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ホテルや旅館で活躍するボイラー技士。資格内容や取得方法、活かせる職種

ホテルや旅館には浴場などにお湯を供給するためのボイラーがあり、宿泊施設の心臓部として終始稼働しています。ボイラーを取り扱うことができるボイラー技士は、宿泊施設の点検業務などを担う職種では重要な資格と言えるでしょう。今回は、ボイラー技士の資格や試験の内容、資格取得方法、活かせる職種についてご紹介します。

ボイラー技士はどのような資格?

iStock.com/SlobodanMiljevic

 

国家資格であるボイラー技士とはどのような資格なのでしょうか。資格や試験の内容についてご紹介します。

 

資格の概要

ボイラー技士は、建物に設置されたボイラーが安全に稼働するよう、ボイラーの点検や調整などを行う資格です。重油などの燃料を使うボイラーの管理には危険が伴うため、有資格者のみ取り扱いが認められています。資格試験は公益財団法人安全衛生技術試験協会によって実施され、免許の交付は都道府県労働局で行います。ボイラー技士の資格は、伝熱面積によって3つの階級に分かれており、最も上位の階級である特級ボイラー技士は、大規模な工場等のボイラーを取り扱うことが可能です。一級ボイラー技士は大規模な工場や事務所・病院などのボイラーを、二級ボイラー技士は一般に設置されている暖冷房や給湯用のボイラーを取り扱うことができます。一般に、宿泊施設などで必要とされるのは二級ボイラー技士とされています。

 

試験内容

宿泊施設で活かすことができる二級ボイラー技士の試験は、ボイラーの構造や取扱いに関する知識、燃料及び燃焼に関する知識、関係法令などの科目毎に10問ずつ出題があり、試験時間は3時間です。一級ボイラー技士の試験内容の科目は二級と同じですが、内容の難易度が高くなっており、試験時間は4時間となっています。合格基準は、科目ごとの得点が40%以上で、その合計が60%以上であることが条件とされています。

 

受験資格

二級ボイラー技士は誰でも受験することはできます。しかし、免許交付にはボイラーの取り扱い経験や満18歳以上であることなどの条件があるので注意が必要です。ボイラー取り扱いの経験がない場合、一般社団法人日本ボイラ協会で実施しているボイラー実技講習を受講し修了することでも、免許を取得することができます。

 

特級ボイラー技士や一級ボイラー技士の取得に際しては、受験資格として二級ボイラー技士の免許を取得している、学校などでボイラーに関する学科を修め卒業しているなど、資格や学歴に関しての条件があります。

 

ボイラー技士の資格取得方法

iStock.com/nimis69

 

ボイラー技士を受験するにあたっての試験対策方法や、申し込みから資格取得までの流れをご紹介します。

 

試験対策の方法

日本ボイラ協会では、都道府県支部ごとにボイラー技士免許試験への対策として、受験準備講習を開催しています。二級ボイラー技士免許に関しては、通信講座を受講して学ぶことも可能なので、各支部へ問い合わせてみるとよいでしょう。また、市販の試験対策用のテキストなどを使って独学で勉強する方法もあります。

 

申し込みから資格取得までの流れ

二級ボイラー技士の試験は全国各地で年間を通して実施されており、安全衛生技術試験協会の公式HPで日程を確認することができます。受験するためには、安全衛生技術試験協会の本部や各地にある最寄りのセンターに受験申請書を請求し作成します。ボイラー技士の試験手数料は、いずれの等級も6800円です。試験結果は郵送で届き、合格後に都道府県労働局に免許を申請し、正式に交付となります。 

 

ボイラー技士が活かせる職種

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ホテルや旅館などの宿泊施設にはボイラー設備が欠かせないため、有資格者によって適切に管理することが求められます。宿泊業においてボイラー技士の資格が活かせる職種にはどのようなものがあるのでしょうか。

 

ホテルの施設管理

ホテル内の設備の点検やメンテナンスを行う施設管理は、ボイラーを取り扱う業務も担うため、ボイラー技士の資格を仕事に活かすことができます。ホテルの施設管理スタッフの採用では有資格者は優遇される傾向にあり、管理職候補の場合など二級ボイラー技士の資格取得が必須条件になっている場合があります。客室や浴場などにお湯を供給しているボイラー設備に不具合が生じてしまうと、ホテル全体の営業に支障が出てしまうため、日々の点検やメンテナンスが重要となるでしょう。ホテルによってはボイラーの管理など施設管理だけでなく、その他の業務と兼任で任されることもあるようです。

 

旅館の営繕

営繕は旅館施設の点検や修繕などを行う仕事です。旅館の魅力として温泉を掲げているところも多く、温泉の加温やお湯の供給などを行うボイラーは旅館にとって極めて重要な設備と言えます。ボイラーが正常に運転するよう日々の点検や管理を行うためには、資格取得は必須となるでしょう。旅館の規模によっては清掃や警備などのバックヤード業務を一任されることや、サービスなどと兼任で任されることもあるようなので、採用の際にしっかり確認しておくようにしましょう。

 

支配人などの施設責任者

旅館やホテルによっては、施設管理として専門のスタッフを雇わずに、施設責任者がボイラー技士の資格を取得しボイラー管理にあたる場合もあります。ホテルや旅館のボイラーは終始稼働させているため、支配人やナイトマネージャーなど施設全体を管理する責任者が資格を取得していることで、トラブルにも迅速に対応することができます。

 

ボイラー技士の資格を就職に活かそう

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インバウンド景気に沸く宿泊業では、専門的な知識を持つ施設管理スタッフへのニーズも高まっています。ホテルや旅館にとって、営業していくためにボイラー技士の有資格者は必ず必要な存在あるため、ボイラー技士の資格は宿泊業での就職活動において大きな強みとなるでしょう。ボイラー技士の資格を取得し、高い専門性を活かして働くことができるとよいですね。

 

 

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