立ち仕事で足や腰が痛くなるのはなぜ?効果的な対処方法と靴選びについてご紹介

長時間に渡る立ち仕事をしていると、足や腰に痛みを感じてしまいます。夕方になると足がパンパンになって辛いといった話を聞くこともあります。痛みを感じたら、適度に休憩をとると良いのですが、そうはいかないこともあります。痛みの部位に合わせた対処方法や、靴選びについてご紹介します。

目次

    立ち仕事で足や腰が痛くなる理由

    iStock/spukkato

     

    立ち仕事をしていると、足や腰が痛くなる、または足が浮腫むといったことを聞くことがあります。

     

    立ち仕事は同じ場所での作業や、同じ姿勢で体を動かさないことが多い仕事です。 

     

    それにより血液や水分、疲労物質が足にどんどん溜まり、下半身の血流が悪化してしまうことで辛い足の痛みやむくみを引き起こしています。

     

    普段の生活で人間は、歩くときや走るときのふくらはぎ等の筋肉の伸縮にあわせて血液が循環しています。 

     

    立ち仕事そのものが原因ではなく、同じ姿勢を続けることで筋肉が緊張し、血行が悪くなることが大きな原因の一つなのです。

     

    足の痛みの他には、腰の痛みを感じることもあるようです。

     

    腰痛の場合も原因は同様で、立ち仕事だけでなく長時間の座り仕事でも痛みを感じることがあります。

     

    腰痛の場合は、血流の悪化の他に姿勢の悪さも原因になります。

     

    重心が偏ってしまったり、腰が丸まったり反ったり、無意識に出てしまう姿勢の癖が痛みを引き起こします。

     

    立ち仕事で足や腰が痛くなったら

    iStock/Motortion

     

    立ち仕事をしていて、足に痛みを感じたときの対処方法をご紹介します。

     

    ふくらはぎ、膝の裏が痛む場合

     

    普段の生活で人間は歩くときや走るときに、ふくらはぎ等の筋肉が伸縮するのにあわせて血液が循環しています。

     

    立ち仕事の多くは同じ場所での作業や、同じ姿勢で足を動かさないことが多くなります。それにより血液や水分、疲労物質が足にどんどん溜まり、下半身の血流が悪化してしまうことで辛い足の痛みやむくみを引き起こしています

     

    ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、血流に大きな影響を与えています。縮んだりふくらんだりして ポンプの役割を果たすことで、血液を上へ上へと押し戻します。

     

    休憩時間などにこまめにストレッチをしたり、かかとのアップダウンを行うなどして、ふくらはぎの筋力を鍛えることもおすすめです。

     

    足の裏の場合

     

    立ち仕事をしていると一番体重のかかる場所は足の裏です。普段あまり意識をすることはありませんが、足の裏の筋肉は立つためのバランスをとったり、歩く時の衝撃を吸収する働きを持っています。

     

    立ち仕事等になると普段使っていない筋肉を使用する為、痛みを引き起こしていまうため、足の裏の筋トレが効果的です。

     

    足の指を使ってタオルを引き寄せるトレーニングや、足の指をグー・パーと繰り返すトレーニングなどがあり、1日10分程度続けるだけで、足の裏の筋肉を鍛えることができます。

     

    足の筋肉は足の裏 、ふくらはぎ 、 膝 → ふともも 、 腰ともつながっており、足の裏の筋肉を鍛えることは足全体が痛くなりにくくなると言われています。

     

    腰の場合

     

    重いものを上げ下げするなどの負担のかかる動きで腰に痛みを感じることは、イメージしやすいかもしれません。

     

    長時間の立ち仕事でも、腰の痛みを感じることがあります。

     

    多くの人は左右のどちらかに傾いています。人間の体は完全な左右均等ではなく、多くの人は左右のどちらかに傾いています。重心がどちらかに偏ってしまい、常に傾いた状態で立ち続けると、骨盤に歪みが生じることがあり、腰痛の原因にもなってしまいます。

     

    腰痛が慢性化してしまうと日常生活に支障をきたすこともあるので、注意が必要です。

     

    日頃から、適度に腰を前後に曲げ伸ばしするような運動をすると良いようです。痛みを感じている時は、ゆっくりと小さな動きから初めてみると良いようです。

     

    立ち仕事は靴が肝心

    iStock/TakakoWatanabe

     

    足の痛み、腰の痛みに共通するのは、長時間同じ姿勢が保たれることで血流が悪くなるということです。改善のために大切なのは、靴の選び方にあります。

     

    サイズが合った靴選び

     

    当然のことのようでが、靴選びはとても大切です。足の大きさだけでなく、足幅にも注意が必要です。

     

    ゆとりがある靴の方が良いと思われることもあるようですが、足に対してサイズが大きい靴の場合は、足がしっかりと固定されず、足首をひねってしまったり、不意に脱げてしまい転倒するようなこともあります。

     

    足の大きさ、幅に合っていて、しっかりと固定されることが大切です。

     

    ヒールの高さを変える

     

    女性の場合は、ヒールのある靴を履くこともあるでしょう。

     

    女性の靴は、つま先に向かって細くなるデザインのものが多くあります。ヒールの高さが高いほどに傾斜がつくため、足が前にずり落ちるような状態になります。

     

    靴の細くなった所に体重がかかるため、足の指や爪を痛めてしまいます。また、どうしても姿勢が傾いてしまうので、ヒールの高い靴は長時間の着用には向きません。

     

    高さは6㎝以内で、なるべくヒールが太い靴を選ぶことをおすすめします。

     

    インソールを使う

     

    足のサイズに合った靴を履くと、疲れにくく歩きやすくなります。

    さらに、インソールを使用してサイズ調節や履き心地の調節をすると、より快適に過ごすことが可能です。

     

    インソールは、クッション性を高めたり、通気性を良くする機能があります。

    アーチと呼ばれる足裏のカーブに合った作りになっており、体重を分散させて足にかかる負担を軽減します。

     

    サイズが合っていても、足の痛みや疲労が取れない時には、インソールを使用してみると良いかもしれません。

     

    ホテルマンらしい綺麗な姿勢も重要

    iStock/jacoblund

     

    長時間の立ち仕事で足の痛みや腰の痛みを感じる人は多くいます。

     

    痛みを軽減するためには、正しい姿勢を意識することも重要です。肩や腰が丸まっていたり、重心が傾いていたりすると、痛みを感じやすくなります。

     

    ホテルマンの立ち姿は、まっすぐ綺麗な印象をもたれています。

     

    正しい姿勢の目安は、体を壁に付けたときに後頭部・肩甲骨・お尻・踵が壁につく状態で、腰と壁との隙間に軽く手が入ることのようです。

     

    痛みを感じながらの接客では、お客様に十分な意識を向けることが出来なくなります。

    日頃からチェックをして、正しい綺麗な姿勢を保てるように心がけましょう。

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