内定が決まったら何をする?
数カ月かけて進めていた転職活動。応募企業との面接が終わって内定が出るまでは、落ち着かない日々を送っているという求職者も少なくないはずです。
面接から内定の連絡がくるまでは、数日から数週間はかかるもの。企業からの連絡が気になって、スマートフォンを握りしめているということもあるかもしれません。
内定の連絡は、メールか電話で行われることがありますが、最終確認として内定通知書が郵送されることが一般的。書類を手にすることで、安堵間や開放感を味わうことができるでしょう。
内定が決まって一安心。ほっと一息つきたいところですが、内定が決まってからやらなければならないことは山積みです。
何からはじめれば良いか迷っているうちに、時間ばかりが過ぎてしまう。そんなことにならないよう、内定が決まってから入社までの流れについて、事前に確認しておくと良いでしょう。
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内定が決まったらすること
内定が出てから入社までにすることをご紹介します。入社までに確認すべきことやマナーも併せて参考になさってくださいね。
条件を確認する
内定通知書や採用通知書によって、内定の最終連絡が行われます。書類には、内定の旨のほか、賃金や福利厚生などの労働条件が記載されていることが一般的です。
内定を喜んでばかりで、確認がおろそかになることがないよう、注意しましょう。条件の確認が不十分であったことが原因で、後にトラブルが起こることもあります。
入社してから「聞いていなかった……」と後悔することのないよう、しっかりと条件を確認しましょう。マナーを守れば、不明点について問い合わせてみても問題ありません。
内定を承諾する
労働条件などの確認をし、入社を決意したら速やかに内定を承諾しましょう。内定承諾は、内定通知が電話であった場合は電話で、メールの場合はメールで行います。内定通知書に内定承諾書が同封されていれば、署名・捺印をして返送しましょう。
明確な期限の指定がなくても、内定承諾の連絡は一週間以内に行うのがマナー。万が一、内定辞退をする場合も同様です。返事を待たせてしまう場合は、理由を伝えた上で応募先企業から許可をもらいましょう。どのような事情であっても、2週間以内には連絡するようにしてください。
内定承諾書の書き方や提出のマナーについては以下の記事でご紹介します。参考になさってくださいね。
入社日を決める
転職先への入社可能日は、面接時に伝えるのが一般的でしょう。企業は、その入社日を踏まえたうえで内定を出し、受け入れる準備を進めています。そのため、面接時に伝えた日付から大幅に変更されることはありません、
在職中の場合は、就業規則を確認したうえで入社日を伝えるようにしましょう。一日早く入社してほしいと言われたとしても、お世話になった現在の職場への配慮を忘れてはいけません。
雇用契約を結ぶ
入社日が決まったら、雇用契約を結びます。ここからの辞退はマナー違反。しっかりと入社の意志を固め、入社準備を進めましょう。
入社のためには、複数の必要書類を用意することがあります。スムーズに入社日を迎えられるよう、滞りなく準備するようにしてください。
入社に必要な書類については以下の記事でご紹介しています。参考になさってくださいね。
退職準備をする
引継ぎや内外部へのあいさつなど、退職日までは忙しい日々。退職から入社までの日数が少ない場合は特に注意が必要です。
転職が決まると、つい気持ちが浮ついてしまいますが、円満退社のためには最終日まで責任を持って業務に携わりましょう。これまでお世話になった職場に対して感謝の気持ちを伝えることも忘れずに。
退職するときにやるべきことは以下の記事でご紹介しています。参考になさってくださいね。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
内定が決まったらお礼は必要?
内定が決まったら、転職先へのお礼を忘れないようにしましょう。内定承諾書にお礼状を添えたり、メールを送付したり、内定に対する感謝の気持ちや入社に対する意欲を伝えることで、好印象を与えることができます。
これから一緒に仕事をする仲間として気持ちよく迎え入れてもらうためにも、お礼を伝えるのはおすすめですよ。お礼状の書き方や内容に迷うこともあるかもしれませんが、内定がでてから時間が空きすぎることがないよう、注意しましょう。
お礼状の書き方のポイントについては以下の記事でご紹介しています。参考になさってくださいね。
内定後の行動が印象を決める!
内定が決まってから入社日までの行動で、転職先への印象が大きく左右されます。一緒に働きたいと心待ちにしてもらえるような、誠意と熱意が伝わる対応を心がけましょう。
宿泊業界への転職をお考えであれば「おもてなしHR」にご相談ください。内定が決まってからのサポートもあるのでおすすめです。