仕事ができない人は2タイプ!
仕事ができないと言われる人は、大きく分けると次の2タイプに分けられます。
①自分では仕事ができると思っている人
②仕事ができないと自覚し自信がない人
①のタイプは、自分の実力を客観的に見ることができていないため、自己評価が高いのが特徴です。
その点、②のタイプは自分の実力やキャパを把握しています。ただ、あまりにも自己評価が低いために常に自信がなく、前向きに仕事ができません。
それぞれのタイプについて、さらに詳しくみていきましょう。
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「仕事ができない?誰のこと?」勘違いタイプ
「自分では仕事ができると思っている」仕事ができない人です。
このタイプの仕事ができない人は、自分の実力が把握できていない上に、過剰に自分を評価しているので、仕事ができないとは思っていません。
特徴をご紹介します。
- ミスがあっても気にしない
- 上司に怒られてもどこ吹く風
- 自分の仕事や実力に自信がある
- 「自分はデキる」とさえ思っている
- 過去の成功体験を語りたがる
- トラブルは人のせいにしたがる
- 賢いと思われたいような発言をする
- 注意されると文句や逆ギレをする
こうしてみると、とにかく自己中心的な考え方ですよね。
自分を過信しているので、仕事ができないなんて思うはずはありませんし、何かトラブルがあっても「誰がやったの?」とすぐに犯人捜しをする始末。
プライドや自己評価が高く、「口先だけで実際には仕事ができていない」なんてこともしばしばあるようです。
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「自分にはムリ、できない」自信がないタイプ
「仕事ができないと自覚し自信がない」仕事ができない人です。
このタイプは、自分の実力を知っていて、仕事ができないことを自覚しています。そのため、「どうせ自分は仕事ができない」と自信がなく、前向きに仕事に取り組むことができません。
特徴をご紹介します。
- 自分の仕事に不安しかない
- 常に緊張し失敗を恐れている
- ミスをした後の立ち直りが遅い
- ネガティブ思考に陥りがち
- 自分ひとりで抱え込み自爆する
- 慎重になりすぎて仕事が遅い
- 周囲の目や顔色を気にしすぎる
- コミュニケーションがとれない
これらをみてみると、自分に自信がないことが丸わかりです。
仕事を進めるなかで、周りの目を気にし人の顔色ばかり伺っているので、仕事のスピードが遅く思うように進みません。
「自分にはできない」「どうせ私なんか」など、後ろ向きな言動が多すぎると、一緒に仕事をするメンバーの士気も下がってしまいますね。
仕事ができない人から抜け出す方法
では、仕事ができない人が「できる人」になるためにはどうしたら良いのでしょうか。「仕事ができない人」から抜け出す方法をご紹介します。
考え方を変える
仕事ができる人になるための第一歩は、まず考え方を変えることです。少しずつでいいので、次のような考え方にシフトしていきましょう。
- 悩むことに時間をかけない
- 当事者意識や危機感を持つ
- 失敗を恐れずに挑戦する
- 周囲や人の目を気にしない
- 考え方や気持ちに余裕を持つ
自分の考え方を変えるのは難しいことですが、仕事をする際、これらのことを心がけてみてください。徐々に慣れていくことで、仕事に対する姿勢が変わってくるはずです。
行動を変える
考え方を変えると同時に、自分の行動を見直すことも大事です。以下の点に注意してみてください。
- 時間やスケジュール管理を徹底する
- 素早く対応することを心がける
- 「仕事ができる人」をお手本に!
- 学びの習慣や情報収集のくせをつける
- 積極的にコミュニケーションをとる
これらのことを一つでもいいので実践してみましょう。実際に動いてみることで、仕事の成果が上がったり評価につながったりと、仕事に対して前向きに取り組めるようになるはずです。
仕事ができない人のタイプを見極めよう!
仕事ができない人といっても、「自分で気づいていない人」「できないことを自覚している人」と、2タイプの人がいます。
職場に仕事ができない人がいるときは、まずその人がどんなタイプの「仕事ができない人」か見極めてください。そのうえで、それぞれのタイプに合わせた対応をしましょう。
また、仕事ができない人のタイプや特徴を知って、自分自身の考え方や行動を振り返ってみることも大切です。
この機会に、「仕事ができる人」と言われるよう、仕事に対する姿勢をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。