転職には入社に必要な書類がたくさん!
長い転職活動が終了すると、次は入社に向けた準備がはじまります。スーツや靴などを新調したり、必要なものを買いそろえたり、準備をしながら新たな環境での仕事に意欲が湧くこともあるでしょう。
入社に必要な準備は、身の回りのものだけではありません。入社後、新しい従業員として迎え入れてもらうためには、多くの手続きが必要です。そのために必要な書類を用意することも、入社の準備のひとつ。見慣れない書類の数々に、戸惑うこともあるかもしれません。
いざ必要な時に慌てることがないよう、入社前から準備をしておくと安心でしょう。在職期間中の転職活動で、入社までのスケジュールに余裕がない場合は特に、気付いたら入社日になっていた!ということもありそうです。
入社すぐに必要な書類、入社後に必要な書類など、転職後しばらくは書類との戦いになることも。事前に必要な書類を把握しておくと安心ですし、スムーズな提出ができれば会社への印象も良くなります。転職で必要な書類をご紹介しますので、準備に役立ててくださいね。
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【入社時】転職に必要な書類
まずは、入社と同時に提出が必要な書類についてご紹介します。福利厚生の手続きなどに使用するものですので、速やかに提出するようにしましょう。
年金手帳
国民年金や厚生年金の被保険者であることを証明する年金手帳。退職時に企業から返却されます。転職先の厚生年金に加入するために提出が必要なので、入社日まで大切に保管しておきましょう。
雇用保険被保険者証
雇用保険に加入していることを証明する雇用保険被保険者証。年金手帳と同様、退職時に会社から返却されます。小さな書類なので、誤って破棄したり紛失したりすることがないよう注意しましょう。
源泉徴収票
年末調整のために必要な源泉徴収票。在職期間中の給与や所得税額が記載されるため、退職日以降に発行されることが一般的です。退職後すぐの入社の場合は、提出が遅れることもあるため、発行の手配や提出日の報告は早めに済ませておきましょう。
健康診断書
医療機関で受診した健康診断の結果が記載された健康診断書。企業によっては、入社前に健康診断の受診が求められることがあります。医療機関や診断項目が指定されることもあるため、受診前の確認は必要です。
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【入社後】転職に必要な書類
入社後にも複数の書類を提出することがあります。記入が必要な書類も多いため、期日を守って提出できるように注意してください。
扶養控除等申告書
扶養している家族の有無を会社に報告する扶養控除等申告書。税金の軽減の手続きのために必要です。扶養している家族がいない場合でも、企業から給与を受け取っている人全てが提出する書類です。
健康保険被扶養者異動届
健康保険の被保険者の扶養家族の名前や対象の変更がある場合に提出する、健康保険被扶養者異動届。入社した企業の健康保険に加入するために必要な書類ですが、扶養する家族がいない場合には提出が求められることはありません。
給与振込先届
給与の振込先を登録するために必要な給与振込先届。企業によっては、口座を指定されることもありますので、口座開設も併せて行う場合もあります。記入、捺印の漏れがないよう注意してください。
確実に必要書類を用意して転職をスムーズに!
企業によっては、ご紹介した書類以外の書類が必要になることもあります。どれも入社に伴う諸手続きのために必要なもの。スムーズな手続きになるよう、提出期限に遅れたり、記入漏れがあったりすることのないよう、注意してください。
入社の手続きは、想像以上に煩雑になることも。いち早く業務に慣れるためにも、滞りなく手続きが進むよう必要書類の提出を速やかに進めましょう。入社までのスケジュールを管理しながら、いつでも提出できるようにまとめて保管するのも良いかもしれません。
ホテル・旅館の転職でも、入社に必要な書類がいくつもあります。特に初めての転職では、これでいいのかな?と不安になることもあるでしょう。ホテル・旅館への転職をご検討の場合は「おもてなしHR」にご相談ください。必要な書類や提出のタイミングなどを一緒に確認しながら、スムーズな入社ができるよう、サポートさせていただきます。