転職先選びで気を付けたい給与の表記!
会社員の賃金を表す言葉には「年収」「月収」「手取り」などがありますが、意味を正しく理解しているでしょうか。それぞれがボーナス込みなのかどうかも気になるところですよね。
これらは求人情報でもよく目にする言葉です。意味を勘違いして覚えたままでは、転職で大失敗してしまうかもしれません。
この記事では、「年収」「月収」「手取り」の正しい使い分けを解説します。ぜひ、今後のライフプランを立てる際の参考にしてください。
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「年収」はボーナス込み
年収は、1年間で事業主から従業員に支払われるお金を総合したものです。税金・社会保険料が引かれる前の金額で、ボーナス込み。求人情報に「平均年収500万円/賞与あり」と書かれている場合、年収とは別にボーナスが支給されるわけではありません。
また、年収の中には交通費や立替経費も含まれています。そして次の項目で詳しく解説しますが、毎月の給料として受け取る際には、税金・保険料が差し引かれます。1年間の実質的な収入は、年収として記載されている額よりも低くなることを押さえておきましょう。
ちなみに転職の採用面接で「前の仕事での収入はどのくらいでしたか?」と聞かれた場合は、年収を答えることが一般的です。源泉徴収票を見れば前年の年収が分かるので、面接に臨む前の確認をおすすめします。
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「月給」は税金・保険料を差し引く前の毎月の給料
月給は文字通り「毎月の給料」のことですが、特に勘違いしやすい表記なので注意が必要です。求人情報などに記載されている月給は税金・保険料が引かれる前の金額。
「このくらいもらえるなら大丈夫!」と思って入社すると、生活が立ち行かなくなる恐れがあるのです。
月給から差し引かれるのは、以下のようなお金です。
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- ・社会保険料(厚生年金保険料/健康保険料/40歳以上の人は介護保険料)
- ・住民税(特別徴収の場合)
- ・所得税
所得税は給料が高くなるほど多く課されます。また、親睦会費など、企業独自の制度で差し引かれるお金がある場合も。トータルでどの程度差し引かれるのか一概には言えませんが、毎月の実際に支給額が少なくなることは、しっかり認識してくださいね。
「手取り」はボーナスを含まない実質的な収入
最後に解説する手取りは、主に毎月の収入を指す言葉です。ボーナスを含まず、税金・保険料が差し引かれた後の給料が手取りです。給料日になると実際に振り込まれるお金と考えれば分かりやすいのではないでしょうか。
転職を検討したり、家計を見直したりする際、手取りを基準に考えれば失敗が少ないはずです。
ボーナス込みの年収アップを狙うなら転職エージェントに相談しよう!
一見、良い条件に思える求人でも、実入りが多いとは限りません。収入アップを目指して高い年収の企業に転職したのに、実は手取りが少なかった!という事態は避けたいですよね。
収入面で後悔しない転職をかなえるためには、転職エージェントの活用がおすすめです。
転職エージェントは多くの求職者と企業を結んできた転職のプロ。一般的には知られていない企業の実態を、ある程度把握しているかもしれません。転職先選びに不安がある人は、一度相談してみると良いでしょう。
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