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宿泊業で活かせる実用英語技能検。資格取得方法や試験内容について

一般的に「英検」と呼ばれている実用英語技能検定は、幅広い世代を対象として英語スキルを測る試験として認知されています。外国人観光客が大きく増加傾向にある昨今、宿泊業では英語に対応できる人材が求められています。今回は、実用英語技能検定の資格や試験の内容、取得方法、活かせる職種についてご紹介します。

実用英語技能検定はどのような資格?

iStock.com/Sam Edwards

 

実用英語技能検定について、資格や試験の内容、合否の基準などをご紹介します。

 

資格の概要

通称「英検」とも呼ばれる実用英語技能検定は、小学生から社会人まので幅広い世代を対象とした英語検定試験で、公益財団法人日本英語検定協会によって実施されています。5級から1級まで7つの級が設定されており、学習進度やレベルに応じて級を選ぶことができますが、ビジネスシーンで評価されるのは準2級以上と言われています。以前の英検は国内向けの技能試験でしたが、「世界に通用するテスト」を目指し、2016年より国際標準をもとにした評価基準を導入しています。文部科学省が後援しており、中学校や高校など幅広い教育機関で利用されています。

 

試験内容 

4、5級では一次試験の筆記(リーディングとリスニング)と単体で受験することができるスピーキングテストがあります。3級以上になると、それまでの一次試験の内容(リーディング、リスニング)にライティングのテストが加わり、さらに一次試験の合格者は、面接による二次試験(スピーキング)へと進むことができます。

 

高校中級程度のレベルである準2級では教育や科学などを題材とした問題が、高校卒業程度のレベルである2級では医療やテクノロジーなど社会性のある問題などが出題されるようです。準1級や1級のスピーキングテストでは、スピーチなど、英語を実際に使えるスキルとして身に付けているかどうかを審査するテストも行われます。

 

合否の基準

英検の合否は、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つの技能を評価した総合スコアによって判断されます。リーディング、リスニング、ライティングの三技能を審査する一次試験での合格基準スコアは、準2級が1800満点中878点、2級が1950満点中1520点、準1級が2250満点中1792点、1級が2550満点中2028点です。合格するための正答数の目安としては、2級以下は各技能の正答率が6割程度、1級と準1級は7割程度の正答率とされています。

 

2016年からは合否や総合スコアだけでなく、「CSEスコア」と呼ばれる4技能の点数がそれぞれ示されるようになりました。

 

実用英語技能検定の資格取得方法

iStock.com/Deagreez

 

実用英語技能検定の試験対策の方法や、申し込みから資格取得までの流れについてご紹介します。

 

試験対策の方法 

公式HPから、実用英語技能検定の各級の過去問と解答をダウンロードすることができます。受験への対策として、出題内容や級のレベルの確認に活用することができるでしょう。日本英語検定協会では、試験対策用のさまざまな教材の出版や通信講座も実施しています。書店などで参考書や問題集が販売されているので、独学でも試験準備が可能です。ヒアリングやスピーキングのスキルを高めるため、英会話教室やオンラインスクールを利用してもよいでしょう。

 

申し込みから資格取得までの流れ

実用英語技能検定の試験は、全国各地にある会場で例年3回実施されています。日程を公式HPで確認し、受付期間内に申し込みをしましょう。インターネットの他、コンビニや特約書店でも申し込みが可能です。受験料は等級ごとに決められており、2級は6500円、1級は9500円などとなっています。

 

一次試験の結果は、二次試験の1週間前までに到着しますが、合格者には、「一次試験 個人成績表」と「二次受験票」が、不合格の場合は成績表のみが届きます。二次試験の結果は試験後、約3週間以内に受け取ることができ、1級から3級の合格者には二次試験成績表と合格証書などが届きます。合否にはCSEスコアも反映されており、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つの技能別の評価を知ることが可能です。

 

実用英語技能検定が活かせる職種

iStock.com/FangXiaNuo

 

近年、宿泊者に占める外国人比率は年々増加しており、外国人観光客が宿泊業全体の需要を押し上げている地域もあります。英語スキルを身に付け、海外からのお客様へのサービス向上につなげることは、業績を伸ばす重要な鍵と言えるでしょう。英検の資格を活かせる職種について、宿泊業を中心にご紹介します。

 

ベルスタッフ、ロビーアテンド

お客様がホテルに到着された後、最初にお迎えするのがベルスタッフやロビーアテンドなどのサービススタッフです。荷物をお預かりする場面や観光案内をするときなど、海外からのお客様に接する際には英会話スキルが必ず求められるでしょう。スムーズなコミュニケーションのために、リスニングやスピーキングスキル、豊富な語彙と英語表現を身につけられるとよさそうです。英語スキルとあわせて、さまざまな国の文化や習慣などの知識もあるとより丁寧な接客が可能となるでしょう。

 

フロントクラーク、コンシェルジュ

海外のお客様と接する機会の多いフロントクラークやコンシェルジュなどの職種に就く場合、英語のスキルは必須となります。ホテルの方針や規模にもよりますが、採用の際に英検などの英語能力の習得を条件としていることもあります。さまざまな状況に対応できるよう、日常会話レベルの英語能力だけでなく、ビジネス英語を身に付けておけるとよさそうです。お客様へさまざまな提案ができるよう、英語でのスピーチやプレゼンのスキルなども磨いておけると現場で活躍することができるでしょう。

 

仲居、女将

日本ならではのおもてなしを楽しみに、旅館を宿泊場所として選ぶ海外のお客様も多く、仲居や女将などの旅館スタッフも英語スキルが求められることが多くなりました。日常会話だけでなく、日本独自の文化を英語で表現するための高い語彙力や表現力も必要となります。海外のお客様に対して日本の伝統を英語で伝えることができれば、より強い興味を持っていただけるきっかけにもなるでしょう。

 

英検へのチャレンジをステップアップにつなげよう

iStock.com/xavierarnau

 

外からの観光客が大きく増加傾向にある日本の宿泊業界では、お客様とコミュニケーションを取るために、英会話スキルが必須となってきています。宿泊業において、英会話スキルというお客様とのコミュニケーションの手段を得ることは、サービスの向上にもつなげることができるでしょう。英検は学習レベルに応じて7つの級が設定されているため、レベルに応じて無理なく学習し、受験することが可能です。英検で英語スキルを基礎から身につけ、宿泊業での仕事に活かしていけるとよいですね。

 

 

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