人柄を見抜く質問はなぜ必要?応募者の本音を聞き出すためには?

より良い人材を採用するために目を向けるのは、経験やスキルばかりではありませんよね。どのような人柄なのかを見抜くのも、採用担当者の重要な役割です。面接という限られた時間の中で応募者の人柄を正確に見抜くためには「人柄を見抜く質問」をする必要があります。人柄を見抜く質問の質問例、人柄を見抜くために大切なことを紹介します。

目次

    人柄を見抜く質問がなぜ必要か?

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    即戦力として期待できるか、貢献度が高いか。

     

    多数の応募者の中から、より優秀な人材を採用したいというのは、どの企業にとっても共通の思いでしょう。

     

    十分な経験やスキルがあれば、確かに期待度は高くなります。

     

    しかし、採用にするか否かは、経験やスキルだけで決めることはできません。

     

    応募者が、どのような人柄なのかを判断することも重要です。

     

    社会人経験を積むと「誰と働くか」がいかに大切かということに気付く瞬間があります。

     

    だからこそ、人柄を知ったうえで「この人と働きたい!」と思える人材を採用することも必要なのです。

     

    • ・入社後のミスマッチを防ぐ
    • ・協調性を見る
    • ・ポテンシャルを確かめる

     

    人柄を見抜く質問によって、入社後の姿が想像しやすくなります。

     

    経験やスキルを重視した採用では、入社後にトラブルが起きてしまうことも少なくありません。

     

    社風に合っているか、従業員との調和を保てるか。応募者の内面的な要素にもしっかりと目を向けなければなりません。

     

    「人柄」を見抜くのが目的ですから、業務とは無関係と思われそうな質問があっても良いでしょう。

     

    経験やスキルのように、実績や数字で判断できるものではないからこそ、工夫を凝らした質問で、多方面から応募者を見ることも必要です。

     

    人柄を見抜く質問例

    iStock.com/mphillips007

     

    人柄に見抜く質問には、応募者の何を知りたいのかという意図も必要です。回答の内容から人柄を見るだけでなく、質問に対応する姿から見える人柄もあるでしょう。人柄を見抜く質問の例を紹介します。

     

    周りの人からどんな性格だと言われますか?

     

    他者からどのような評価をされているのかを問うことで、他者との距離感や関係性をうかがい知ることができます。良好な人間関係が築けるか知りたい場合には、効果的でしょう。

     

    さらに、他者からの評価に対してどう感じているのか、自分自身ではどのような性格だと思っているのかなど、さらに深堀してみることもできます。

     

    そうすることで、自分を客観視してできているかどうかを判断することもできそうです。

     

    これまで一番大変だったことはどのようなことですか?

     

    仕事でもプライベートでも、思いもよらないトラブルに直面したり、壁にぶち当たったりすることがあります。

     

    この質問で知りたいのは、どれだけ大変だったかではありません。大変なことに対して、どのように向き合ったのかを聞く必要があります。

     

    困難な状況に対してどのように向き合うのかを知ることで、入社後の仕事に対する姿勢を想像することができるでしょう。

     

    嫌いな人や苦手な人はいますか?

     

    嫌い・苦手という、少しネガティブな言葉だからこそ、応募者には答えにくさもある質問です。

     

    意地悪な質問のようですが、嫌いな人や苦手な人がいるのは当然です。

     

    どのような相手にも適切なコミュニケーションが取れるのか、周囲の人をどのように見ているのかが分かる質問です。

     

    業務とは関係のない、応募者の意表を突く質問をすることで、咄嗟の対応力を見ることもできます。

     

    人柄を見抜く質問だけは人柄は分からない

    iStock.com/SunnyVMD

     

    人柄を見抜こうと、数々の質問を用意しても、質問をするだけでは人柄は分かりません。応募者の本音を引き出すための工夫も必要です。質問の他に、人柄を見抜くために必要なことを紹介します。

     

    アイスブレイクを取り入れる

     

    面接に来ている応募者は緊張しています。まずはリラックスした空気を作ることが大切です。

     

    「リラックスしてくださいね」と声をかけたところで、言葉通りにリラックスできる強者はいないでしょう。

     

    回答しやすい質問から始めたり、面接とは関係ない話題をふってみたり。

     

    アイスブレイクを取り入れながら、応募者の緊張がほぐれる空気を作ることも大切です。

     

    履歴書を元に、趣味や特技の話を聞いてみるのも良いかもしれません。

     

    傾聴の姿勢を見せる

     

    面接という特殊な環境で、本音を話すのは難しいものです。

     

    ミスをしたら採用されないかも……。という緊張を抱えていることを考えれば、当然でしょう。

     

    本音で話すことは難しくても、話しやすい雰囲気を作ることはできるものです。

     

    人柄を見抜こうと質問攻めにしたり、一語一句聞き逃さないようにと圧迫感のある態度を取ったりしては逆効果。

     

    聞いてくれる人には、話したくなるものです。

     

    相槌を打ちながら相手の話に耳を傾け、応募者の言葉に理解を示すことが大切です。

     

    回答を掘り下げる

     

    応募者は、どのような質問をされるのかを予測しているものです。

     

    転職エージェントを利用したり、転職サイトから情報収集をしたりすると、面接でどのような質問があるかを知ることもできます。

     

    回答をあらかじめ準備しているため、答えがスムーズなこともあります。

     

    人柄をしっかりと理解するためには、応募者の返答をさらに深堀りすることが必要です。

     

    具体的なエピソードを求めたり、なぜそう考えたのかを聞いたり、応募者の本音を引き出すようにしましょう。

     

    人柄を見抜く質問で優秀な人材を採用しよう!

    iStock.com/fizkes1

     

    面接は試験ですが、コミュニケーションの場でもあります。この人と一緒に働きたい!と思える優秀な人材を採用するには、応募者の人柄を見抜くことが重要です。

     

    工夫を凝らした質問と本音が聞き出せる環境作りで、採用活動を成功させましょう!

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