なぜホテルの朝食にバイキングやビュッフェが多いのか?

ホテルが提供する朝食は、バイキングやビュッフェ形式のものが多いですね。たくさんのご馳走が並んで朝からテンションが上がりますが、どうしてこの形式の朝食が多いのでしょうか。ホテル側の事情を探ってみましょう。人気の朝食メニューも紹介します。

ホテルの朝食にバイキングやビュッフェが多い理由は?

バランスシート

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ホテルや旅館の朝食に、バイキングやビュッフェの形式が多いのはどうしてでしょうか。

 

利用客のテンションが上がるから?それもありますが、もっとホテルの経営に直結する理由があるはずです。今回は、ホテルの朝食にバイキングやビュッフェの形式が多いを紐解きます。

 

バイキングやビュッフェ形式でコストを削減・利益を増やす

調理師

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朝食をバイキングやビュッフェの形式にする最大の目的は「コストの削減」「利益を増やす」ことです。

 

ひとりずつの料理よりも、バイキングやビュッフェの方が少ないコストで提供することができるのです。それでは具体的に、どんなコストがなぜ削減できるのかを見ていきましょう。

 

食材のロスを減らす・料理の原価を安く抑える

バイキングやビュッフェのメリットは、提供するメニューを毎日替えられるところです。そのため、賞味期限の近い食材や余った食材有効に活用し、食材のロスを減らすことができるのです。とってもエコなのですね。

 

また、食材は時期によって価格が変動します。その時期に、安く仕入れられる食材を使うことで料理の原価を安くできるのです。

 

人件費をカットできる

大皿に盛られるバイキングビュッフェの料理は、まとまった量を一度に調理することができます。その分、調理スタッフの数や調理にかかる時間を減らすことができます。

 

また、基本的にセルフサービスなので、お客様ひとりひとりに配膳する人材も不要です。

 

このように、ひとりずつ一人前の料理を提供するよりも必要な人手を少なくできるので、朝食の提供に掛かる人件費がカットできるのです。

 

回転率が高く利益を出しやすい

バイキングやビュッフェは回転率が高く、新しいお客様を次々に受け入れやすいのがメリットです。一般的なレストランでは、席に通されてから食事を始めるまで、メニューを選び、オーダーしてから料理が運ばれてくるのを待つという段階があります。

 

これがバイキングやビュッフェでは、席に着いたら好きな料理を持ってきてすぐに食べ始められますね。食事が始まるまでの時間が短くなればひとりあたりの着席時間も短縮できるため、多くのお客様を迎えられます。

 

また、お客様が食べたいものを自分で取る形式なので、スタッフがオーダーを間違えることは起こり得ません。オーダーミスが無い分だけ、時間も食材も無駄にならないのです。

 

ホテルで人気の朝食バイキング・ビュッフェ

いくら食べ放題

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コストを削減し、高い回転率で利益を生み出す朝食バイキングやビュッフェ。たくさんのお客様を呼び込むためには、どうすれば良いのでしょうか。人気の高いホテルの取り組みを紹介します。

 

郷土料理

はるばる遠方まで足を運んだからには、地元の料理を食べないわけにはいきませんよね。朝食バイキング・ビュッフェで郷土料理を提供するホテルは人気があります。

 

宮城県のあるホテルでは「朝食で観光できる」をコンセプトに、県内各地の料理を揃えています。

 

また、珍しい郷土料理と言えば沖縄です。沖縄県内のホテルでは、沖縄料理を提供するとともに、どんな料理なのかを解説したプレートを配置しています。本州の人が食べなれていない料理を提供する上での良い配慮と言えるでしょう。

 

高級食材

旅行雑誌や旅行サイト特集される「朝食が美味しいホテルランキング」では、高級食材を使った朝食を提供するホテルが常にランクインしています。

 

イクラやマグロの食べ放題、ステーキやトリュフを添えたスクランブルエッグを出すホテルには、朝食を目当てに訪れる人も少なくありません。

 

また、ブランド米や高級バターを使った焼き立てのパンなどの、主食に力を入れたホテルや高品質な野菜・果物を使った、手作りスムージーやジャムを提供するホテルもあります。

 

ライブキッチン

シェフやコック、板前がお客様の目の前で調理するライブキッチンのバイキング・ビュッフェも人気があります。ステーキを目の前で焼いてくれたり、すべての作業を客席から見える位置で行うレストランもあります。

 

ライブキッチンの良いところは、できたて熱々の料理が食べられるところですね。プロの手慣れた調理が見られるのも、お客様にとって面白い体験です。

 

調理中の音や匂いで食欲を刺激され、とても美味しく食べて貰えることでしょう。

 

ホテルが朝食に力を入れる理由

チェックアウト

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上記で紹介した通り、各ホテルでさまざまな工夫を凝らした朝食を提供しています。こんなに朝食に力を入れるのはどうしてでしょうか。ホテルで朝食を食べるタイミングです。連泊するお客様以外はチェックアウトまでもう少しという時ですよね。

 

「ピークエンドの法則」という言葉を聞いたことがありますか?サービスを利用する際、ユーザーの印象にもっとも残りやすいのは「ピーク=いちばん盛り上がるところ」と「エンド=終わり」という法則です。

 

ホテルで朝食を摂るのは「エンド」に近いタイミングですね。滞在の締めくくりに、素晴らしい朝食を提供することで「良いホテルだった」と印象付けることができるのです。

 

ビジネスホテルの朝食もすごい

ビジネスホテル朝食

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豪華な朝食を出すのは、シティ・ホテルやリゾートホテルのみならず、最近はビジネスホテルでも朝食バイキング・ビュッフェに力を入れています。

 

ひと昔前まではビジネスホテルの朝食と言えば、トーストとスープにコーヒーといった簡素なものや、卵料理やウィンナーなどの定番のおかずを出すところがほとんどでした。

 

しかし最近ではビジネスホテルの競争が激化したことにより、同業他社との差別化するため、バラエティ豊かなメニューが提供されるようになりました。

 

炊き込みご飯やせいろで蒸した中華まんじゅう、数種類のパンなど、見ているだけでわくわくするような朝食が食べられるビジネスホテルが増えているのです。

 

宿泊施設の形態に関わらず、朝食に力を入れることはこれからの先の生き残りにもはや必須と言えるのではないでしょうか。

 

朝食バイキング・ビュッフェで経営効率が良くなる

増益

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食材費や食材のロス、人件費をカットしながら、ホテルや旅館に対して好印象を持たせる効果が狙える朝食バイキングビュッフェ

 

競争が激しいサービスではありますが、オリジナルの名物メニューなどを開発して同業他社との差別化を進めていきましょう。

 

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