ホテルのクロークは大変じゃないって本当?ホテルクロークは貴重品の取り扱いに注意を払って仕事をこなそう!

貴重品を預かることもあるホテルのクロークですが、「仕事は楽」という俗説もあるようです。実態はどうなのでしょうか。ホテルクロークの仕事内容、貴重品の取り扱いについてをご紹介しますので、ホテルクロークへの応募を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

    ホテルのクロークは大変?楽? 

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    クロークはホテルの入口付近やレストラン、講演会・パーティー・結婚式の披露宴の会場前に設置されている「荷物を一時的に預かる場所」を指します。結婚式に出席したことがあるという方であれば、一度はクロークへ荷物を預けた経験があるのではないでしょうか。

     

    また、派生してお客様の手荷物やコートなどを預かる仕事自体もクロークと呼ばれることがあります。

     

    そんなホテルのクロークは、荷物の預かり・受け渡しがメイン業務であるため、「楽な仕事がしたい」という方から人気を集めているようです。しかし、お客様からの大切な荷物を預かる仕事ですから、甘い気持ちで働くのは少々危険です。

     

    ホテルクロークの仕事内容や、必要なスキルなどをご紹介しますので、ホテルクロークの仕事に就くことを検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。

     

    ホテルのクロークは貴重品を預かる可能性がある!

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    ホテルのクロークは、具体的にどのような仕事を行うのでしょうか。また、一概に「楽」と言えないのはなぜでしょうか。詳しく解説します。

     

    ホテルクロークの業務内容

    メイン業務は前述の通り、お客様がレストランや宴会会場で必要としない荷物を預かり、保管することです。

     

    荷物を預かる際にはお客様へ番号札を手渡します。お客様から荷物取り出しの要望があれば、一致した番号の荷物を受け渡し、不必要な分は再度預かるというのがホテルクロークの業務内容です。

     

    クローク専属であれば、お客様から要望が無い限り自由に過ごしても良いというホテルが多いことから「楽な仕事」と捉える方も多いようですが、実はクロークには大きな責任があるということを忘れてはなりません。それは、お客様が「貴重品を預けてしまう可能性がある」ためです。

     

    ホテルクロークの仕事について理解を深めたい方は、下記記事もあわせてご覧ください。

     

    クロークの仕事内容とは?ホテルのクロークの仕事からキャリアをスタートさせよう!

     

    クロークでの貴重品預かりは禁止なホテルが大半

    クロークで貴重品の預かりを禁止にするホテルが多いのは、紛失した時のリスクが大きすぎるためでしょう。つまりホテルは、責任を問われることを極力避けたいのです。

     

    ただ、コートのポケットに財布を入れっぱなしで預けてしまったというお客様や、自立しない鞄に貴金属類を入れたまま預けてしまったというお客様がいないとも限りません。

     

    またクロークのバックヤードは慌ただしい現場ですので、荷物にぶつかり、貴重品を紛失させてしまう可能性もあります。

     

    その時、たとえ「貴重品の預かりはできない」と伝えた事実があったとしても、紛失してしまえばホテルが責任を問われることになりますので、たとえアルバイトや派遣社員であっても甘い気持ちで働いてはいけません。貴重品の紛失リスクは次項で詳しくご紹介します。

     

    ホテルのクロークが貴重品を預かってはいけない理由

    iStock.com/Tharakorn

     

    ホテルのクロークが貴重品を預かってはいけない理由は、大きく分けて2つあります。なぜ貴重品を預かってはならないのか、詳しく解説します。

     

    損害賠償請求がなされることがあるから

    お客様から預かってしまった貴重品を従業員が破損あるいは紛失させてしてしまった場合、ホテルはお客様から損害賠償請求をされる可能性があります。それは故意であっても、なくても関係はないのです。

     

    「貴重品」という定義が曖昧であるため、実際に訴訟にまで発展したという事例はほとんど無いようですが、ホテルのイメージ低下は避けられないことでしょう。

     

    信用低下によりホテルの売上が落ちる可能性も

    損害賠償金・弁償金が発生リスクを減らしたいという考えももちろんですが、ホテルが最も気にかけているのはホテルの信用低下です。

     

    「あそこのホテルクロークで財布が紛失したらしい」などという噂が広がってしまえば、該当のホテル利用者は減少する可能性が高くなります。

     

    講演会・披露宴といった宴会が売上の半数ほどを占めているホテルであれば、イメージ低下は大きな打撃になります。よってクロークは、ホテルの信用問題に大きく関わるということを忘れずに業務にあたる必要があります。

     

    貴重品以外でホテルクロークが気を付ける点は?

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    貴重品をはじめとした荷物の管理のほかに、ホテルクロークが気を付けなければならないのはどのようなことなのでしょうか。ホテルクロークが業務にあたる際、気を付けるべき3つのポイントをご紹介します。

     

    丁寧な言葉遣い

    ホテルでの接客全般に言えることですが、決まったフレーズを多く使うホテルクロークであっても言葉遣いには注意が必要です。特に学生など、日常的にさほど丁寧な言葉遣いを強いられない環境で過ごす方であれば、敬語表現に苦戦することもあるでしょう。

     

    しかし、丁寧な言葉遣いに気を払うばかりに業務がままならなくなっては、元も子もありません。特別な思いで来館されたお客様を気遣いながら、スムーズに対応できることがベストです。

     

    素早く綺麗な動作

    お客様がクロークに求めているのは、正確かつスピーディーな対応です。かと言って、荷物を丁重に扱ってもらえなければ不満を抱くことになります。逆に言葉遣い同様、綺麗な動作で荷物を預かってもらえれば、気持ち良く会場入りできるものです。

     

    素早い動作を心がけるのはもちろんですが、綺麗さ・丁寧さも意識し動作を行うようにしましょう。

     

    混雑時の臨機応変な対応

    宴会前後はクロークに多くのお客様が押し寄せるため、バックヤードも騒がしくなります。そんな中でも、お客様の荷物の管理は徹底して行う必要があります。

     

    遠方から来られたお客様であれば、スーツケースを預かることもあるでしょう。仕事のまま来られたお客様であれば、パソコンなども保管する必要があります。

     

    重たい荷物・軽い荷物、電子機器類・割れ物なども次々に保管していかなければなりませんので、想像よりも体育会系な現場であることを踏まえたうえで、臨機応変な対応を心がけてくださいね。

     

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    ホテルのクロークは、お客様の大切な荷物を預かる仕事ですので、生半可な気持ちでは務まりません。よって、「楽な仕事」と聞いたことがあるというだけで仕事を選ぶのは言語道断です。

     

    しかし、多忙を極めるのはピークタイムのみ、かつアルバイトは高時給であることが多いという点は変わりません。責任と覚悟を持ち仕事に臨むことができる方にとっては、楽しく仕事ができるはずですので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

     

    ただし、求人数は多くはないのでホテルクロークを目指す方は求人をこまめにチェックする必要があります。そんな時はぜひ当サイト「おもてなしHR」をご活用ください。

     

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