてください。
転職エージェントの活用でスムーズに転職しよう
半年という期間は長いようで短いものです。転職エージェントの活用などで時間を有効に使い、納得できる転職を実現させてくださいね。宿泊業界への転職はおもてなしHRにお任せください。