採用面接後のお礼の連絡は不要?必要?お礼の連絡をする目的やマナーを見直そう!

採用面接が終わった後、担当者にお礼の連絡をするべきかどうか迷ったことは無いでしょうか。連絡を入れることで採用担当者の手を煩わせるため、避けたほうが良いという意見もあり、悩むところですよね。そもそもお礼の連絡を入れる目的は何なのか、適切な連絡手段やマナーと併せて見ていきましょう。

目次

    面接後にお礼の連絡は必要?

    面接

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    採用面接は面接官が時間や労力を費やして行われるものです。そのため、面接の後にお礼の連絡を入れたほうが良いのでは、と考える人もいるでしょう。

     

    その一方で、お礼の連絡を入れることによって対応が発生し、余計な手間を掛けさせるためお礼の連絡はするべきではないという意見もあります。

     

    どちらも一理あるように思えますが、実際のところ、お礼の連絡はしたほうが良いのでしょうか。それとも控えた方が無難なのでしょうか。お礼を伝える目的や、適切な連絡手段なども含めて考えてみましょう。

    まずはお礼の連絡をする目的を考えよう

    お礼の連絡は本来、面接の機会を与えてくれたことや、自分の面接に時間や労力を使ってくれたことに対して感謝を伝えるためにするものです。

     

    お礼の連絡をすることで、礼儀正しさや丁寧さをアピールすれば選考の良い評価につながるのでは、と考える人もいるかもしれません。しかし、評価はあくまでも面接で行うものであり、お礼の連絡の有無が選考に大きく影響することはほとんど無いでしょう。

     

    とはいえ、採用・不採用の境界線に立っていたり、ほかの応募者と甲乙つけがたい評価だった場合は、プラスアルファのポイントになる可能性は無きにしもあらずです。

     

    また、無事に採用が決まったら「丁寧にお礼の連絡をくれた人」という印象を持って迎えてもらえるため、人間関係の構築に有利に働くかもしれません。

     

    目的をはき違えず、マナーを守ればお礼の連絡を入れるのは、決して悪いことでは無いのです。次の項目から、お礼の連絡をする場合に守るべきマナーを見ていきましょう。

    面接のお礼に適切な連絡手段は?

    連絡手段

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    面接のお礼を伝えるのに適切な連絡手段はどのようなものでしょうか。

     

    電話は口調や声色で感謝の気持ちを表現できるかもしれませんが、否応なしに時間を使わせることになるため、相応しくないでしょう。

     

    では、手紙はどうでしょうか。手紙は丁寧に感謝の気持ちを伝えたい時にぴったりなツールです。内定をもらった後のお礼ならば適切ですが、面接のお礼としてはやや大げさかもしれません。また、届くまでにタイムラグも発生します。

     

    利便性や丁寧さの度合い考えると、ここはメールがベストと言えます。メールは都合の良いタイミング読むことができ、マナーを守ってしたためればきちんとした印象を与えらえるでしょう。

    メールで面接のお礼をどう伝える?

    メールで面接のお礼を伝える際には、誤字脱字に注意し、正しい敬語で丁寧な文章を書くことが大前提のマナーです。また、宛名や署名も忘れずに。ビジネス文書として形式を整えましょう。

     

    それに加えて相手に手間を掛けさせないための気遣い(何のメールか分かりやすい件名にする、手短に終わらせる、返信は不要である旨を記載するなど)や、プラスアルファのアピールにつながる一文を添えると良いでしょう。

     

    以上をふまえ、面接のお礼として相応しいメールの例文を見てみましょう。

     

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    【件名】

     

    10月25日の採用面接のお礼(フロントクラーク希望 宿泊 太郎)

     

    【本文】

     

    株式会社株式会社 恵比寿ホテルグループ

    総務・人事部  田中様

     

    お世話になっております。私、本日13時から面接をしていただきました宿泊 太郎と申します。ご多忙な中、お時間をいただき、誠にありがとうございました。

     

    面接で伺ったお話から御社のグループのホテルが一流と呼ばれ続ける理由についての理解が深まり、ホテルマンとしてのこれまでの経験を、ぜひ御社で活かしたいという気持ちがさらに高まりました。

     

    前職のベルボーイの経験で培った接客スキルやホテル業界の知識は、御社で役に立つと確信しております。

     

    取り急ぎ、面接のお礼を申し上げたく、メールいたしました。

     

    ご多忙かと存じますので、ご返信には及びません。末筆ではございますが、貴社のますますのご発展と社員皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

     

    【署名】

     

    宿泊 太郎(氏名)

     

    〒000-0000

    ◇◇県◇◇市◇◇区0丁目0番地0-0

    電話:080-0000-0000

    メールアドレス:xxxx-yyyy@zzzz.jp

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    面接後のお礼の連絡はスマートに

    過剰な自己PRを試みたり、相手の都合やマナーを無視することがなければ、面接後のお礼の連絡がマイナスに働くことは無いはずです。

     

    また、新卒予定の就活生にとっては、ビジネスに相応しい文書を作成するための良い練習になるのではないでしょうか。ぜひ、今回の記事を参考に、メールで面接のお礼を送ってみてくださいね。

     

    また、就職・転職活動に行き詰ったら、おもてなしHRをご活用ください。おもてなしHRは宿泊業界に特化した就職・転職の支援サービスです。応募先の選定から入社まで、選任アドバイザーがしっかりサポート致します。

     

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