旅館にパズルが置かれているのはなぜ?暇つぶしだけじゃないパズルの役割をご紹介

旅館の客室に置かれている、木で作られたパズル。どうしてここに?と思うこともあるかもしれません。実は、ちょっとした時間つぶしにはピッタリなのです。大人になると、なかなか触れることのないパズルも、旅館の客室だとつい手が伸びてしまいそう。客室で過ごす時間が少し楽しくなる、パズル以外の物も合わせてご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

目次

    旅館にパズルがあるのはなぜ?

    iStock/oatawa

     

    旅館の客室でたびたび見かけることのある、木で作られれたパズル。特産品として置かれているようなものではなく、比較的多くの旅館で使われている印象です。

     

    旅館の客室内にパズルが置かれていると、お客様はなんとなく手を伸ばして挑戦したくなるものです。客室に置かれているパズルは、旅館の売店やフロントで販売されていることもあります。

     

    なんでパズルが?と思いながら、やり出したら止まらないということもあるでしょう。滞在中に解けなかったことが悔しくて、ついつい買ってしまうということもあるかもしれません。

     

    旅館とパズル。一見繋がりのないようなものではありますが、旅館の客室を楽しむツールのひとつとして、大いに役立っているようです。

    ちょっとした暇つぶしに、滞在中の話題作りに。客室に置かれた小さなクロスパズルも、旅館が提供するおもてなしと言えそうです。

     

    旅館の客室に置かれているクロスパズル

    iStock/Radachynskyi

     

    旅館の客室に置かれることが多いのは、木でできたクロスパズルと言われるものです。紙でできたパズルに比べて取り扱いも容易なことも、客室に置かれる理由かもしれません。クロスパズルでどのような遊び方ができるのか、難易度はどの程度なのかご紹介します。

     

    パズルで作れる形は様々

     

    クロスパズルは、いくつもの異なった形の木片で作られています。

     

    一般的に、長方形の状態で収納されていますが、ひとたびバラバラにすると元の状態に戻すことも難しくなるほど、複雑なものです。

    それぞれの形の組み合わせ方で、正方形以外の形を作ることができます。

     

    • ・十字架
    • ・船
    • ・矢印
    • ・犬

     

    パズルで作ることができる形は様々です。完成までの過程はそれぞれ異なり、シルエットだけを参考に紐解いていきます。一見とても簡単そうなものばかりなのですが、中にはチェックアウトまでに完成させることができないほどの物もあるようです。

     

    家族や友人同士で宿泊する場合には、誰が早く作れるかと競争をしてみたり、どんな形ができるか予想してみたり、クロスパズルをきっかけに和やかな時間が過ごせるようです。

     

    見た目よりも難しい

     

    シルエットを頼りに進めるクロスパズル。木片の数は5つ程度です。小さなものではないので、見た目は簡単です。簡単に出来そうと思わせるのも、このクロスパズルのにくいところかもしれません。

     

    完成までの時間はもちろん人それぞれですが、数時間格闘したという話も耳にするほどです。テンポよく進めていたら、最後の1ピースが上手くはまらないといったことは、よく起こるようです。

     

    クロスパズルに限らず、年齢を重ねると度々、柔軟な思考がなければ解けないものに出会うことがあります。簡単だと思っていたはずが、手こずるほどに悔しさが増して抜け出せなくなってしまうこともあるでしょう。

     

    大人の宿泊客がクロスパズルに熱中してしまうのは、そういう理由からかもしれません。

     

    客室で過ごす時間を楽しくするために

    iStock/takkuu

     

    パズルの他にも、旅館を楽しく過ごすために客室に設置されたものはいくつかあります。お客様に楽しんでもらいながら、旅館周辺の情報や特産品を伝える目的も持っているようです。

     

    お茶請け

     

    旅館の客室に置いてあるものの中で、お茶請けを楽しみにしている人もは少なくないでしょう。

     

    旅館のオリジナル商品であったり、地元の名産品であったり、その旅館でなければ出会うことの出来ない味は、特別なものです。

     

    客室で食べたことをきっかけに、お土産に購入して帰る人も多いはずです。

     

    新聞

     

    新聞そのものは決して珍しいものではありません。

     

    旅館に置いてある地元紙と呼ばれるものが多いでしょう。その土地の地方新聞には、たくさんの地元の情報が掲載されています。

     

    住んでいる地域では見聞きすることのない、新鮮な情報が飛び込んで来るのは楽しいものです。テレビ欄ひとつでも、地域性を感じられたりします。

     

    手描きの情報紙

     

    旅館との距離を近く感じることができるツールとして、旅館手作りの情報紙や近隣の地図が置かれていることもあります。

     

    従業員の顔が見えることで、お客様は安心感を覚えるかもしれません。旅館の多い温泉地などでは、差別化を計る意味で取り入れることもあるでしょう。

     

    楽しみながら味わい深さを感じるホテルのパズル

    iStock/Image-Source

     

    旅館の客室に置かれたパズル。少し地味な印象を受けるかもしれません。旅館には、ホテルの客室のスタイリッシュさとは違う、風情があります。

     

    大人になると触れる機会が少なくなるパズルの懐かしさと、穏やかな時間の流れる旅館の客室の相乗効果が、味わい深さを助長するようなこともありそうです。

     

    地元の物を知ってもらうことや、良いものを知ってもらうことはもちろんのこと、豊かな時間の過ごし方の提案にもつながっているのではないでしょうか。

     

    パズルのような、忙しさの中では触れる機会の少ないものも、旅館の客室に置かれてることで、改めて楽しさを感じるきっかけになっているかもしれません。

     

    味わい深さのある物や時間も、旅館だから提供できる、大切なおもてなしなのではないでしょうか。

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