人材紹介会社の選び方を知って転職を成功に導こう！

売り手市場の続く昨今では、人材紹介会社が増え続けています。支援サービスは就職・転職活動がスムーズに進むため人気がありますが、企業数の増加に伴い、どこを利用すれば良いのかと迷われている方もいらっしゃることでしょう。人材紹介会社の選び方についての知識をつけ、就職活動を成功に導きましょう。宿泊業界のおすすめの人材紹介会社もご紹介しています。

人材紹介会社の選び方で困っていませんか？

厚生労働省の発表によると、2018年度の有料職業紹介事業所数は約23,000件もの事業所があるとされています。この数字は、前年度対比10.6％増ということからもわかる通り、人材紹介会社の数はここ数年に渡り増え続けているのです。

これだけの人材紹介会社があると、選び方がわからないという求職者の方も多いのではないのでしょうか。しかし、選び方がわからないという理由だけで人材紹介会社を活用しないというのは、非常にもったいないことです。

人材紹介会社を経由した就職・転職活動は、下記のようなメリットを得られるからです。

• • ・登録や相談が無料
  • ・数多くの求人から求職者にマッチした企業を紹介してもらえる
  • ・企業の特徴を聞くことができる
  • ・面接日程の調整や給与交渉を行ってもらえる

・人材紹介会社が採用活動の一部を代行してくれるためスムーズな転職が可能

就職・転職活動を成功に導くための、人材紹介会社の正しい選び方を解説します。

参照：職業紹介事業報告書の集計結果 / 厚生労働省

人材紹介会社の選び方：種類を知る

まずは、人材紹介会社の種類について理解を深めましょう。人材紹介会社の3つの種類をご紹介します。

一般紹介（登録）型

最もポピュラーなのが、一般紹介（登録）型と分類される人材紹介会社です。

求職者が登録した個人情報をもとに、求職者一人ひとりに専属のアドバイザーがつき、求職者の経歴や適性を考慮した企業を紹介してくれるというサービスを展開している企業が多いでしょう。

サーチ（ヘッドハンティング）型

2つ目は、サーチ（ヘッドハンティング）型と呼ばれるサービスを提供している人材紹介会社です。

求人募集を行いたい企業が、人材紹介会社へ採用活動の代行を依頼し、はじめて採用活動がスタートします。企業が求める人材に対し、人材紹介会社がアプローチを行うサービスのため、求職者が求職をしたいと考えているタイミングで声が掛かることは滅多にないでしょう。

ある程度の職務経歴があり、優秀な人材に声が掛かるということから特徴から専門性の高い転職市場で利用されることが多いサービスです。

ちなみに、「逆求人」と呼ばれるようなサービスは、サーチ（ヘッドハンティング）型ではなく、一般紹介（募集）型に分類されます。

再就職支援（アウトプレースメント）型

サーチ（ヘッドハンティング）型同様、転職市場で頼られるのが、再就職支援（アウトプレースメント）型と呼ばれるサービスを提供する人材紹介会社です。

社員の雇用調整のために利用する企業が多く、社員の出向や転籍を含めた再就職を仲介するようなサービスです。自発的に就職・転職を希望する求職者が利用することはほぼないとも言えます。

3つの人材紹介会社の種類のご紹介のように、求職者が一般的に関わりを持つことが多いのは「一般紹介（登録）型」のサービスを提供している人材紹介会社です。

次項からは、「一般紹介（登録）型」と呼ばれるサービスを提供する人材紹介会社の選び方をご紹介します。

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人材紹介会社の選び方：登録から内定までの流れを知る

人材紹介会社に登録をした場合、下記のようなフローを辿り、内定を獲得することが一般的です。

• ・会員登録
• ・アドバイザーとの電話面談・対面面談
• ・求人企業の紹介
• ・企業との面接設定
• ・企業との面接
• ・内定
• ・アフターフォロー

求職者と求人企業の間に人材紹介会社が入るため、面接の日程調整や選考辞退の連絡を自身で行う必要がありません。

就職・転職活動では、複数企業の選考を同時に進めるという求職者も多いでしょうから、企業への連絡業務を人材紹介会社が代行してくれるというのはありがたいサービスですよね。

人材紹介会社の選び方：サービスの特徴から選ぶ

一般紹介（登録）型と呼ばれるサービスを提供する人材紹介会社は最も数も多く、それぞれのサービスに特徴があります。

下記のような特徴を鑑み、サービスを検討してみてください。

総合型・専門型などのサービス規模

総合型はいわゆる「大手人材紹介会社」です。業界・業種に制限はないため、多くの求人を扱っているのが特徴です。

業種や職種問わず就職・転職をしようと思っている求職者であれば、自身がチェックをしていなかった仕事を紹介してもらえるため、就職先の幅が広がるということがメリットと言えるでしょう。

一方、専門型はその名の通り、宿泊業界に特化している、クリエイティブ職に特化しているなど専門性の強い求人の取り扱いが多いという特徴があります。

「必ずこの業界・この職種に就きたい！」という考えを持つ求職者であれば、専門型の人材紹介会社を選ぶ方がスムーズに就職・転職を進めることができるでしょう。

新卒・第二新卒・転職などの属性

求職者の属性により、サービスを展開しているという人材紹介会社もあります。

新卒や第二新卒など若年層の求職者向けのサービスであれば、挑戦できる環境が多い企業を積極紹介してくれる、未経験可の求人が多い、などという特徴があります。

30代の転職に強い、女性の就職・転職に強いなど、求職者の置かれている状況に合わせたサービスもありますので、自身の性別や年代、希望勤務地などに合わせて人材紹介会社を選ぶのもよいでしょう。

サポート体制

初めて就職・転職活動を行うという方は、活動自体をどう進めればよいかと不安がついて回るものですよね。

特に経験が少ない方であれば、人材紹介会社へ登録を行った後、自身がどの程度のサポートが必要かということを考えておけば、人材紹介会社選びがスムーズになるでしょう。

人材紹介会社によっては、ESや職務経歴書の書き方、面接練習、企業が応募者を見るポイントなどの講義を無料で行っていることもありますので、自身のレベルに合わせたサポート体制のある人材紹介会社を選ぶようにしましょう。

人材紹介会社の選び方：人材会社の特徴から選ぶ

サービスの特徴から人材紹介会社を選定するのも一つの手ですが、人材紹介会社を「企業」という側面で判断するということも大切です。

質の高い人材紹介会社の選び方をご紹介します。

厚生労働省の許認可番号の有無

厚生労働省の許認可番号とは、「国からの許可を得て人材紹介業を行っている」という証明です。人材紹介業は、職業安定法により、必ず厚生労働省の許可をもらわなくては事業を行えないという決まりがあるのです。

許認可のないままサービスを提供している企業は、行政処分を受けサービスが停止される可能性があるうえ、求職者にとって大切なサービスの質・求人の質にも保障がありません。

約23,000件の人材紹介会社の事業所があれば、少なからず無許可でサービスを提供しているという企業もあることでしょう。利用の際は必ず許認可がおりているかどうかを、しっかりと確認するようにしてくださいね。

求人数や求人の種類

サービス特徴にも近しい判断基準ですが、求人数の取り扱いが多ければ多いほど、様々な求人を紹介してもらうことができます。取り扱う業界が幅広い、などの求人の種類も同様です。

業界の幅の広狭は、求職者の好みで選定しても問題はありませんが、求人数は多いに越したことはありません。3社しか応募ができないサービスと、10社応募ができるサービスとでは、後者の方が就職・転職の成功率が上がると考えるのは自然でしょう。

求人数を公表している人材紹介会社もありますので、求人数の多さを比較しながら、人材紹介会社を選定するのもよいかも知れませんね。

取引実績

取引実績は、その人材紹介会社の信頼の証です。サービスの質が担保されていない人材紹介会社であれば、取引実績は上がりません。

求人数ほど大々的に取引実績をWebサイト上に公表している人材紹介会社は少ないので、手軽に調べたいという方は、人材紹介会社の「求人情報」を確認し、しっかりと調べたいという方は人材紹介会社のホームページ上の「IR」などから比較をしてみてください。

前年比取引実績〇％増、などという表記をしている人材紹介会社は、公表をしていない企業よりも自信があると考えてよいでしょう。

利用者の口コミ

人材紹介会社のWebサイト上に口コミを投稿するような機能はありませんので、インターネット上で口コミを探す場合は、比較サイトやSNSなどで調べるのがよいでしょう。求職者自身の目指す分野や、職種に強い人材紹介会社を選定するのがおすすめです。

一番真実味のある口コミは、実際に人材紹介会社を経由し就職・転職を行った友人・知人から話を聞くことです。人材紹介会社に複数登録を行い、就職・転職活動を行う求職者も多いため、1人につき2・3社の情報が得られるのではないでしょうか。

アドバイザーの質

こればかりは実際に使ってみないと何とも言えない部分ではありますが、自身についてくれるアドバイザーの質により、就職・転職活動も成功率や効率も変わってきます。

条件が狭く、募集求人が少ないという場合であればアドバイザーを変えても変化はありませんが、とにかく複数の企業に応募させようとしたり、内定を焦らせるようなアドバイザーがついた場合は注意が必要です。

アドバイザーが自身に合わないと感じた場合、ある程度の企業規模の人材紹介会社であればサポートセンターを用意しているはずですので、サポートセンター宛に連絡をしたり、人材紹介会社の本社宛に連絡をしてみてもよいかも知れません。

宿泊業界特化の人材紹介会社を選ぶなら「おもてなしHR」へ！

ご紹介したように、一口に人材紹介会社といっても様々な企業があります。まずは自身がどのようなキャリアビジョンを描いているのかを明確にし、自身のキャリアビジョンにマッチした人材紹介会社のサービスを活用するのがよいでしょう。

また、ホテル・旅館などの宿泊業界で就職・転職を検討している求職者であれば、当サイト「おもてなしHR」のご活用を検討してみてはいかがでしょうか。

厚生労働省認可はもちろんのこと、2018年にサービスを開始してから求職者の登録者数は10倍以上となり、良いご縁が続々と増えています。利用は完全無料、登録も4ステップのみとなっておりますので、興味のある方はぜひご登録くださいね。