わたし、向いてないかも?接客業に向いてない人の特徴と解決策

求人情報誌や求人サイトを見てみると、必ず接客業の募集があります。高校生や大学生のアルバイトでも募集があり、誰でもできる簡単な仕事のように思われがちですが、果たして本当にそうなのでしょうか。実際のところは、接客業をしている人の中には「向いてないかも」と悩む人が多いのです。では、どんな人が接客に向いてないのか、向いてないと思ったらどうするべきなのか、この記事でチェックしましょう。

接客業には向き・不向きがある

不向き

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接客業は求人が多く、特別な資格も要らない仕事です。そのため、誰にでもできる仕事なのでは?と考えがちです。しかしながら、接客業は向き・不向きがはっきりと別れる仕事なのです。

 

向いてない人が接客業の仕事をすると、ストレスが大きく苦痛を感じるほど。反対に向いてる人にとっては楽しく生き生きと働ける仕事です。

 

今回は、接客に不向きなのはどんな人なのか、自分が接客に向いてないと思ったらどうすればいいのか考えていきましょう。

接客業に向いてない人の特徴

コミュニケーションが苦手

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どんな仕事にも、向き不向きがあります。慎重さに欠ける人がタクシーの運転手になったり、決断力の乏しい人が組織をまとめるリーダーになると、上手くいかないことが多々ありますよね。

 

接客業にも同じように、不向きになる性質というものがあります。下記は代表的な接客業に不向きな人の特徴です。接客の仕事で悩んでいる人はぜひ、ご自身の性質と照らし合わせてみてくださいね。

コミュニケーションが苦手

「気持ちの良い接客」をするには、コミュニケーション能力が欠かせません。お客様に気持ちの良い挨拶をしたり、笑顔で対応できる能力が必要です。

 

コミュニケーションは不得意ではないけれど初心者で緊張して上手くできない!という程度であれば徐々に慣れるので問題ありませんが、極度の人見知りや恥ずかしがり屋の人は接客業には不向きでしょう。

 

お客様は、大抵の場合初対面の人です。初対面の人に物怖じせず、適切な対応ができることが求められます。

 

また、従業員同士のコミュニケーションも円滑に取れないと苦労します。ホテルやチェーン店などでは、他部署や多店舗の人とも業務上のやり取りをしないと仕事が進まないのです。

 

従業員同士のコミュニケーションにつまづくと、必要な段取りができず、最終的にお客様に良いサービスの提供ができなくなってしまいます。

 

接客業の仕事をするには、お客様とも、従業員の間でも、良いコミュニケーションを取る能力が不可欠なのです。

臨機応変な対応ができない

接客業の仕事をすれば、日々さまざまなお客様と出会います。体調を崩したお客様や、日本語が通じないお客様、激高しているお客様も居るでしょう。

 

そんな時、求められるのは「臨機応変な対応」です。ホテルや飲食店などには多くの場合「接客マニュアル」がありますが、実際に接客を行うとマニュアル通りには行かないことだらけなのです。

 

マニュアルを遵守しようとするあまり、こちら側の都合をお客様に押し付ける案内をしたり、「できません」の一点張りでは良い対応とは言えないですね。

 

マニュアルや規定はもちろん守るべきことです。しかし、できないならできないなりに、他の解決策を提案したり、お客様の心情に寄り添った対応をするということが必要なのです。

 

施設ごとにある程度の指針はあるにしても、接客には「これが100%正解」と言えるものが無いので、対応にあたった従業員が自分で考えるしかありません。そこが苦手な人にも、接客業は向いてないと言えるでしょう。

自己中心的

自己中心的とは、読んで字のごとく「自分を中心に考える」ということです。必ずしも悪いこととは限りませんが、自己中心的な性質が強い人も、接客業には向いてない人です。

 

なぜなら接客業は「お客様を最優先にする」のが仕事だからです。

 

例えばスーパーで、レジ係がお会計の時に「忙しいんだから早くお金を出して」という態度を取ったり、疲れているからと言って暗い表情で接客をしてはNGです。

 

品出しに夢中でお客様が売り場を探している様子に気がつかない、お客様の好みを無視して店側が売りたい商品をおすすめするといったことも自己中心的な接客ですね。

 

プライベートでは多少自己中心的でも、接客の仕事中はスイッチを切り替えてお客様を最優先に考えられるという人なら大丈夫ですが、オンとオフの切り替えができないのでは接客業には向いてないでしょう。

メンタルが弱い

接客業の仕事を続けてくためには、メンタルの強さは絶対に必要です。理不尽なクレーマーの対応にあたって心が折れるというのは良くある話。

 

真摯に話聞く姿勢は必要ですが、時には毅然とした態度での対応が必要になる場合もあります。そして、ある程度は「聞き流して真剣に受け止め過ぎない」ことも必要なのです。

 

また、正当な理由があって怒っているお客様の対応や、お年寄や障がいのある方のペースに合わせた対応をするのも楽なことではありません。

 

その上、現場が忙しくなると従業員もイライラして上司や先輩に辛く当たられるということもあり得ます。同じ仕事の仲間から嫌な態度を取られても、お客様の前では笑顔でいなければならないのです。

 

メンタルが強くないと、このようなストレスには耐えられない可能性が大きいです。鋼のメンタルが必要とまでは言いませんが、「慣れれば平気です」くらいの強さが無い人にとっては接客業は向いてないのです。

体力がない

事務や経理等のデスクワークと異なり、接客業は立ち仕事が基本です。例えばコンビニやスーパーでは、立ってレジ打ちをし、その合間に品出しや清掃などの仕事もこなしますよね。

 

ホテルでも荷物を運んだり、客室までお客様をお連れしたりと、何かと体力を使います。レストランも注文を取って、大量の料理を客席まで運んだり、調理や食器洗いを行うというかなりの重労働です。

 

どの接客業も、マルチタスクに身体を動かす仕事なので体力が無いと長時間は働けないでしょう。そして疲れていても、お客様に疲れを悟られてはいけないのです。

 

しかし、接客業を通して身体が鍛えられ、体力が付くというメリットもあります。体力に自信が無いけれどやってみたい!という人は、まずは1日3.4時間程度のパートタイムからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

接客業にやりがいを見いだせない

どんな仕事でも、長く続けていくには「やりがい」を見いだすことが不可欠です。接客業のやりがいとしては、次のようなことが上げられます。

 

  • ・接客スキルの向上
  • ・お客様に喜んでもらえる
  • ・体を動かす仕事が楽しい
  • ・より良い現場を作るなど、自分の目標を持っている
  • ・さまざまなお客様とのコミュニケーションが楽しい

 

接客業を長く続けている人は、上記のようなやりがいを持って取り組んでいることがほとんどです。このように、接客業ならではの喜び・楽しさを見いだせる人は多少の苦労があっても乗り越えられるものです。

 

接客業が嫌で嫌で仕方がないという人は、何かやりがいを感じる事が無いか探してみましょう。何ひとつやりがいを見いだせないという人ももちろん居るでしょう。

 

それが悪いというわけではなく、向き不向きは仕方のないこと。どうしても嫌なら転職しても良いのです。

自分が接客業に向いてないと思ったら

転職活動

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日本では忍耐を美徳とする文化が根付いています。しかし、嫌なことをひたすら我慢するのは心にも身体にも良くありません。心身を壊す前に手を打つ必要があります。「自分は接客業に向いてないかも」と思い悩んでいる人に、改善策を紹介します。

苦痛に感じるほどであれば無理せず転職する

ストレスで眠れない、職場に行こうとすると吐き気がする。家に帰ってからもクレーマーの言葉が頭から離れない。こんなことがこの先、何年も続くのかと思うと、うんざりしますよね。

 

接客の仕事が大きな苦痛となっている場合は、無理せず転職してみてはいかがでしょうか。「嫌な仕事でも最低3年は我慢して続けなさい」などとも言われていますが、3年も我慢していては病気になってしまうかもしれません。

 

転職はリスクもありますが、身も心もボロボロになって身動きが取れなくなる前に、動き出すことが重要です。

 

まずは転職サイトに登録して、接客以外にどんな求人があるのか見てみるだけでも良いのです。「世の中にはこんな仕事もあるのか」と知り、視野を広げましょう。

「苦痛」でなく「苦手」程度ならスキルを磨いてレベルアップする

接客が「苦手」だけれども「苦痛」という程では無いという人は接客スキルを磨いてレベルアップを目指すという手段もあります。苦手を克服するのは簡単なことではありませんが、下記のような取り組みをしてみてはいかがでしょうか。

 

  • ・素敵な接客をする従業員を観察し、真似をする
  • ・自分の接客でお客様に喜ばれたことを書き留める
  • ・接客関連の資格試験に挑戦する
  • ・同業他社の施設にお客様として赴き、接客される側の視点に立ってみる

 

人は、得意分野には楽しく取り組めるものです。「苦手」を「得意」にしてしまえば職場環境を変えずとも気持ちよく仕事ができるようになるかもしれません。

接客が不向きな人の就職・転職のポイントは

デスクワーク

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接客業は、向いてない人にはとことん向いてない仕事です。では、不向きな人は就職や転職の際、どんなことを考慮すれば良いのでしょうか。

事務やエンジニア、在宅ワークなどの仕事を探す

まずは「自分は絶対に接客業は向いてない」という人は接客の無い業種を選ぶと良いでしょう。事務やシステムエンジニア、プログラマーなどのお客様の前に出る機会の無い職種がおすすめです。

 

接客業の場合はお客様最優先なので、自分の仕事があってもお客様が来れば手を止めて対応しなければなりません。一方、上記のようなデスクワークはお客様対応によって作業を中断することも無く、サクサク仕事を進められます。

 

接客によるストレスも無く、のでのびのびと働けるのではないでしょうか。ただし従業員同士でのコミュニケーションは不可欠で、会社によっては来客者の対応を任されることもあるでしょう。

 

そういったコミュニケーションも非常に苦手という人には、在宅ワークと言う手段もあります。収入の良い仕事は翻訳やデザイナー、WEBサイトの運営など専門知識が必要な仕事ですが、データ入力などの簡単な仕事もあります。

 

簡単にできる在宅ワークをしながら専門知識を学ぶのも良いのではないでしょうか。

同じ接客業でも環境が変われば働きやすくなることもある

ひと口に接客業と言っても、業種や客層はさまざまです。「接客業が向いてない」と思っている人の中にはもしかすると「今の職場が合わない」だけの人が居るかもしれません。

 

接客業で苦痛を感じる大きな要因は「ホテルや店の客層を好きになれないこと」です。格安の居酒屋と、高級レストランとでは客層が違いますよね。

 

「格安居酒屋に集まる気さくなおじさんたちの接客が面白い」と感じる人も居れば「高級レストランに来るお金持ちの接客をするのが誇らしい」という人も居ます。

 

また、従業員の人間関係が良好かどうかも非常に重要です。いじわるな人がひとり辞めただけで見違えるほど快適な職場になった!という話もよくあることです。

 

職場環境が変わればやっていけそうという人は、同業他社への転職や、信頼できる上司などに人間関係の悩み事を打ち明けてみてはいかがでしょうか。

接客業は不向きでも、ホテルや旅館で働ける?

調理の仕事

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明確な向き、不向きのある接客業。接客業は向いてないけれど宿泊業界自体には興味があるという人は、ホテルや旅館で働くことは可能なのでしょうか。

 

答えはYESです。ホテルや旅館で、裏方の仕事を探せば良いのです。例えば、下記のような仕事があります。

 

  • ・調理
  • ・清掃、ベッドメイキング
  • ・備品や食材などのバイヤー
  • ・事務、経理
  • ・広報担当

 

調理係や清掃係は、お客様対応が全くないわけではないので、ある程度の接客スキルは必要ですが、フロントや客室係に比べれば比率はずっと少ないはずです。

 

宿泊業界で働きたいけど接客は向いてない、という方はぜひこのような裏方の求人をチェックしてみてくださいね。

楽な気持ちで接客するには

癒しのぬいぐるみ

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苦痛を感じるほど向いてないのであれば、辞めて別の職種に転職、と言うのは簡単ですが、転職はとてもエネルギーが要ることです。すぐには動き出せない、できれば今の職場を辞めたくない、という人に、少しでも楽な気持ちで働くためのコツを伝授します。

クレームは「自分に対してではなく、会社に対してのもの」と思う

接客業でもっともストレスが溜まる「クレーム対応」。クレームによって心を壊さないためには「このお客様は自分自身に対してではなく、会社に対して怒っているのだ」と割り切ることが重要です。

 

「あなたの対応が不愉快だ」「そんな態度で接客していいのか」など、あなたを否定するように聞こえる言葉も、元をたどれば「ホテルやレストランの従業員」に対しての不満であり、「あなた自信」に対するものではないのです。

 

従業員という立場である以上、お客様の正しい指摘には改善に努める必要はあります。しかし、きちんと改善に努めればそれで良いのです。どうか決して業務時間外まで「自分はダメ人間だ」などと思い悩まないでくださいね。

ネガティブな気持ちを否定しない

ホテルや飲食店などの接客担当者も人間です。嫌なお客様の対応にあたれば、ネガティブな感情も芽生えて当然です。

 

「ひどいお客様だった」「もう来ないでほしい」「なんであんなことを言われなければならないの?」そんな自分の素直な気持ちを「ああ、お客様に対してこんなことを思ってはいけない」と否定すれば、ますます苦しくなります。

 

お客様の前で態度や表情に出すのは絶対にNGですが、話の分る上司や同僚に聞いてもらうとすっきりするでしょう。

 

ただし、話す相手をよく見極めることが重要です。相手を間違えると「それはあなたがこうだから良くなかった」などと言われて余計ストレスが溜まります。適切な話し相手が見つからないときは、紙に書き殴ってびりびりに破いて捨てるのもすっきりしますよ。

自分だけの「癒しグッズ」を持つ

好きなものに見たり触れたりすると、脳内でドーパミンが分泌され、やる気が出てくると言われています。特に、恋愛感情を抱く相手を見たときに多く分泌されるそうです。

 

職場に好きな人が居ると、やる気満々になって効率が大きくアップするという話もありますが、もっと手軽に好きな俳優やアイドルの写真などはいかがでしょうか。

 

また、動物の写真やふわふわした素材のぬいぐるみなども不安を和らげる効果があると言われています。

 

接客業は、向いてない人にとっては非常に心を消耗する仕事です。見たり触れたりすることで、心の疲れが吹き飛ぶ癒しのアイテムを持っていると、「心のお守り」になってくれることでしょう。

向いてない接客業で心身を壊す前にやってほしいこと

雨上がり

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接客業は、向いてない人にとっては苦行のようなもの。無理をして心身を壊してしまう前に、解決に向けて動き出しましょう。まだ頑張れる余地がある人は、転職を考える前に、自分自身のスキルアップや職場の環境改善に努めるのも良いでしょう。

 

しかしながら、「明らかに向いてない」と思う仕事に見切りを付けるのは、恥ずかしいことでも悪いことでもありません。「自分に合った他の仕事を探すぞ!」という前向きな気持ちで転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。

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