ホテルの当日キャンセルは全額が基本|払わないリスクと無料になるケースを解説

キャンセルポリシー

ホテルの当日キャンセルは、宿泊料金の100%が請求されるのが基本です。

急な体調不良や予定変更でやむを得ずキャンセルする場合でも、原則として全額がかかります。

ただし、事情によっては免除・減額されることも。

この記事では、当日キャンセルの料金相場と、無料・免除になり得るケース、支払い義務や連絡のポイントまで解説します。

この記事でわかること
  • ホテルの当日キャンセルでかかる料金の相場 ▼詳細
  • 体調不良や身内の不幸など、無料・免除になり得るケース ▼詳細
  • 当日キャンセルでも支払い義務がある理由と、早めに連絡すべき理由 ▼詳細

ホテルの当日キャンセルは料金の100%が基本

宿泊日当日にホテルをキャンセルすると、宿泊料金の100%が請求されるのが基本です。

多くの施設では、当日キャンセルを最も重いキャンセル料として設定しています。

「まだチェックインの時間前だから大丈夫では」と思うかもしれませんが、当日であれば時刻に関わらず全額とする施設が多数派です。

チェックイン予定の数時間前に連絡しても、キャンセル料は100%かかると考えておくのが安全でしょう。

また、連絡をせずに現れない無断キャンセル(ノーショー)も、料金は当日キャンセルと同じく100%です。

料金が同じでも、無断キャンセルはホテルからの信頼を大きく損なう行為なので、行けないとわかった時点で必ず連絡を入れましょう。

なお、発生したキャンセル料の支払い方法は、予約時の決済方法によって異なります。

事前決済のプランなら登録済みのクレジットカードから差し引かれ、現地決済の場合は後日ホテルから請求され、振込などで支払うのが一般的です。

ホテルの当日キャンセルが無料・減額になる3つのケース

CASEの文字78art / stock.adobe.com

当日キャンセルは全額が原則ですが、利用者の責任ではどうにもならない事情の場合は、施設の判断で無料・減額になることもあります。

代表的なのが次の3つのケースです。

体調不良・コロナなどの急な病気

急な発熱や感染症などで宿泊が難しくなった場合、事情を考慮してキャンセル料を免除・減額してくれる施設があります。

特にコロナ禍以降は、大事をとって宿泊を控えるケースに配慮する施設も増えており、診断書など事情を示せる情報があると相談しやすくなります

葬儀・忌引きなど身内の不幸

身内の不幸で急きょ宿泊できなくなった場合も、利用者にはどうにもならない事情として配慮されやすいケースです。

日程変更に応じることでキャンセル料を免除してくれる施設もあります。事情を丁寧に伝えることが、柔軟な対応につながります。

台風・大雪などの自然災害

台風や大雪、地震などの自然災害で交通機関が止まり、宿泊が物理的に困難になった場合も、免除の対象となることがあります

運休情報や気象警報など、客観的な情報を添えて早めに連絡するとよいでしょう。

ホテルの当日キャンセル料を原則支払う義務がある理由

ホテルの外観yu_photo / stock.adobe.com

当日キャンセルで免除・減額されるのはあくまで例外で、原則としてキャンセル料には支払い義務があります。

その理由は次の2つです。

1.予約はホテルとの宿泊契約にあたるから

ホテルの予約は、法律上「宿泊契約」という契約にあたります。

単なる仮押さえではなく、ホテルが客室を確保して用意する約束が成立している状態です。

そのため、利用者側の都合で一方的にキャンセルすると、契約上の責任が生じます。

その責任を金銭で精算するのが、キャンセル料という位置づけです。

2.予約時にキャンセル規定へ同意しているから

宿泊契約には、キャンセル時の料金ルール(キャンセル規定)が含まれています。

予約を確定した時点で、利用者はその規定の内容に同意したとみなされる仕組みです。

そのため「規定をよく読んでいなかった」という理由は基本的に通用しません。

やむを得ない事情であっても、原則として規定に沿ったキャンセル料が請求されます。

⚠️放置は禁物!督促・利用拒否につながることも

キャンセル料を支払わずに放置すると、ホテルや予約サイトから督促の連絡が届いたり、請求書が送られてきたりします。

それでも支払わないでいると、悪質な利用者と判断され、今後そのホテルの利用を断られてしまうことも珍しくありません。

行けないとわかった時点で早めに連絡し、誠実に対応することが、結果的に余計なトラブルを防ぐことにつながります。

ホテルの当日キャンセルに関するよくある質問

Q.ホテルの当日キャンセルはいくらかかりますか?

A.

宿泊料金の100%が基本です。当日キャンセルは、チェックイン時刻より前であっても全額を請求する施設が多数派です。連絡をせずに現れない無断キャンセル(ノーショー)も、同じく100%かかります。
Q.当日キャンセル料を払わないとどうなりますか?

A.

督促の連絡や請求書の送付が続き、悪質と判断されれば今後そのホテルの利用を断られることもあります。予約時にキャンセル規定へ同意している以上、支払い義務があるため、放置は避けて早めに対応しましょう。
Q.2部屋予約して1部屋だけ当日キャンセルする場合も、その1部屋分は100%かかりますか?

A.

キャンセルする部屋については、当日キャンセル料(100%が基本)がかかると考えておきましょう。一部だけの取り消しでも、その分は規定どおり請求されるのが一般的です。人数変更や部屋数の減少も同様の扱いになることがあるため、予約サイトやホテルに確認するのが確実です。
Q.ポイントやクーポンで支払った予約を当日キャンセルした場合、戻ってきますか?

A.

施設や予約サイトによって扱いが異なります。使用したポイントが返還される場合もあれば、当日キャンセルでは戻らない場合もあります。特に期間限定ポイントやクーポンは失効することが多いため、予約時の規約を確認しておくと安心です。
Q.当日キャンセル料は、経費や確定申告で処理できますか?

A.

出張などで発生したキャンセル料は、経費として計上できる場合があります。支払い後に領収書を発行してもらえるので、必要なら依頼しましょう。なお、キャンセル料はサービスの提供を受けていないため、非課税取引として扱われるのが一般的です。

ホテルの当日キャンセルは全額が基本だが、諦めず早めに相談を

ホテルの当日キャンセルは、宿泊料金の100%が請求されるのが基本です。

予約はホテルとの宿泊契約にあたり、予約時にキャンセル規定へ同意したとみなされるため、原則として支払い義務があります。

ただし、体調不良や身内の不幸、自然災害といったやむを得ない事情では、施設の判断で免除・減額される場合もあります。

「当日だからもう全額だ」と諦めてしまう前に、まずは事情を正直に、そして早めに伝えて相談してみましょう。

誠実な対応は、余計なトラブルを防ぎ、柔軟な対応を引き出すことにもつながります。

ホテルの当日キャンセルに関する事情や対応について解説しました。急なトラブル時にもお客様の状況に寄り添い、柔軟な対応ができるホテルスタッフの存在は心強いものです。そんな「特別な空間と安心を提供する側」になってみませんか?
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