転職活動の長期化は心身を蝕んでしまう!
年収を上げたい、新しい職種にチャレンジしたい、現職に不満がある。転職活動を行う理由は人によってさまざまですが、「早く転職活動を終わらせたい!」というのはどの求職者にも共通する思いなのではないでしょうか。
退職後の転職活動が長期化してしまえば、貯金を切り崩すことを余儀なくされ、心に余裕がなくなってしまうもの。他にも、空白期間が増えたことで転職難易度が上がる、目先の内定にとらわれてしまうなど、転職の成功がますます遠のく状況になってしまいます。
可能な限り避けたい転職活動の長期化ですが、今現在、転職活動の長期化に思い悩んでいる方も少なくないでしょう。ただ、転職活動の長期化の原因を知れば、成功に近づくことができるかもしれません。長期化の原因と解決策を一緒に探していきましょう。
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転職活動の長期化の原因が「自分自身」
転職活動の長期化の原因は、もしかすると自分自身にあるかもしれません。思い当たる節がないかチェックしてみてください。
自分を客観視できていない
自分自身の評価と第三者の評価が異なっていれば、転職活動は長期化しやすくなります。傍から見れば無謀とも思える企業にばかり応募を続けていることが、これにあたります。
未経験が歓迎されていない企業の専門職への応募、アルバイトを転々としている方の正社員応募などがその一例です。大きな夢を持つことは決して悪いことではありませんが、面接官に納得してもらえなければ内定は決まりません。段階を踏むことも視野に入れましょう。
転職の理由が曖昧
「今の仕事に飽きてきた」「とにかく辛いから仕事を辞めたい」などのきっかけで転職活動を始めた方もまた、転職活動が長期化する傾向にあります。
入社意欲の高さは、求職者の想像以上に応募企業に伝わりやすいものです。書類選考がなかなか通らない、という方はもしかすると企業から「入社意欲が低そう」という印象を抱かれているかもしれません。
焦りが見える
転職活動期間は、一般的に3カ月~半年程度と言われています。これ以上に転職活動が長引いてしまえば、どうしても焦ってしまうものですよね。
特にこの焦りは、面接時に伝わりやすいものです。「早く内定が欲しい!」という求職者の入社意欲は一見高そうに思えるものの、面接官の目には「入社することがゴール」と映ってしまうこともあるので注意しましょう。
謙遜しすぎる
焦りと同様に、面接時に伝わりやすいのは自信のなさです。たとえ、控えめで謙虚な性格だとしても、その事実を知らない面接官からすれば「自分に自信がない応募者」と捉えられてしまいます。
ふんぞり返ったような態度は考えものですが、面接の場では極度の謙遜は避けた方がよいでしょう。どっしりと構え、ゆっくり話すことを意識して面接に臨んだだけですぐに内定に繋がった、という方もいるようですよ。
転職活動の効率が悪い
根が真面目な求職者に多いのは、効率の悪さによる転職活動の長期化です。
1つの企業の合否が出るまで次の企業が受けられない、という考えをどこかに持っていませんか。応募書類は1社1社全て変えなければ、と思ってはいないでしょうか。
現代の転職は複数社の応募が当たり前になっており、募集企業もそれをわかっています。転職活動を短期間で終えられる方は、1日に数件の面接予定を組むなど、効率的な転職活動を行うことが珍しくありません。可能な限り効率を意識しましょう。
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転職活動の長期化は「外部環境」にも左右される
「高望みはしていないのに、一向に転職活動が進まない…」と悩むほど、状況は悪化しやすいもの。そんな時は一度自分から離れ、他の原因がないかを探ってみるのも良いかもしれません。きっと心が軽くなるはずですよ。
難易度が高い時期の転職
2020年の経済に大きな打撃を与えている新型コロナウイルス。このように、経済が停滞するタイミングは求人の母数が減少、必然的に転職難易度が高まるのは言うまでもありません。
周りを見渡せば、同じような状況の求職者もたくさんいるはずです。だからといって状況が好転することはありませんが、あまりにも自分を追い詰めないようにしてくださいね。気が病めば、上手くいくものも上手くいかなくなってしまいます。
現職の仕事が忙しい
現職場を離れずに転職活動を行っているという方も少なくないでしょう。そんな方に多いのは、現職の仕事と転職活動の両立ができないということです。
残業が多い今の仕事に追い詰められてはいませんか。そんな状況下の片手間の転職活動は、なかなか上手くいきません。長期化すれば転職の意欲低下にも繋がりかねませんので、綿密な転職計画を立案、オン・オフの習慣をつけ転職活動に臨むことをおすすめします。
相談相手が少ない
転職の長期化は、自信の低下に直結します。「自分の何が悪いかわからない」「どうせ何をやっても上手くいかない」と、転職の成功を半ば諦めモードで活動を続けてしまっては、時間が無駄になってしまいます。
そんな時は、気分転換に気の知れた友人に相談してみてはいかがでしょうか。家族に相談をするのもよいでしょう。相談できる相手が思い浮かばないという方は、転職アドバイザーに心の内を晒してみるのもひとつの手です。
転職活動を長期化させないための3つのコツ
「自分自身」「外部環境」の2つの転職活動の長期化の原因をご紹介しましたが、いつまでも悩み続ける訳にもいきません。スムーズな転職活動の3つのコツをご紹介しますので、できることから始めてみましょう。
改めて転職活動を振り返る
既に転職活動を始め、長期化を感じている求職者であれば、第一に転職活動の振り返りを行うことをおすすめします。がむしゃらに進めていても、同じ失敗を繰り返してしまうだけです。
自己分析、応募企業の選定、転職活動の進め方、面接などを振り返れば、少なからず改善の余地に気付くことができるはずですので、一度立ち止まり、ご自身を客観視してみてください。
人材紹介会社・人脈を頼る
振り返りを行っても、改善策を実行してもなかなか上手くいかないという方は、転職活動の幅を広げてみてはいかがでしょうか。
転職アドバイザーへの相談、友人・知人などの人脈による仕事紹介は、既に行いましたか。助けを求めることは、決して恥ずべきことではありませんので、まだ行っていないという方は人を頼ってみることも検討してみてくださいね。
思い悩みすぎない
長期的な転職活動を進める中で最も重要なのは、メンタルケアを行うことです。悩み続けても、自分の力だけではどうしようもならないこともあるでしょう。負のスパイラルに陥ってしまえば、抜け出すまでにさらに時間がかかります。
思い切って気分転換を行うのも、長期的な転職活動には必要なことです。「転職先が決まるまでは趣味を封印する!」という自戒が自身の首を絞めてしまうこともありますので、あまり根詰め過ぎないようにしてくださいね。
転職活動の長期化に悩むなら「おもてなしHR」へ!
転職活動の長期化の原因は、自分自身によるものと外部環境によるものの2種類に分けられます。
いずれにせよ、転職活動が長引いていることに焦りを感じている方は、まずは一度立ち止まって深呼吸を行いましょう。その後に、客観的に転職活動を振り返り、原因の特定を行ってみてください。きっと解決の糸口が見えてくるはずです。
それでも思いつめてしまった時には「おもてなしHR」を頼ってください。ホテル・旅館などの宿泊業界の転職サポートを行うおもてなしHRでは、これまで数多くの求職者の内定をお力添えしてきました。お悩み相談も大歓迎です。1人で抱え込まず、気軽にお問合せくださいね。