ホテル・旅館で集客力をアップするコツ

どのホテル・旅館においても、もっとも重視したいことの1つが集客です。いかに集客力をアップさせ、稼働率を上昇させるか……日々、頭を悩ませているのではないでしょうか。当記事では、インターネットやSNSが身近なものとなった今こそ取り入れたい「新しい集客方法」を提案します。

目次

    ホテル・旅館の集客にはSNSを活用すべし

    sns

    iStock/bigtunaonline

     

    これまでのホテル・旅館の集客方法といえば、旅行のポータルサイトへの登録、既存客へのダイレクトメール送付などが一般的でした。しかし多くの人がスマートフォンを持ち、調べものにはインターネットを活用する現代において、それだけでは不十分と言えるでしょう。

     

    そこでおすすめしたいのが、SNSです。ここでは、SNSを用いた集客方法について詳しく見ていきましょう。

     

    SNSとは?

    SNS(Social Networking Service=ソーシャル・ネットワーキング・サービス)とは、インターネットを使って人間関係を構築できるウェブサービスの総称です。直訳すると、

     

    • ・ソーシャル……社会的な
    • ・ネットワーキング……つながり

     

    となります。このSNSを使った集客やマーケティングが、今さまざまなジャンルにおいて注目されています。

    主要なSNSにはどんなものがある?

    日本国内において主要なSNSには、

     

    • ・Facebook(フェイスブック)……実名登録が基本のため、信頼性の高い口コミが期待できる
    • ・Twitter(ツイッター)……1ツイート(つぶやき)当たりの文字数は140文字まで。実名制でないためつながりやすく、投稿が拡散されやすい
    • ・Instagram(インスタグラム)……画像や短時間の動画を共有がメイン。色や雰囲気を加工できるフィルターが豊富で、誰でも簡単におしゃれな写真を投稿できる

     

    などが挙げられます。それぞれ利用者層や特徴は少しずつ異なりますが、「ユーザー同士のつながりが作れる」「情報を発信、拡散、共有できる」といった点は共通しています。

     

    インスタグラムが集客に向いている理由

    インスタに写真をアップする女性たち

    iStock/WanderWomen

     

    先に挙げた3つのSNSの中で、ホテル・旅館の集客に適しているのがインスタグラム。それは、以下のような理由からです。

     

    視覚効果が高い

    フェイスブック、ツイッターが文章を主としているのに比べ、インスタグラムは画像や動画を共有することに特化したサービス。もちろん文章も投稿できますが、画像や写真の補足的な役割が強いです。

     

    ホテル・旅館を探している人は、建物の外観や内装、設備、部屋からの眺め、料理の内容などを知りたいと考えています。そうした見込み客のニーズにぴったりマッチするのが、視覚効果の高いインスタグラムなのです。

     

    ハッシュタグは世界共通

    「ハッシュ記号(#)」の後ろに特定のキーワードを付与したものをハッシュタグと呼び、SNS上でよく使われています。特にインスタグラムにおいては、「気になるハッシュタグで検索する」という使われ方が一般的です。

     

    そのため自社の投稿に「#〇〇ホテル」「#〇〇旅行」(〇〇は地名など)と入れておくことで、その場所のホテル・旅館を探している人に見つけてもらえる確率がアップします。またハッシュタグは世界共通なので、外国語でタグを入れれば外国人から見てもらう機会も増えます。

     

    口コミ効果が期待できる

    SNSの特徴として「情報の発信・拡散・共有」を挙げましたが、これを活用することで口コミ効果が期待できます。最近、いろいろなお店で「ハッシュタグをつけて拡散してください」と書かれているのを見かけますが、あれは口コミ効果を狙っての工夫です。

     

    ただ、インスタグラムは他のSNSと比べるとシェア(共有)しにくい特徴があります。そのため、シェアしやすいツイッターやフェイスブックと連動させることで、より多くの口コミを得られるでしょう。

     

    ポータルサイトに頼りきってはいけない理由

    迷っている女性

    iStock/metamorworks

     

    ホテル・旅館の集客方法としてスタンダードなのが、旅行のポータルサイトです。今はインターネットで簡単に宿泊予約ができるため、お客様はいろいろなホテル・旅館の料金やサービスを比較検討するためにポータルサイトをのぞく傾向があります。情報を掲載しておくだけで自動的に集客してもらえるので、便利ですよね。

     

    しかし掲載するには手数料がかかるため、予約が取れてもその分利益が目減りしてしまいます。

     

    集客をポータルサイトに頼りきる「待ち」の姿勢には不安があります。今後は、ホテル・旅館側が自らアクションを起こす「攻め」の集客の重要性が高まっていくでしょう。

     

    自社ホームページから予約してもらうためのコツ

    ホテルのホームページから予約

    iStock/anyaberkut

     

    SNSやポータルサイトで興味を持ってもらったら、なるべく自社ホームページで予約してもらいたいところですよね。

     

    今はインターネットでさまざまな情報を得られるため、お客様は「一番お得に泊まれるのはどこだろう」と迷ってしまいます。自社ホームページでその迷いを解消し、背中を押してあげることができれば、予約までつなげることが可能でしょう。

     

    具体的には、

     

    • ・ホームページからの予約が最安と明記する
    • ・自社ホームページからの予約でのみ受けられる特典を設ける
    • ・予約するボタンを目立つ場所に設置する

     

    こうした対応が挙げられます。これでお客様を迷わせず、予約に対するモチベーションをあげ、そのままの勢いで予約まで誘導が可能です。

     

    時代に合わせた集客方法にチャレンジを

    ホテルフロントで仕事する女性と男性

    iStock/guvendemir

     

    多くの人がスマートフォンを持ち、インターネットに慣れ親しむようになった現代。ホテル・旅館の集客方法も、時代に合わせて変わっていかねばなりません。

     

    その1つが、SNSの活用です。インスタグラムを始めとしたSNSを上手に活用することで集客力をアップし、より多くの新規顧客を獲得できるはずです。

     

    今後、ますます自社が発展していくためには、「自社ホームページやポータルサイトがあるから大丈夫」という待ちの姿勢から、攻めの集客に転じる必要があります。ぜひ新しい集客方法にチャレンジしてみてください。

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