立ち仕事の腰痛がツライ!原因や対処法を確認して腰痛を改善しよう

立ち仕事は足腰に負担がかかりやすいため、腰痛を引き起こしやすいといわれています。腰の痛みがなかなか解消されず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?症状の改善を心がけることも大切ですが、腰痛を起こさないために予防することも大切です。本記事では、立ち仕事で腰痛を起こす原因や対処法などを紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

立ち仕事で腰痛が起きるのはなぜ?

腰痛

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立ち仕事で腰痛が起きる主な原因は、長時間にわたり腰に負担をかけ続けていることです。

ホテルや旅館、アパレル業といった職業は立ち仕事が多く、営業中は常に立ちっぱなし、歩きっぱなしということも少なくありません。

原因をしっかり把握したうえで対策を積んでいきましょう。

筋肉が疲労している

立ち仕事で腰痛を起こす原因に多いと考えられるのが、腰を支える筋肉に負荷がかかり筋肉が固まってしまうことです。

常に立って仕事をするということは、長時間腰に負荷がかかり続けるということ。

・同じ姿勢でいる

・同じ動作を繰り返している

・頻繁に重いものをもつ

以上の項目に当てはまる場合は、筋肉を疲労させやすいためしっかり対策をとることが大切です。

ホテルのフロントのように立ちっぱなしでも、ウェイター・ウェイトレスのように一日中歩き回っていても、どちらにおいても常に筋肉は使われています。

疲れをためたままにしておくと、血行不良を起こしてしまうことも。

適度に休息をとることが大事ですが、仕事上なかなか難しいという方もいますよね。

その際は、サポーターを使用したり負担が少ない靴を選んだり、少しでも腰にかかる負担を軽減する工夫を施しましょう。

姿勢が悪い

姿勢が「反り腰」や「猫背」の方は、腰痛を起こしやすいといわれています。

反り腰や猫背の状態でいると腹筋や背筋などの筋肉が衰え、背骨にかかる負担が大きくなってしまうのだとか。

そして負荷がかかりすぎた結果、腰痛という症状があらわれるようです。

また多くの人は、立つときに左右どちらかへ体が傾いています。

片方に重心がかかり続けることで骨盤が歪み、それが原因で痛みを生じることも。

できるだけ正しい姿勢を意識し、体の負担を減らしていきましょう。

病気や疾患がある

腰痛には、腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニアや脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)といった病名のつくものもあります。

腰痛がいつまでも治らない、腰にしびれがあるなどの症状がみられる場合は、病院で診断を受けてみてもいいかもしれません。

上記の他にも、前かがみになったり後ろに反ったりなど「特定の動作をしたときにだけ」痛みを伴うということもあります。

これは加齢による身体の変化や、長時間立ちっぱなし・座りっぱなしといったことが原因で起きるようですね。

病気でないものは、ストレッチやマッサージなどに取り組むことで改善できる可能性があります。

次の項目で、対処法について確認していきましょう。

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立ち仕事で腰痛になったときの対処法

マッサージ

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腰痛を緩和するには、日々たまった疲労を定期的に解消することが大切です。

立ち仕事で、腰痛を招いてしまったときの対処法について紹介します。

ストレッチ・マッサージをおこなう

腰回りをストレッチ・マッサージして、緊張した筋肉をほぐしていきましょう。

血行が促され、筋肉を柔らかくすることで腰への負担が少なくなります。

ただし、やり過ぎると逆に痛めてしまう恐れがあるため、ストレッチやマッサージは適度におこなってくださいね。

仕事によっては、「仕事中は時間がとれずなかなかリフレッシュできない」「家に帰ってからでは疲れて気力がない」という方もいるかもしれません。

そのようなときは、ストレッチ・マッサージを軽くできるものにしたり、グッズに頼ったりして簡単におこなえるよう工夫を施すといいでしょう。

ストレスにならない程度におこなうことがポイントです。

負担が少ない靴を選ぶ

腰痛対策として、立ち仕事の負担を軽減する靴を選びましょう。

サイズの合わない靴や足底の薄いものを履いていると、立ち歩きしたときに不安定な体を支えようと、足先に大きな力をかけてしまうようです。

それが姿勢を保つために使う腰にも影響し、腰痛を引き起こしてしまうということですね。

また、ヒールがある靴を履かなければいけない方は、ヒールの高すぎないものを選ぶようにしましょう。

あまりヒールが高いと足先に重心が集中してしまい、足が疲れやすくなるのだとか。

足が疲れてしまうと、体のバランスが上手くとれなくなり腰痛に悪影響を及ぼしてしまいます。

そのため、靴はできるだけクッション性に優れていて足底が厚いものを選ぶようにしましょう。

靴が指定されているときは、インソールを利用し自分の足に合うように調整してみてくださいね。

腰痛専用のサポーターを使う

腰痛がひどいときは、コルセットやベルトなどの腰痛サポーターを使用すると痛みの誘発を抑えることが期待できます。

ただし合わないものを使用すると、締め付けにより痛みが増してしまうことがあるようです。

このように、かえって悪影響を招く恐れもあるため注意して使用しましょう。

サポーターは種類が豊富なため、どれが合っているのかは人それぞれです。

買う前にある程度調べ、できる限り自身に合うものを購入するといいかもしれませんね。

血行をよくする

筋肉の疲労で起きた血行不良によって腰痛を招いているときは、とにかく血行を促すよう意識しましょう。

血行を促進するためには入浴やマッサージ、適度な運動が効果的です。

立ち仕事は筋肉が疲労しやすいため、血行促進を促すと腰痛の改善だけでなく、体全体によい効果を与えられそうですね。

腰痛対策について詳しく知りたい方は、下記の記事も併せてご参考ください。

ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事

立ち仕事の腰痛を予防するコツ

スクワット

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立ち仕事をしている間は常に腰へ負担がかかるため、疲れは日々たまる一方です。

腰痛を防ぐためにも、疲労は定期的に解消するよう努めていきましょう。

筋トレをする

筋力が低下してしまうと腰の支えが弱くなり、腰への負担がさらに大きくなります。

トレーニングで腰回りの筋肉を中心に鍛え、腰痛の再発を防ぎましょう。

ただし、腰痛がひどいときに無理しておこなうと、痛みが重症化してしまう恐れがあるため注意が必要です。

症状が落ち着いているときに、痛みが強くならない程度におこないましょう。

正しい姿勢を意識する

正しい姿勢を身につけることは、腰の痛みを緩和することに繋がります。

筋トレをする時間や体力がないという方は、常に正しい姿勢を保つようにするだけでも効果を得られるかもしれません。

反り腰や猫背にならないように、あごを引いて背筋を伸ばすことを意識しましょう。

腰痛を改善して立ち仕事に臨もう!

リフレッシュ

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立ち仕事をしていると腰を支える筋肉が徐々に固まってしまい、それが原因で腰痛の症状があらわれるということが多いです。

腰痛を抑えるためにも、日頃から足腰にたまった疲れは解消していきましょう。

また、仕事中は多忙でなかなか時間がとれず、家に帰ったときには疲れて気力がないということもあるかもしれません。

対策も「やらなければいけない」と思い続けるとストレスになり、逆効果を生んでしまうことがあるため気を付けてくださいね。

もし仕事がきついと感じていたら、異なる役職に転職してみるのも一つの手です。

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