ホテルの採用につながる職務経歴書はこれ!就職・転職を成功させる書き方
目次
職務経歴書とは?
就職・転職では、履歴書とともに職務経歴書の提出を求められるのが一般的です。
採用担当者は、職務経歴書から応募者の業務経験・スキルを確認し、企業が求めている人材かどうかを判断します。
では、ホテルからの受けをねらうためには、どのようなポイントを意識して職務経歴書を作成すれば良いのでしょうか?
本記事を通して、ホテルに好印象を抱いてもらえる職務経歴書を目指していきましょう!
職務経歴書の書き方
職務経歴書に決まった形式はありませんが、内容は2枚以内にまとめてください。
採用担当者が一目で見て分かりやすいように作ることがポイントです。
また、採用担当者が知りたい順番に上から書いていくと効果的なのだとか。
「応募職種→自己PR→志望動機→職務経歴」の順番で作成しましょう。
職務経歴書の内容
続いて、職務経歴書に記載する記載内容について確認していきましょう。
タイトル・日付・氏名・応募職種
用紙にはタイトル・日付・氏名・応募職種を忘れずに記入してください。
タイトルは用紙の上部中央、日付・氏名は改行して右寄せで書きましょう。日付は提出日・投函日を記します。
その後、最初の項目として応募職種を記載してください。
自己PR・志望動機
職務経歴以外の部分では、履歴書に書ききれなかった自己PRや志望動機を記入します。
自己PRは、職歴が根拠となるようなアピールポイントであるとGOODです。そのため、先に職歴を整理したほうが良いかもしれませんね。
両者とも200文字前後に収められるようにしましょう。
勤務先企業
これまで勤務してきた企業について記載します。
企業情報は、会社名・資本金・従業員数・事業内容・在籍期間・職種・雇用形態を箇条書きで記してください。
宿泊業界から別ホテルに転職する場合は、顧客数や客室数など、企業規模が分かるような内容を入れると親切です。
職務経歴
職歴では、自分が担当した業務や取得した免許・資格、習得したスキル、成果などとアピールできるポイントを盛り込みましょう。
必ず前向きな内容のみを記します。前職の批判や、スタッフの仲の悪さを連想させるような内容はNGです。
職歴が多ければ、「勤務先企業1社目:〇〇」「勤務先企業2社目:△△」というように記載しながら書き進めてください。
ホテルならでは!職務経歴書のポイント
面接官に好印象を与えるためにも、ホテルならではの職務経歴書を書き上げたいですよね。
ホテルに好感を持ってもらうためのポイントについて紹介します。職務経歴書を書き上げる際の参考にお役立てください。
意欲・人柄を中心に評価される
お客様第一のホテルでは、人柄や意欲が重視される傾向にあります。お客様と直接関わる職種に応募するのであれば、なおのことです。
そのため、ホスピタリティや接客に関する情報があれば、積極的に記入してください。
これといった経験がなくとも、自分なりのホスピタリティ・接客に対する考え方があればOKです。
職務経歴書からも「ホテルにふさわしい人柄」と「この企業で働きたいという意欲」を伝えられるように作成しましょう。
読みやすさを大切にする
ホテルは丁寧さ・正確さが大事な職場です。職務経歴書で雑さが垣間見えてしまっては、不採用の原因になりかねません。
シンプルすぎず、情報量が多すぎず、バランスが整った職務経歴書を意識しましょう。
内容量が多いときは、面接官に関心を持ってもらえる情報・アピールになる情報・スキルを示す情報のみを列記します。
また、逐一「私は〜」とは書きません。主語は省いて、読みやすいテンポを大切にしてください。
実績はできるだけ数字を使用する
実績・成果をアピールするときは、できるだけ数字を使いましょう。
あいまいな表現は控えることで、どのような仕事をしてきた人なのかを実感してもらいやすいです。
職務経歴書の説得力を増す効果が見込めます。
ホテルの採用につながる職務経歴書の例
ここでは、ホテルに応募する際の職務経歴書の具体例を紹介します。
職務経歴書
令和〇年△月×日現在
おもてなし 太郎
応募職種 料飲サービススタッフ
自己PR
貴ホテルのレストランサービスの仕事で生かせると感じたスキル・知識を列挙します。
◇料理の提供
➡食材や作り方、食べ方などを説明。料理に対する質問にも対応
◇海外から訪れたお客様の対応、〇〇検定準1級
➡日本語が堪能でないお客様の対応も可能
◇接客経験
➡立ち居振る舞い・言葉遣いのマナーや接客用語を習得。お客様に快適な時間を提供できるよう気配りに努める
志望動機
転職支援エージェント〇〇から貴ホテルを紹介してもらったことをきっかけに、貴ホテルのホームページや採用サイトを拝読しました。
同業他社との比較研究をおこなった結果、貴ホテルは空港が近いこともあり、海外からのお客様が多いと認識しております。
そのことを把握してから、「最高峰の接客マナーを誇る、かつグローバルな環境があるホテルに身を置きたい」と考える私にとって、貴ホテルで働きたいという気持ちが揺るぎないものになりました。
自身の語学スキル・料理知識・レストラン業務経験を生かして、ぜひ貴ホテルに貢献させていただきたいです。
職務経歴
株式会社 〇〇(20××年4月~現在)
事業内容:本格フレンチのレストラン営業
資本金:***万円、従業員数:30名
職種:ホール・フロアスタッフ
雇用形態:正社員
担当業務 | 習得したスキル・知識、成果等 |
接客サービス | ◇食事・ドリンクの提供。状況に応じてキッチンのフォロー
➡臨機応変な対応を学ぶ ◇海外から訪れたお客様の対応 ➡アンケートにて名指しでお客様から高評価を得る。上層部からの提案で外国人観光客が多い支店へ異動 ◇クレーム対応 ➡適切な対応方法と、会社へのクレームは自分へのクレームと捉えることを学ぶ。スムーズな運営の実現 |
予約・売上・在庫など数値管理 | ◇メール・電話の対応
➡文語上・口語上、それぞれの状況における正しい敬語の使い方を習得 ◇発注・棚卸し作業 ➡売上や顧客数を見て在庫管理をおこなう。FAXの使い方を習得 |
清掃・衛生管理 | ◇新型コロナウイルス対策に注力
➡看護師経験を積んでいる上司から効率良く清掃する技術を学ぶ |
研修、取得した資格 | 習得したスキル・知識、成果等 |
新人研修 |
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資格 | 〇〇免許➡~~に役立てるため。
〇〇検定準1級➡取得した理由 〇〇検定1級 勉強中(△月受験予定)➡取得する理由 |
ホテルの職務経歴書の作成にお悩みの方は
職務経歴書は、自分の経験やスキルをアピールできる手段のひとつです。
分かりやすく具体的に、かつ簡潔な文章やレイアウトで、ホテルの採用担当者の心に響くような職務経歴書を作成しましょう。
また、職務経歴書の書き方にお悩みの方やホテルの仕事をお探しの方は、当サイト「おもてなしHR」にお問い合わせください。
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