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ホテルやレストランで活かせるソムリエの資格。テスト内容や取得方法について

ワインは古くから世界中で親しまれてきたお酒であり、ワインのプロフェッショナルであるソムリエの資格を取得する人も年々増えています。今回の記事では、宿泊業などのおもてなし業界で需要が高まっているソムリエの資格とはどのような資格なのか、資格取得方法や活かせる職種などについてご紹介します。

ソムリエはどのような資格?

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ソムリエとは、ワインについて専門的な知識を持つスペシャリストのことを指します。日本で「ワインソムリエ」と呼ばれるためには、日本ソムリエ協会が実施する「ソムリエ呼称認定試験」を受け、認定されなければなりません。ソムリエ呼称認定試験の概要と試験内容について紹介します。

 

ソムリエ呼称資格認定試験の概要

ソムリエ呼称資格認定試験は、日本ソムリエ協会(J.S.A.)によって運営されている試験です。J.S.A.が認定するソムリエは、ワインを含めた酒類や飲料、食全般の専門的知識とテイスティング能力を持つプロフェッショナルな存在であると定義しています。また、ソムリエは、レストランなどでワインに関するアドバイスや提供を行い、ワインの文化を広める役割を果たさなければならないとしています。J.S.A.では、ソムリエ以外にも、ワインエキスパートやソムリエ・エクセレンスなどワインに関するさまざまな資格試験を実施していますが、その中でもソムリエは、プロフェッショナルのための資格と位置づけられています。

 

試験内容

ソムリエ呼称資格認定試験は第一次試験から三次試験まで段階を踏んで行われ、内容は筆記試験とテイスティング、サービス実技試験となっています。約70分の筆記試験はコンピューター上で行われ、体系的なワインの知識に関する問題などが出されます。テイスティングの試験では、いくつかのワインをテイスティングし、香りや味わい、適した提供温度、収穫した年や生産地などを答えなければなりません。サービスの実技試験では、ワインの開栓やデキャンタージュなどの技術を審査します。

 

受験資格

アルコールを扱うため、試験日において年齢が20歳以上であることが条件となっています。一般の受験者は、アルコール飲料を提供する飲食サービスやワインの仕入れや管理などの職務を通算3年以上経験し、第一試験日においても継続して従事している必要があります。また、J.S.A.は20歳以上ならだれでも入会できる会員制度を設けており、会員の場合は、会員歴が2年以上あり、指定の職種を通算2年以上経験していることが必須です。

 

ソムリエの資格取得方法

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ソムリエ呼称資格認定試験の受験対策と、申し込みから認定までの流れについてご紹介します。

 

受験への対策方法

受験の申し込みをするとJ.S.A.から教本が届きます。基本的には教本を中心に勉強し、必要に応じて他の参考書なども用意して独学で勉強をすすめます。その他にも、通信講座やオンライン講座を受講する方法、ワインスクールに通うなどの方法があります。費用やスケジュールなど考えて、自分に合った勉強方法を選ぶとよいでしょう。

 

申し込みから認定までの流れ

J.S.A.のソムリエ呼称認定試験は毎年行われており、受験の申し込みは公式HPから行います。まずは、公式HPで試験日程を確認しましょう。一般の受験料は2万5440円となっています。一次試験、二次試験、三次試験はそれぞれ別日程で行われ、一次試験を受けて合格したら二次試験以降へと進みます。試験結果は郵送で届き、公式HPからも合格者の受験番号の確認が可能です。資格認定に合格したら、「ソムリエ」としての認定登録料が2万570円かかります。期間内に公式HPから認定登録手続きを済ませると、認定証、認定バッジ、認定カードがJ.S.A.から届きます。

 

ソムリエの資格が活かせる仕事

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ホテルレストランなどにおいてソムリエの資格は必須ではありませんが、専門的な知識を理解しておくことで対応力の幅を広げることができるでしょう。ソムリエの資格を活かせる仕事について、宿泊業界を中心にご紹介します。

 

ホテルレストランでのソムリエ

料理は、ホテルや旅館を利用されるお客様にとって最も重要な要素でないでしょうか。ホテルならではの本格的な料理とともにワインを味わうことを楽しみにしているお客様は多く、ソムリエ呼称認定試験で身につけたワインの専門的知識は必ず役に立つでしょう。ワインの提案やサービングなど、スマートな接客サービスも必要です。また、最近ではワインと和食とのマリアージュも注目されており、旅館でのソムリエの需要も高まっています。

 

レストラン、バーのスタッフ

レストランやバーの中には、ワインに力を入れている店もあり、ソムリエ資格を取得していると採用に有利になる場合があります。ワインリストの作成や品質管理、お客様へのサービスなど、資格認定試験を受けることで、現場で専門的知識が活かせるでしょう。レストランやバーで働く中で、ワインの魅力を知るようになり、働きながらソムリエ呼称認定試験を受けるという人も少なくないようです。

 

ワインの輸入や販売

ソムリエの資格を持っていると、ワインの輸入会社などワイン関連の卸売業や小売業で専門的知識を活かして働くこともできます。ホテルやレストランへのワイン販売の営業では、ワインの品種や味わいの特徴についての的確な説明が求められるため、ソムリエのカリキュラムで学んだ知識が役立ちます。またワイン専門店などでは、ワイン愛好家から初心者まで、多様なニーズにこたえるため、幅広いワインの知識が必要となるでしょう。

 

ソムリエ資格取得後もレベルアップを目指そう

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宿泊業界で働く際、ワインの専門的知識を持っていることで、お客様へより質の高いサービスの提供につなげることもできます。ワインや料理への専門知識を習得するとともに、接客スキルやコミュニケーション能力を身に付けることで、どのような職場でも対応することができるでしょう。奥深いワインの世界をさまざまな人に楽しんでいただけるよう、ソムリエの資格をおもてなしやサービスで活かしていけるとよいですね。

 

 

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