1月は転職活動のスタートに適している?
年の始まりである1月は、新たな目標を立てるのにぴったりの時期ですが、転職活動のスタートには適しているのでしょうか。
この記事では、1月に転職活動を始めた方が良い人の特徴や、1月スタートの転職活動スケジュール、1月スタートの転職活動における注意点について解説します。
来年の計画を立てるための参考に役立ててくださいね!
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1月に転職活動を始めるべき人の特徴7選
転職活動を始めるべきタイミングは「どのような転職がしたいのか」によって異なります。以下の特徴に当てはまる人は1月がベストタイミングかもしれません。
キャリアアップ転職を狙っている人
1月に転職活動を開始した場合、転職先への入社時期は4月前後が目安になるでしょう。
4月は多くの企業が組織を再編するシーズン。管理職など、責任のある立場の社員が定年退職したり、キリのよい時期に転職したりしてポストに空きがでる可能性があります。
キャリアアップ転職を狙っている人は、1月が行動開始のチャンスです。
冬のボーナスをもらって辞めたい人
冬のボーナスは12月中に支給されることが一般的です。1月に転職活動を開始するのであれば、ボーナスは転職計画の影響を受けずに満額受給できるでしょう。
スーツを新調したり、証明写真を撮ったりと、転職活動には何かとお金がかかります。冬のボーナスをしっかりもらって辞めたい人は、1月の開始が適切ではないでしょうか。
多くの求人情報を比較検討したい人
1月〜3月は4月入社の人員をそろえるため、企業が本格的な採用活動に乗り出します。
求人情報が増える傾向にあるため、さまざまな求人情報を比較検討して転職先を決めたい人にも、適した時期と言えるでしょう。
ただし、4月入社に向けて多くの求職者も動き出すタイミングのため、早めにアクションを起こす必要があります。
その年中に転職したい人
今すぐの転職は考えていなくても「今年中に転職したい」といった希望があるなら、1月にアクションを起こすことがおすすめです。
キャリアの棚卸しや転職後にやりたいことを整理するなど、まずは準備を始めてみましょう。また、転職エージェントに登録したり、求人情報を見たりするだけでも、今後の転職計画を立てやすくなるはずです。
キリの良いタイミングで退職したい人
自分の責任を果たし、すっきりした気持ちで退職したい人にも、転職活動を1月に始めることが適しています。
先述の通り1月から転職活動を始めた場合、転職先への入社時期は4月ごろが目安です。年度が切り替わる3月に退職するスケジュールで動けば、気持ち良く新たなスタートを切れるでしょう。
転職先で同期が欲しい人
企業が多くの人材を採用する4月の入社を狙って動けば、転職先で同期に恵まれる可能性は高いでしょう。
同期の存在は非常に心強いもの。一緒にスタートを切る仲間が欲しい人は、1月から転職活動に乗り出しましょう!
準備をしっかり整えたい人
転職を成功させるためには、具体的なアクションを起こす前にしっかりと準備を整えることが重要です。
キャリアの洗い出しなどに時間がかかりそうな人は、年末年始の休みを利用できる1月からの転職活動が適していると言えるでしょう。
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1月に転職活動を始めた場合のスケジュールを見てみよう
1月から転職活動を始め、順調に進んだ場合はどのようなスケジュールになるのでしょうか。転職活動期間の目安である、3カ月の流れを見てみましょう。
1月
お正月を迎えたばかりの1月は、ついのんびりと過ごしたくなるものですが、転職活動を始めるなら素早く動きましょう。
新年の目標を立てるつもりでキャリアの棚卸しや応募書類の準備を進めることがおすすめ。この時点で転職エージェントに登録するのも良い方法です。
準備が整い、狙う企業や業界が決まったら十分に研究した上で応募しましょう!
2月
1月中に書類選考が進んだ場合、2月は面接を中心に転職活動を進めることになるでしょう。また、残念ながら不採用が続いた場合や、面接に行ってイメージとのギャップを感じた場合などは、新たに別の企業でエントリーを進めることも。
期末に差し掛かる2月は現職も忙しい時期ですが、転職エージェントを活用するなどの工夫で効率的に動いてくださいね。
転職エージェントについては以下の記事で詳しく解説しています。併せてご参照ください。
3月
3月は内定が出始める時期です。内定の連絡を受けたら、承諾するかどうかを良く考えて決めましょう。入社の意思を固めたら退職の意思を伝えて業務の引継ぎなど、円満退職に向かう準備を進めてください。
スムーズに退職するコツは、以下の記事で詳しく解説しています。併せてご参照ください。
1月スタートの転職活動における注意点!
1月は転職活動開始に適した月ですが、この時期ならではの注意点もあります。気をつけたいポイントをチェックしましょう。
現職が忙しくなりがち
1月以降は、年度末に向かって何かと忙しくなります。現職の業務に追われて、転職活動をするための時間確保が困難になるかもしれません。きちんとスケジュールを管理し、計画的に動くことが重要です。
また、転職活動が長引いて年度をまたいだ場合、責任のあるポジションや新しい業務を任されて、辞めづらくなることも考えられます。
忙しい中でもスピード感を持って動きましょう。隙間時間を活用するなどの工夫も考えてくださいね。
以下の記事も参考にしてください。
体調管理に注意
寒さの厳しい日々が続く1月からの転職活動では、体調管理が特に重要です。風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスなどにかからないよう、しっかりと予防してください。
また、雪や路面の凍結によるケガにも注意しましょう。
病気やケガをしてしまうと、面接などがスケジュール通りに進まなくなります。冬の転職活動中は、慎重に行動してくださいね。
夏のボーナスには期待できない
1月に転職活動をスタートするのであれば、夏のボーナスには期待できません。転職スケジュールの項目でも解説した通り、転職活動がスムーズに進めば内定が出るのは3月ごろ。夏のボーナスが支給される、7月以前に今の職場を去ることになる蓋然性が高いのです。
また、転職先への入社は4月・5月頃が目安ですが、在籍期間が短いため夏のボーナスが満額支給されることは、まずないでしょう。
夏のボーナスに期待できない分、マネープランをしっかりと立てて、臨んでくださいね。
1月スタートの転職活動は早めに動き出そう!
1月以降は、転職希望者が徐々に動き出す時期です。お正月気分がなかなか抜けないかもしれませんが、早めに動いてチャンスを逃さないようにしましょう。
ホテル・旅館への転職についてはおもてなしHRにご相談ください。