リファラル採用では不採用にならない?リファラル採用の流れを把握しよう

採用の方法として「リファラル採用」を取り入れる企業が増えています。既存社員からの紹介でエントリーする制度であるため、不採用になることは無いのでは?と考える人も居ますが、実際にはどうなのでしょうか。リファラル採用の流れと併せて解説します。

目次

    リファラル採用では不採用にならない?

    選考

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    リファラル採用は、既存社員に友人・知人を紹介してもらうスタイルの採用活動です。採用コストを抑えるとともに、既存社員が人物像を把握している人を選ぶことで、雇用のミスマッチを防ぐ狙いがあるのです。

     

    既存社員に声を掛けられ、面接に呼ばれればその時点で適性を見込まれ、ほぼ採用確定なのではないか?と考える人も居るようですが、果たして本当にそうなのでしょうか。

    リファラル採用の流れを見てみよう

    面接

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    リファラル採用という名前を耳にする機会は増えましたが、具体的にどのような流れで進むのかはあまり知られていません。紹介なのだからほとんど即採用では?と思っている人も居るのではないでしょうか。まずは一般的に行われているリファラル採用の流れを把握しましょう。

    ファーストコンタクト

    既存社員が紹介した人材と、採用担当者のファーストコンタクトの段階では、選考が始まることはあまりありません。

     

    やり方は企業によってさまざまですが、会社のイベントに来てもらったり、カジュアルな面談や会食などが行われます。ファーストコンタクトで良いと感じた人物に対して、正式なエントリーをプッシュすることが一般的です。

     

    採用の見込みが薄い感じた人物については、それとなく「今のお仕事を頑張ってください」「他の業界ならもっと活躍できると思いますよ」などのメッセージを発する採用担当者もいます。ただし、本人が希望すれば採用試験を行う企業もあるので、感触がいまひとつでも諦めるのはまだ早いと言えるでしょう。

    採用試験

    ファーストコンタクトでぜひ正式にエントリーして欲しいと猛プッシュを受けると期待が高まりますよね。しかし、その時点ではまだ面接に呼ばれただけの段階です。

     

    その後1回もしくは複数回の面接や筆記試験で採用の合否が決定するのです。応募の入口が異なるだけで、一般的な採用試験とあまり変わらないのですね。

    合否連絡

    合否の連絡についても、一般的な採用試験と同様です。電話やメール、郵送などで結果が通知されます。ただし、既存社員の紹介であるため、不採用者に連絡ひとつよこさない、いわゆる「サイレントお祈り」と食らう心配は無いでしょう。

     

    採用可否の判定は、リファラル採用であってもハードルは下がらないと考えてください。既存社員の紹介だからという理由で採用の基準を甘くするのは、雇用のミスマッチのもとです。

     

    採用担当者ははそのことを重々承知しているので、求める人材ではないと判断されれば、不採用になります。つまりリファラル採用で面接に呼ばれても、不採用なることはごく普通にあるのです。

    リファラル採用で不採用になってしまう理由とは?

    落ち込むサラリーマン

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    既存社員が誘ってくれた企業に魅力を感じるのであれば、本領を発揮して採用を勝ち取りたいものですよね。リファラル採用で残念ながら不採用になってしまう理由を探り、チャンスに備えましょう。

    志望動機があやふや

    リファラル採用の場合、応募の直接的なきっかけは既存社員からの紹介ですよね。そのため面接で説得力のある志望動機を伝えらないということがあります。

     

    その企業で何をしたいのかよりも、収入が今よりも良くなるなど待遇面や、今の職場に不満があるといったネガティブな志望動機になってしまい、不採用になるのですね。

     

    自分で探して選んだ応募先と違って実際に自分が働く姿をイメージしにくいことも、ひとつの原因ではないでしょうか。しかし、紹介された企業に魅力を感じたからこそ正式なエントリーに至ったことには間違いないはずです。どこに魅力を感じたのかを掘り下げて面接に臨んでください。

    油断による準備不足

    リファラル採用で残念ながら不採用となった人は「油断して準備不足だった」と語っています。紹介者から面接官はどんな人物で、どんな人材を探しているのかといった有利に働く情報を持っていたがゆえ、企業研究を疎かにしてしまったとのことです。

     

    企業研究が足りなかったため企業に入って何をしたいのか・自分の経歴の何を活かせるのかといった話の筋道を立てられず、充分なアピールができなかったのですね。

     

    一般的な採用試験を受けるのと同様に、油断することなく真摯な気持ちで準備を整えましょう。

    欲しい人物像のズレ

    経験や能力、人物像が素晴らしくてもその時求めている人材では無く不採用となるケースも考えられます。ファーストコンタクトで好感触だと思っても、本採用で詳細な話をした時点で、欲しい人物像とは違っていることが分かる場合もありますよね。

     

    また、紹介者の目で会社が欲しがっている人物像に見えても、採用担当者の目にはそうは映らないということもあるのです。

    リファラル採用で不採用になってしまったら

    リファラル採用は、企業側も求職者側も柔軟に動ける点がメリットです。一般的な採用活動では、一度不採用になった企業にはエントリーしない、不採用にした人材にスカウトメールなどは送らないのが社会通念ですよね。

     

    一方、リファラル採用はもっと自由で、一度不採用となった場合でもまたチャンスが巡って来ることがあるのです。

     

    迎え入れたい人材だと思っても、現時点で求めている人材ではないために一旦、採用を見送ったというパターンであれば、採用担当者からの後追いがあるかもしれません。また、事業拡大や新規事業の参入の時に、再度声が掛かる可能性もあります。

     

    いつか再チャレンジしたいという気持ちがあれば、採用担当者と連絡が取れる状態を保ちつつ、スキルを磨きましょう。

    リファラル採用とおもてなしHRを活用しよう

    やる気

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    リファラル採用での応募をためらう理由で多いのは「不採用になったら紹介者と気まずくなる」ということではないでしょうか。しかし、リファラル採用に積極的に乗り出している企業は、不採用にした応募者・紹介者に対して厚いフォローをしていることがあります。

     

    一般的なエントリーで不採用になった場合、理由を教えてくれることはなかなかありませんが、リファラル採用では丁寧な説明をしてくれる場合があります。理由に納得できれば、気まずい思いをすることなく、紹介者と今まで通りのお付き合いがしやすいでしょう。

     

    それだけではなく、今後のキャリア形成の役に立つアドバイスを貰える可能性もあります。興味のある企業の既存社員から声が掛かったら、まずはファーストコンタクトの場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

     

    また、就職・転職の支援サービスを利用するのも、キャリア形成のための良い手段です。おもてなしHRでは宿泊業に特化した就職・転職の支援サービスで、専任のアドバイザーが希望や経験にそった企業を紹介しています。

     

    リファラル採用でのエントリーや、おもてなしHRを活用して生き生きと働ける職場に出会ってくださいね。

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