病気が発覚すると内定が取り消されるのか
内定後に病気になったからといって、内定が取り消されるのはかなり稀です。
たしかに、内定後に病気やケガをしたことで通常の勤務ができなくなった場合、正当な理由として取り消すことができます。
ですが、よほどのことがない限り、健康状態の悪化で簡単に内定が取り消されることはありません。
病気で内定取り消しになるときは以下のケースです。
・健康に問題があるのに虚偽の申告をしたうえに、それがのちに判明した場合
・予測できない、健康状態が悪化した場合(突然の事故も含む)
ただの風邪やインフルエンザ、骨折などで内定は取り消されないので、心配はいらないでしょう。
宿泊業界に詳しいアドバイザーが、あなたに合う職場をいっしょにお探しします。
宿泊業界での職務経験はありますか?
健康上の問題で内定が取り消されるケース
病気が発覚して内定が取り消しになるのはとても珍しいケースですが、実際に病気を理由に内定が取り消しになることはあります。
では、どのようなケースで内定が取り消されるのか、具体的にみていきましょう。
働くことが不可能な病気にかかった
持病の悪化も含みますが、心身の病気が原因で働くことが困難だと判断されると、内定が取り消されることがあります。
病気の有無が選考の段階では分からなかった場合でも、業務に支障を与えると判明すれば内定の取り消しは正当な理由として認められています。
健康診断の結果が悪い
会社側は採用予定者の健康診断を行うことが、法律で義務付けられています。
健康診断の結果によって簡単に内定を取り消すことはありませんが、業務に大きく影響が出る場合は内定を見合わせる可能性があります。
特に夜勤など、就職先が厳しい労働環境だと、健康上の問題を理由に内定取り消しになる確率が高まるでしょう。
内定後に健康状態が悪化した場合は、企業が責任を負うことになります。会社側は責任を免れるためにも、健康状態が悪化するリスクが高い採用予定者は内定取り消しとするケースがあることを覚えておいてください。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
過去の病気で内定が取り消されることはある?
過去にどんな大病を患ったとしても、業務に支障がない限りは心配しなくても大丈夫です!
たとえば「年1回の通院のみで治療の必要がない」という方は、何も問題はありません。
会社が気にしているのは過去の病歴よりも、病気が業務に支障が出るかどうかです。あまり思いつめないようにしてください。
会社から過去の病歴について質問された場合は「仕事で迷惑はかけない」と、しっかりと主張するようにしましょう。その際に曖昧な返事や態度をとってしまうと、会社は採用への不安を感じてしまいます。
自分に自信を持って、堂々とした姿勢を心がけましょう。
病気が分かったからといってすぐに内定取り消しにはならない!
「過去に病歴がある」「健康診断の結果が悪かった」など、病気が判明しただけでは安易に内定が取り消されることはありません。
そもそも、業務に影響が出るラインは、会社によって判断が異なります。
健康上に問題があったとしても、休みをもらえたり、負担の少ない部署へ配属先を変更してくれたりと、できる限り柔軟な対応をしてくれる会社がほとんどです。
ですので、虚偽の申告は決してしないようにしましょう。たとえ病状が軽くても、将来的に業務に影響が出そうな場合は事前に会社に伝えておく必要があります。
病気が発覚した場合は、きちんと医師から証明書をもらい、一度会社に相談してみることをおすすめします。あなたに合った働き方を提案してくれるかもしれませんよ。