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ホテル業界で必要な実践力を学べるホテル実務技能検定。テスト内容や取得方法について

外国人観光客増加や外資系ホテル参入など、第三次ホテルブームを迎えた昨今、宿泊業界を取り巻く環境は著しく変化しています。宿泊業における即戦力の証明として、ホテル実務技能検定の資格取得者が増加しています。今回は、ホテル実務技能検定とはどのような資格なのか、資格取得方法などについてご紹介します。

ホテル実務技能認定試験はどのような資格?

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ホテルの実務技能試験の資格や試験の内容、難易度をご紹介します。

 

ホテル実務技能認定試験の概要

サーティファイホテル実務能力認定委員会が主催しており、ホテル実務と業界動向をふまえた能力認定試験です。接遇やホテル業界の基礎知識からホテル業務の中心である宿泊部門、料飲部門に関する専門知識まで幅広く出題しています。上級と初級があり、ホテルで働くすべての職種で、修得した知識を活かすことができます。

 

テスト内容

筆記試験は、初級、上級ともに多肢選択および記述式です。各級共に、小設問、飲料科目と宿泊科目で構成されています。

 

初級は60分(科目別の場合35分)で小設問70問、飲料科目40問、宿泊科目40問です。上級は90分(科目別の場合50分)で小設問90問、飲料科目50問、宿泊科目50問です。初級、上級ともそれぞれの得点が60%以上のとき合格になります。初級と上級を合わせた平均合格率は、83.5%(2017年度平均合格率)となっています。

 

級ごとの認定基準

初級は、飲料、宿泊の業務およびサービスに関する基本的内容を理解していること。ホテルスタッフとしての身だしなみ、言葉遣い、接客マナーや職場マナー、英会話など基本的知識が問われます。

 

上級は、ホテル業界の歴史、旅行や観光などの関連業界の動向を理解していること。初級の飲料、宿泊の基本的内容に加えて接客技能が評価されます。また、ホテル業務に関連する食品衛生、安全衛生、施設管理など多方面の知識も問われれます。

 

ホテル実務技能認定試験の取得方法

iStock.com/Wavebreakmedia

 

ホテル実務技能認定試験の試験対策と、資格取得までの流れについてご紹介します。

 

ホテル実務技能認定試験の受験資格

ホテル実務技能認定試験を受験するのに、年齢や学歴などの制限はありません。ただし現在は、学校や企業などの団体受験での申込みのみとなっています。

 

試験対策・勉強方法

勉強方法としては、サーティファイが発行している試験対応問題集や対策テキストで独学するほか、受験会場となる学校や企業で開催される講座を受講する方法があります。

 

公式HPには、検定試験の模擬問題に無料で挑戦できるシミュレーションもあるので、活用するとよいでしょう。

 

また、試験対策を社員研修に導入しているホテル運営会社もあるので、入社後に学ぶこともできます。

 

申込み方法

試験は年2回実施されており、執筆時点での直近開催は2019年6~7月、2020年1~2月です。期間中1回、自由に試験日を設定できます。

 

団体受験(学校・企業単位)のみで、専用の受験サポートシステム「CERTIFY ONLINE」からオンラインで申し込みます。

受験料

ホテル実務技能認定試験の受験料は以下の通りです(すべて税込)。

 

上級 ……7,028円
上級料飲科目 ……4,176円
上級宿泊科目 ……4,176円
初級 ……6,417円
初級料飲科目 ……3,769円
初級宿泊科目 ……3,769円

 

上級、初級ともに「料飲」「宿泊」の科目単位で受験が可能。支払い方法は、銀行振込とコンビニエンスストア決済から選択できます。

 

受験から資格取得の流れ 

試験結果は、答案がサーティファイ認定試験事務局に到着した2週間後を目処に、受験した団体に送付されます。また、合格者分の認定証も団体宛てにまとめて送付されます。

 

受験者全員に出題分野別の正答状況や合格基準を記載した情報が届くので、受験後の振り返りや自身のスキルの確認に活用できます。

 

ホテル実務技能認定検定が活かせる職種

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ホテル実務技能認定検定は、ホテル業界で必要とされる幅広い知識を学べるので、即戦力として大いに役立てることができます。フロントクラークやベルスタッフ、ハウスキーパー、ウェイターやウェイトレス、コンシェルジュ、ホテルの運営を担うマネージャーまで、ホテルで働くすべての職種で、修得した知識を活かすことができるでしょう。ここでは、お客様と接する機会の多い職種を挙げ、この資格がどのように活かせるかをご紹介します。

 

ベルスタッフ

ベルスタッフの仕事は、お客様の最初のお出迎えや案内、最後のお見送りなどお客様に一番近い立場でおもてなしすることができます。多くのお客様と接することで、ホテル業務の基本を学ぶことができるので、ホテルマンの第一歩となる職種ともいえます。ホテル実務技能認定では接客マナーのほか、お客様の表情や動作などから今何を思っているかなど、場面に応じた状況判断と行動に関する知識が身につくので、質の高いおもてなしにつなげられるでしょう。

 

レストランスタッフ

レストランスタッフの仕事は、料理の提供や片付けだけではありません。オーダーをとるタイミングやお客様の食事のスピードに合わせて次の料理を運ぶなど、お客様に食事を楽しんでもらうための心地よい空間作りを担います。ホテル実務技能認定にはテーブルマナーや飲料、食品に関する知識の他、安全衛生に関することも学べるので、お客様に安心して食事を提供することができるでしょう。

 

コンシェルジュ

コンシェルジュの仕事は、お客様の多種多様な要望に応えることが求められるので、幅広い知識、機転の利いた対応をする柔軟性などが必要になります。海外からのお客様と接する機会も多いので、英語力も求められます。ホテル実務技能認定には、ホテル用語の外国語理解やホテル全般の知識を学べるので、自信をもったおもてなしにつなげていけるでしょう。

 

おもてなしのスペシャリストとして活躍しよう

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現在のホテルサービスは、ランチビュッフェや結婚式、スポーツジムを併設するなど、サービスが多様化しており、幅広く対応できる能力が求められます。ホテル実務技能認定試験の資格を取得することで、接客における一定以上の技術やホテル全般の知識を得られるので、どのような職種に就いても自信を持って職務を遂行できるでしょう。また、転職活動においても即戦力としてアピールでき、強い味方となります。上級では高度な接客テクニックやマネジメント、経営管理に関する能力も身に付けられることから、キャリアアップにもつながり、おもてなしのスペシャリストとして活躍の幅を広げられそうですね。

 

 

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