転職の軸とは?転職軸の例や作り方、軸がない・軸がブレる時の対処法を紹介!

転職の軸は、転職活動において最も重要なものと言っても過言ではありません。ただ、中には転職の軸がどんなものかわからなかったり、作り方を知らなかったりする求職者もいることでしょう。転職軸の基本をはじめ、転職軸の例や作り方、軸がない・軸がブレる時の対処法をご紹介しますので、転職軸作りの参考にしてみてください。

目次

    転職の軸とは?

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    そもそも、転職の軸とはどのような軸を指すのでしょうか。まずは、転職の軸について理解を深めていきましょう。

     

    転職の軸=ブレない方向性

    転職の軸は、「転職活動の方向性」や「企業選びの軸」を意味する言葉ですが、実は明確な定義はありません。何度か転職をした方であれば、「仕事に対する価値観の一貫性」を転職の軸とすることもあるでしょう。面接の場でもきっと、同じような意味合いで使われます。

     

    しかし、“軸”と呼ばれるぐらいですから、曲がらない・ブレないという意味は込められているはずです。よって転職の軸を決める際は、どこに対する方向性なのかを自分なりにあらかじめ決めておくのが良いでしょう。

     

    就活の軸との違い

    転職の軸は、就活の軸と全く異なります。と言うのも、就活を行う新卒には社会人経験がないからです。

     

    転職活動を行うのは、曲がりなりにも社会人。1度でも働いた経験があれば、転職先に求めることは新卒よりも明確な答えが出ているはずですよね。自己都合による退職であれば、退職理由もよく見られます。いち社会人としての軸、それが転職の軸なのです。

     

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    転職軸の例を見てみよう

    転職の軸は、企業選びのこだわりと共通する部分が多くあります。転職の軸を考え出すより先に、企業選びの軸を押さえておきましょう。下記は、企業選びの軸と、それを構成するこだわりの例です。

    • 【A】会社へのこだわり:企業の考え方/向かう方向性への共感
    • 【B】仕事へのこだわり:携わる仕事/事業規模
    • 【C】環境へのこだわり:職場の雰囲気/優秀な社員のいる環境
    • 【D】待遇へのこだわり:給与/福利厚生/評価制度/労働時間

    「自分は仕事へのこだわりが強いかも……」などのように、方向性が見えてきた方もいかもしれませんね。

     

    転職の軸は、これらの要素を組み合わせながら決められることが一般的です。下記記事の例も見ながら、ぜひ自分ならではの軸のイメージを膨らませてみてください。詳しい軸の作り方は、次項でご説明します。

     

    ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事

    転職の軸の作り方は4ステップ!

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    転職の軸の作り方は、4つのステップを段階的に踏んでいくのがおすすめです。4つのステップについて、何をすべきかをひとつずつみていきましょう。段階的にクリアしていけば、より強固な転職の軸を作ることができるはずですよ。

     

    ステップ[1]:転職したい理由を整理する

    まずは、なぜ転職したいと思ったかの理由を整理しましょう。

     

    すでに退職した方であれば、前職の不満や退職を決定的にしたきっかけを書き出すのがおすすめです。退職がこれからという方は、現状を変える行動を起こせたかどうかもあわせてチェックしてみてください。不満を解消する手だてが残されているかもしれません。

     

    ステップ[2]:自己分析を行う

    思い浮かぶ全ての転職理由を整理できたら、自己分析を行います。過去に行った業務内容を整理し、スキルや経験の棚卸しを行いましょう。

     

    また業務内容を、得意分野・不得意分野にまとめたり、やりたい仕事・やりたくない仕事をまとめたりすれば、この後に続く作業がはかどるはずです。

     

    ステップ[3]:具体的な理想を思い描く

    自己分析を終えたら、具体的なキャリアプランを考えます。1年後・5年後など、時間軸ごとにどのような状態になっていたいかを考えてみてください。

     

    下記に、理想的なキャリアプランと悪いキャリアプランの例をご紹介しますので、参考にしながらキャリアプランを考えてみてくださいね。

    <良いキャリアプランの例>

     

    有形商品を扱う営業職として、35歳までに課長以上のポジションにつくことができる企業で働く。年収は5年後までに+50万円が理想。平日勤務、土日は隔週休みでも休日手当・残業代がきちんと支払われれば問題なし。

    <悪いキャリアプランの例>

    営業職で、35歳までに昇給する。年収は今と同程度か、もう少し多いのが理想。

     

    ステップ[4]:企業選びの優先順位をつける

    自分自身についての考えや状況が整理できたら、企業選びの軸を決めるフェーズに映ります。前項でご紹介した企業選びの軸やこだわりの例を参考にしながら、「会社」「仕事」「環境」「待遇」のどこに重きを置きたいかを考えてみましょう。

    軸の方向性が決められなければ、希望条件を羅列して優先順位をつけていくのもおすすめです。ご紹介した4ステップについてさらに丁寧に考えたいと思った方は、下記記事をぜひチェックしてみてください。

     

    転職軸について悩む原因別の対処法

    iStock.com/yamasan

     

    「過去に転職の軸を決めたけど、いまいちスムーズに転職活動が進まない……」と悩む方は、軸の決め方に問題があったのかもしれません。対処法をご紹介しますので、転職の軸が定まらない、転職の軸がブレるという方はぜひ確認してみてください。

     

    転職の軸が定まらない場合

    転職の軸が定まらない原因として考えられるのは、転職の軸を「こんなものかな」と甘く見て軸決めに着手してしまったことです。

     

    特に自己分析にかける時間は、転職軸の決定に大きく影響すると考えられています。自己分析の時間が短かったかもという懸念がある方は、改めて自己分析を行ってみてはいかがでしょうか。今しっかり行えば、入社後に後悔するリスクも軽減できるはずですよ。

     

    下記記事では、その他の対処法をご紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。

     

    転職の軸がブレる場合

    転職の軸がブレる原因として考えられるのは、希望条件に優先順位がつけられていないということです。

     

    優先順位が明確に定められていれば、「この条件がないから応募しない」とキッパリ決めることができます。しかし、優先順位が決まっていなければ、さまざまな企業に目移りしてしまうということでしょう。

     

    他にも転職の動機があいまいなことが原因であったり、転職エージェントが原因になっていることも考えられます。「優先順位はつけたのに軸がブレる……」という方は、他の原因や原因別の対処法を下記記事からチェックみてくださいね。

     

    転職の軸が定まれば転職活動はスムーズに進む!

    iStock.com/guvendemir

     

    転職の軸は、企業を選ぶ際にも、今後のキャリアを真剣に考えるうえでも非常に重要です。決める道のりは決して短くありませんが、軸を明確に定めればきっと後悔のない転職活動を進めることができるでしょう。

     

    特に、転職が2度目・3度目という求職者は、応募先から「どんな軸や信念を持って転職活動に臨んでいますか?」と聞かれることが多いもの。備えあれば患いなしですので、自分ならではの軸を定め、ハキハキと答えられるよう用意しておいてくださいね。

     

    転職軸の決め方や、転職活動自体に不安があるという方は、当サイト「おもてなしHR」の転職アドバイザーにご相談ください。ホテル・旅館をはじめとした宿泊業で、数多くの転職実績があります。気になる方は「転職サポートに申し込む」から気軽にご登録くださいね。

     

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